【プロ野球】
松坂以来 藤浪が2年連続2桁勝利
2014.9.19 21:58

ヒーローインタビューの際、手で10勝目をアピールする阪神・藤浪晋太郎投手。右は福留孝介=甲子園球場(撮影・安部光翁)
阪神の藤浪晋太郎投手(20)が19日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われた中日22回戦で7回3失点と好投し、昨季に続いて10勝に到達した。高校出入団1年目からの2年連続2桁勝利は1999、2000年の西武時代の松坂大輔(メッツ)以来で、セ・リーグでは67、68年の江夏豊(元阪神)以来。藤浪は大阪桐蔭高からドラフト1位で入団した昨季、10勝6敗で防御率2・75だった。今季も先発陣の一角として10勝8敗、防御率は3・50。
【男子ゴルフ】
谷原が首位、石川19位 ANAゴルフ第2日
2014.9.19 18:52

第2日、5番でティーショットを放つ谷原秀人。通算10アンダーで首位=札幌GC輪厚
ANAオープン第2日(19日・北海道札幌GC輪厚=7063ヤード、パー72)日没サスペンデッドとなった第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われ、第2ラウンドを68で回った谷原秀人が通算10アンダーの134で首位に立った。1打差の2位に65をマークして29位から浮上した藤本佳則、第1ラウンド首位の小池一平と宮本勝昌、李尚熹(韓国)が続いた。石川遼は3バーディー、2ボギーの71で通算4アンダーの19位。イーブンパーまでの65選手が決勝ラウンドに進み、2連覇を狙う小田孔明は77と崩れ、予選通過ラインぎりぎりの54位での突破となった。(出場131選手=アマ5、晴れ、気温17・7度、北西の風3・8メートル、観衆2643人)
【アジア大会】
旗手の川中は「精いっぱい、前を向いて」
2014.9.19 22:40

仁川アジア大会の開会式で入場行進する旗手の川中香緒里(共同)
アジア大会の開会式で旗手を務めた川中の表情は、「精いっぱい、日本を代表して前を向いて歩きたい」と話した緊張からか、やや硬かった。全体29番目で登場した日本選手団。旗手を務めたロンドン五輪アーチェリー女子団体の銅メダリストは、174人の先頭で大歓声に包まれたスタジアムを行進した。同五輪銀で重量挙げの三宅が務める主将と合わせ、日本選手団の大役をそろって女子選手が担うのは五輪とアジア大会を通じて初めて。14日の結団式で、日の丸の団旗を受け取ると「ずっしりしていて、重みがある」と背筋を伸ばした。競技を始めたのは、たまたまクラブ活動があったという高校進学後だった。23歳は「最後の1射まで打たないと結果が分からない」と、競技の魅力に目を輝かせる。飛躍の舞台は、2012年夏のロンドン五輪。蟹江美貴、早川漣とともに、男女を通じて同種目の団体戦で初めて手にした銅メダルに「世界で戦っていける大きな自信が芽生えた」と振り返る。アーチェリーの注目度はまだまだ低い。「多くの人に競技を知ってもらえるよう、いい試合をしたい。目標はできるだけ良い色のメダルを取ること」。いつもはおっとりした口調が、大会を前に高ぶった。(田中充)
【アジア大会】
サッカー男女が第3戦に向け調整
2014.9.19 20:21

ネパール戦に向けて調整する大島=安山(共同)
仁川アジア大会に出場しているサッカー男女の日本代表は19日、仁川などで練習し、男子1次リーグD組で21日にネパールとの第3戦を迎えるU-21(21歳以下)代表はMF大島(川崎)らがミニゲームなどで調整した。DF西野(G大阪)は右膝の炎症のため別メニューだった。ライバルと目されるイラクに第2戦で1-3の完敗を喫し、選手たちは守備の修正点などを話し合ったという。手倉森監督は「DFは相手にやられた経験がその後に生きる。負けから学び、大会を通じて成長するのが大事」と前向きに話した。ヨルダン戦の大勝から一夜明けた女子の「なでしこジャパン」は軽めに汗を流した。負傷しているFW高瀬(INAC神戸)やMF猶本(浦和)DF長船(仙台)は別メニューで調整した。(共同)
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