【欧州サッカー】
長谷部がフル出場 乾、小野もプレー
2014.9.29 09:47


ハンブルガーSV戦の前半、競り合うアイントラハト・フランクフルトの長谷部(右)=ハンブルク(共同)
サッカーの欧州各リーグは28日、各地で行われ、ドイツ1部で長谷部誠と乾貴士のアイントラハト・フランクフルトはアウェーでハンブルガーSVに2-1で勝った。長谷部は中央のMFでフル出場し、乾は後半26分から左MFで出場した。


ベルギー1部、GK川島永嗣と小野裕二が所属するスタンダールはホームでリールスと2-2で引き分け。川島はフル出場し、小野は右MFで先発し、後半36分に退いた。

[ロンドン 28日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグは28日、1試合を行い、ウエストブロムウィッチがバーンリーに4─0で圧勝した。ウエストブロムウィッチはサイード・ベライーノが2得点と活躍。国内リーグでは1年ぶりの連勝を飾った。6試合を終えて、ウエストブロムウィッチは勝ち点8の暫定10位。バーンリーは同3で最下位に低迷している。

[北京 28日 ロイター] - テニスの中国オープンは28日、北京で女子シングルス1回戦を行い、第4シードのマリア・シャラポワ(ロシア)はカイア・カネピ(エストニア)を6─4、6─1で下し、2回戦に進んだ。奈良くるみは第11シードのサラ・エラニ(イタリア)を3―6、6―3、6―4で下した。このほか、第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)、第7シードのアンゲリク・ケルバー(ドイツ)も勝ち上がった。
【バレー女子】
日本、中国に敗れD組2位 世界選手権
2014.9.29 08:37

1次リーグの中国戦で、ブロックする日本選手=バリ(ゲッティ=共同)
バレーボール女子の世界選手権第5日は28日、イタリアのバリなどで1次リーグ最終戦が行われ、D組では世界ランキング3位の日本が同5位の中国に2-3で敗れ、3勝2敗の勝ち点11で2位となり、2次リーグに進んだ。中国は5戦全勝の同14で1位となった。日本は主将の木村(東レ)らの奮闘で、0-1で迎えた第2、第3セットを連取。だが第4セットを落とすと最終第5セットも11-15で屈した。日本は10月1日からの2次リーグでA組を突破したクロアチア、ドイツ、イタリア、ドミニカ共和国と対戦する。(共同)
■真鍋政義・日本監督の話「ブロックにやられるケースが多かった。よく2セット取ったと思う。2次リーグの4戦が非常に大事なので、一致団結して死にものぐるいで頑張りたい」
■木村沙織の話「勝ち切れなかったのが、すごく悔しい。こちらが(スパイクを)決め切れず、相手のブロックポイントにしてしまったことが最後に中国を乗せてしまった原因かなと思う」
【アジア大会】
エース福島「銀」 0秒01及ばず涙 陸上・女子100
2014.9.29 09:01 [陸上]

女子100メートルで銀メダルの福島は日の丸をマントにスタンドの声援に応えた(ロイター)
胸を突き出してのフィニッシュも中国の韋永麗に100分の1秒及ばなかった。11秒49。昨年のアジア選手権で敗れた相手に、またも苦杯をなめた。前回広州大会は「よく分かっていなかった」うちに短距離2冠を達成。期待が高まったロンドン五輪、しかし、予選敗退と不本意な結果に終わり、以降、目立った戦果を得られずにいた。大会前、瀧谷コーチは神経質になる福島を、「自分の“位置”をつかみきれていないことが理由かと思う。五輪の後の流れの中で不安を口にすることで(精神の)バランスを取っているのだろう」と見ていた。26歳のエースが仁川を浮上のきっかけにするという強い意志の裏返しだった。ウオーミングアップの動きは良かった。鋭いスタートで先頭にも立った。ただ、「欲が出たんでしょうね」。わずかに後半、硬くなった。
手にしたのは銀メダル。勝ちきれなかったやるせなさと、大舞台で勝負できるところまで戻った充実感が複雑に入り交じる。「55%悔しくて、45%良かった。200メートルもあるし、ここから良いリズムに乗れたら」。最後はあふれる涙をこらえきれなかった。(宝田将志)
【アジア大会】
桐生の“代走”高瀬が「銅」 陸上・男子100
2014.9.29 09:06 [陸上]
欠場の桐生に代わり100メートルへの出場が決まってから1週間。“代走”高瀬が大きな仕事をやってのけた。従来のように弱気にならず、うまく心技体を合わせられたのは「支えてくれた人や桐生のために頑張ろう」との思いがあったから。6月の日本選手権で個人種目の代表に決まっていたら銅メダルはなかったと振り返る。準決勝で自己記録タイの10秒13をマークしたことで、決勝は「10秒0台を狙いにいきすぎた」と前半で力んだ。それでも、崩れず10秒15。夏場にパワー系の練習を積んだうえ、腕の振りと脚の動きを連動するよう調整してきた成果だ。
アジア新記録をたたき出したオグノデの走りを隣のレーンで感じ、「トップスピードで並べていれば勝負できる感覚がある。9秒台を目標にできる所にやっと立てた」。大きな自信をつかむレースとなった。(宝田将志)
Android携帯からの投稿