MLB=イチローが代打でヒット、青木は適時打
2014年 06月 8日 13:22
[7日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は7日、各地で試合を行い、ヤンキースのイチロー外野手は、敵地で行われたロイヤルズ戦の9回に代打で出場。ライト前ヒットを打ち、1打数1安打だった。ロイヤルズの青木宣親外野手は、この試合に1番・右翼で先発出場。適時打を放ち、4打数1安打、1打点の成績だった。ロイヤルズが8─4で勝った。レッドソックスの田沢純一投手は、敵地で行われたタイガース戦の6回1死から3番手として登板。2/3回を2安打、1失点の内容だった。レッドソックスは6─8で敗れた。
■青木の話「(六回の左翼線適時打は)狙ったわけではないが、自分のポイントでしっかり振った結果、あそこにいった。とにかく強い打球を打とうと思って打席に立っている。(8日の黒田との対戦に向け)日本時代とは投球も変わっている。集中して打席に立ちたい」(共同)
F1=カナダGP予選でロズベルクPP、小林は20番手
2014年 06月 8日 09:57
[モントリオール 7日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第7戦、カナダ・グランプリ(GP)は7日、モントリオールで公式予選を行い、個人総合首位のニコ・ロズベルク(ドイツ、メルセデス)がポールポジション(PP)を獲得した。開幕から6連勝中のメルセデス勢は、今季7戦すべてでPPを獲得。ロズベルクのチームメート、ルイス・ハミルトン(英国)が2番手、セバスチャン・フェテル(ドイツ、レッドブル・ルノー)が3番手に入った。バルテリ・ボッタス(フィンランド)が4番手、フェリペ・マッサ(ブラジル)が5番手とウィリアムズ・メルセデス勢が続き、ダニエル・リカルド(オーストラリア、レッドブル・ルノー)は6番手、フェルナンド・アロンソ(スペイン、フェラーリ)は7番手だった。小林可夢偉(ケータハム・ルノー)は20番手だった。
NBA=ヒートのジェームズ、足けいれんの痛みは改善
2014年 06月 8日 12:32
[サンアントニオ 7日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)のファイナル第2戦は8日、サンアントニオで行われる。初戦に敗れた昨季王者ヒートは敵地で2連敗を喫するわけにはいかないが、主力のレブロン・ジェームズは経験の豊富さを挙げ、心配ないと述べた。
ジェームズは初戦の第4クオーター残り約4分、2点を追う状況で足にけいれんを起こし、ベンチに退いた。ヒートはそれからスパーズの猛攻にさらされて点差の拡大を許し95─110で敗れた。7日の会見でジェームズはけいれんについて「痛みは消えつつある。前日よりもずっといいし、もう1日休めるので当日はかなり改善しているだろう」と述べた。4年連続のファイナル進出を果たしたヒートは、プレーオフで敗戦を喫した次の試合では目下12連勝中。ジェームズは、ヒートにはプレーオフでの敗戦から立て直すノウハウがあるとコメント。「われわれには十分な経験があるし、前の試合でおかしたミスを無視したりしない。それによって、次の試合に一層備えることが出来る」と語った。エリック・スポールストラ監督は初戦の敗因について「特に第4クオーターにオフェンスが雑になった」と分析。「ミスをなくして正確にオフェンスを実行し、まだ勝機が残っている場面で一方的に押しまくられないようにしたい」と語った。
【陸上】
20連覇の室伏 長く一線を続ける秘訣は「自分の体をよく知る」
2014.6.7 20:25
男子ハンマー投げで20連覇を達成したミズノ・室伏広治=7日、とうほう・みんなのスタジアム(撮影・桐山弘太)
大本命は大本命らしく偉業を成し遂げた。室伏は1投目を終えると軽くガッツポーズ。71メートル85。この記録を残る17人は越えられない。強い雨の中、3投目の73メートル93がこの日の最高となり、2位を6メートル以上引き離した。「大事な試合と思って臨んだ。一つ一つ、どの試合が欠けても20連覇はできなかった」。ライバル不在という側面はあるにせよ、簡単に積み上げられる数字では決してない。父の重信さんによると、2005年は腰痛に苦しみ、そして今年も窮地に直面した。4月に盲腸を患い5日間ほど入院を余儀なくされたのだ。手術を回避して治療する姿に、父は日本選手権への意欲を感じたという。重信さんは、室伏が長く一線で活躍できる秘訣(ひけつ)は「自分の体をよく知るところ」と見る。子供の頃、テニスや水泳、野球、少林寺拳法などさまざまな動きに親しんだことで神経系が発達。体の変化に適応した練習や投法、休養を見いだしてきたと指摘する。絶対王者も39歳。加齢による衰えは訪れる。「臀部の筋肉が先に落ちてくる。骨盤などを支えられなくなる」と室伏。投擲(とうてき)の本数は減り、体のケアを充実させながら練習の質を上げることを心掛けているという。9月のアジア大会への出場は不透明。2年後のリオデジャネイロ五輪もまだ見えない。それでも「今はけがをしていないのが自信になる」と大きく胸を張った。(宝田将志)




