プロ野球ドラフト会議 対照的なドラフト1位候補

複数球団の1位指名が確実視される早大のエース有原航平は22日、東京都西東京市のグラウンドで時折、同僚と談笑するなど穏やかな雰囲気で練習した。大学を通じ「特に他の日と変わらず、落ち着いている」とコメントした。最速156キロの速球と多彩な変化球を持つ大学ナンバーワン投手。「寮でリラックスしてドラフト会議のテレビ中継を見ることができれば」と自然体で運命の瞬間を待つ。早大は二塁手の中村奨吾主将も上位候補で、そろって1位指名の可能性もある。岡村猛監督は「指名された球団で全力を尽くしてほしい」と話した。

1位指名が有力視される済美高(愛媛)の剛腕、安楽智大が22日、松山市内の同校で記者会見に臨み、運命の日を控え「不安な気持ちもたくさんあるが、夢のプロ野球選手に向かってわくわくしている。1位指名は小さいころからの夢」と高ぶる思いを口にした。12球団どこでも入団する意思をあらためて示した。現在は週3回、ジムに通っているほか、遠投や走り込みに取り組んでいるという。昨秋に痛めた右肘も「全く問題ないと言っても大丈夫。練習での痛みや張りもない」と話した。「高校では量をこなして自分に自信を持たせていたが、プロではそれ以上に質のいい練習をしたい」と意欲的に話した。
苦しむイングランド王者=マンC、3戦勝利なし-サッカー欧州CL

交代出場するフェルナンジーニョ(右)に指示を出すマンチェスター・シティーのペジェグリニ監督=21日、モスクワ(AFP=時事)
サッカー欧州チャンピオンズリーグ(CL)で21日、マンチェスター・シティー(イングランド)が敵地でCSKAモスクワ(ロシア)と2-2で引き分けた。イングランド王者は1次リーグE組で白星なしの2分け1敗と苦しんでいる。CSKAがファンの差別行為で処分を受け、無観客試合となった敵地での一戦。マンCは前半38分までに2点を奪いながらリードを守れなかった。後半に集中力を欠いたように失点を重ね、ペジェグリニ監督は「サッカーは前半では終わらない。(ロスタイムも含めて)95分やるんだ」と声を荒らげた。欧州CLは過去の成績を基に組み合わせを決めるため、近年の大型補強で急速に力を付けた新鋭のマンCは、強豪と同居する「死の組」で苦しんできた。昨季は3度目の出場で初の1次リーグ突破を果たして16強。今季はさらなる飛躍を期したが、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)とローマ(イタリア)がいる厳しい組で出遅れた。格下CSKAから勝ち点3を取れなかったのは痛いが、2位ローマとは勝ち点2差。ペジェグリニ監督は「(残り3試合で最大)勝ち点9を上積みできる。突破の可能性はまだある」と望みを捨てていない。イングランド勢は近年、欧州の舞台で苦戦しているが、王者として早期敗退は避けたい。(ロンドン時事)
競馬 2冠狙うワンアンドオンリー力強い動き

競馬のクラシック3冠レース最終戦、第75回菊花賞(26日、京都3000メートル芝、G1の最終追い切りが22日、東西(美浦、栗東)のトレーニングセンターで行われ、日本ダービーとの2冠を狙うワンアンドオンリーが力強い動きを見せた。調教では走らないことで有名な馬が、栗東・坂路(ウッドチップ)コースの併走で堂々と先着した。前半から積極的にリード。ラスト200メートルからいっぱいに追い切って53秒0(800メートル)の時計は、雨上がりの馬場としては上々だった。出走馬と枠順は23日に決まる。
NHL試合結果(21日)
ブルーインズ 5-3 シャークス
レンジャーズ 4-3 デビルズ
メープルリーフス5-2 アイランダーズ
カナディアンズ 2-1 レッドウイングズ
プレデターズ 4-3 コヨーテス
ジェッツ 3-1 ハリケーンズ
ブラックホークス4-0 フライヤーズ
スターズ 6-3 カナックス
パンサーズ 4-3 アバランチ
ライトニング 2-1 フレームズ
(時事)
Android携帯からの投稿