【男子ゴルフ】
石川3位浮上、松山は23位 セガサミー・カップ第3日
2014.7.5 16:28

3日目、通算スコア-6で、首位に二打差の三位につけた石川遼(13番ホールのティーショット)=ザ・ノースカントリーゴルフクラブ=(撮影・高橋茂夫)
 男子ゴルフの長嶋茂雄招待セガサミー・カップは5日、北海道ザ・ノースカントリーGC(7050ヤード、パー71)で第3ラウンドを行い、今季国内3戦目の石川遼が5バーディー、1ボギーの67で回り通算6アンダーの207で首位と2打差の3位に浮上した。今季2勝目を狙う小田孔明が4バーディー、2ボギーの69にまとめ通算8アンダーでトップを守った。国内初戦の松山英樹は3日連続のイーブンパーで23位。山下和宏が1打差の2位、藤本佳則が3打差の4位につけた。昨年優勝の薗田峻輔は通算1アンダーの13位、ツアー選手権森ビル杯を制した竹谷佳孝は23位。(賞金総額2億円、優勝4000万円)

【男子ゴルフ】
肩落とす松山「苦しい流れ」 3日続けてボギー先行
2014.7.5 18:32

3日目、通算スコアがイーブンパーで23位タイに終わった松山英樹=ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(撮影・高橋茂夫)
 またも71と伸ばせなかった松山は「3日続けて同じような、苦しい流れ」と肩を落とした。ボギーが先行してその後取り返す展開が第1日から続いている。米ツアー初優勝から約1カ月を経ての凱旋試合だが、本来の力を発揮できていない。特にパットの不調が目立ち、この日の2ボギーはいずれも3パットだった。「いいショットが続いても最後のパットで流れがつかみきれない。何が悪いのか。しっかり練習して(最終日は)全力で頑張るだけ」と話した。

【女子ゴルフ】
若林が首位キープ、横峯3位に後退 日医工第2日
2014.7.5 17:08

日医工女子オープンゴルフトーナメント、2日。5Hティーショットを放つ若林舞衣子=富山・八尾カントリークラブ(撮影・彦野公太朗)
 女子ゴルフの日医工女子は5日、富山市八尾CC(6454ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われ、首位スタートの若林舞衣子が7バーディー、2ボギーの67で回り首位を守った。2打差の2位にジョン・ヨンジュ(韓国)、さらに1打差の3位には横峯さくらがつけた。前週優勝の酒井美紀は通算2アンダーで37位。1アンダーまでの51人が決勝ラウンドに進み、日本女子アマチュア選手権を制した福島・学法石川高2年の蛭田みな美は予選落ちした。(賞金総額6000万円、優勝1080万円、出場104選手=アマ4人、曇り、東の風1・4メートル、観衆3470人)

【女子ゴルフ】
若林充実「ライン読める」 2年ぶりVへ視界良好
2014.7.5 17:46

日医工女子オープンゴルフトーナメント、2日。ホールアウトした握手する横峯さくらと若林舞衣子=富山・八尾カントリークラブ(撮影・彦野公太朗)
 2012年の西陣レディース以来、2年ぶり3度目の栄冠に向けて視界は良好だ。若林は前日からのパットの調子を維持して単独首位に立ち「ラインがすごく読めて自信になっている」と充実した表情を見せた。同じ首位発進の横峯が我慢のプレーをするのを横目に出足から勢いに乗った。2番から3連続で4メートルを沈めると、この日初めてボギーをたたいた後の8番ではすぐさま6メートルを決め「こんなに入ることはない」と振り返った。師事する岡本綾子からは「数字を残せ、数字を残せ」と呪文のように言われており、久しぶりに手繰り寄せたチャンスを逃すつもりは毛頭ない。ツアーが休みの来週は沖縄の離島でバカンスを予定しているといい「やるべきことをやればできる。気持ちよく休みたい」と意欲を示した。

【女子ゴルフ】
横峯、またもボギーなし 逆転Vへ「自分のプレーを」
2014.7.5 18:02

日医工女子オープンゴルフトーナメント、2日。9Hバーディーを決めて声援に応える横峯さくら=富山・八尾カントリークラブ(撮影・彦野公太朗)
 この日の目標に掲げた4アンダーには2打届かなかった。横峯は「グリーンのスピードとラインが合っていなかった」と振り返ったが、2日続けてボギーなしで最終日最終組に残った。前半で一つスコアを伸ばし、18番では4メートルを沈めてギャラリーを沸かせることも忘れなかった。逆転優勝に向けては「届かない位置ではない。自分のプレーに徹したい」と淡々と語った。