【プロ野球】
神7-5ヤ 阪神が5点差逆転
2014.4.19 18:19

5回、マウロ・ゴメスがレフトに同点2点本塁打を放つ=甲子園球場(撮影・安部光翁)

7回、中継ぎの安藤優也投手=甲子園球場(撮影・安部光翁) 阪神が5点差を逆転した。三回に3連続適時打で2点差とし、五回はゴメスの2号2ランで同点。六回には上本の適時打などで2点を勝ち越した。救援陣は三回途中から無失点でリレーした。ヤクルトは4連敗。石川が六回途中7失点。

【プロ野球】
阪神ゴメス、パワー全開同点2号「これからたくさん打つ」
2014.4.19 20:22

ヒーローインタビューで笑顔を見せる上本博紀とマウロ・ゴメス(右)=甲子園球場(撮影・安部光翁)
 左翼手のバレンティンは打球を目で追いもしなかった。それほどの痛打が、阪神の新外国人ゴメスの持ち味。2点を追う五回1死一塁、本拠地初の同点2号2ランが中段に突き刺さり、4番打者は「甲子園で打てて格別だね」とほほを緩めた。石川の外角に沈む変化球を、腕をめいっぱい伸ばして打ち抜き、「打った瞬間、本塁打と分かった」という。二回の右前打、三回の中前適時打と併せて今季2度目の3安打。開幕からの連続試合出塁は20まで伸ばした。開幕前は変化球に手を出す悪癖が指摘されてきたが「ボールの見極めは思った以上」と関川打撃コーチ。17日の広島戦で待望の1号も放ち、本来の飛距離も見せ始めた。和田監督は「(ボールにバットを)ぶつければというスイングに変えて打球の質が変わった」と、あえて打球に角度を求めなくなった姿を要因に挙げる。5点を先行される劣勢を振り出しに戻せば、決勝打は上本の仕事だった。六回1死一、二塁から直前の新人梅野を敬遠気味に歩かされ、「冷静に、と言い聞かせた」と決勝打を中前に弾いた。「今年は最後まで諦めない気持ちとはね返す力がある」とは甲子園7連勝とした指揮官の実感だろう。懸案だった「真の4番」の不在。鍵を握るゴメスは「これからはたくさん本塁打を打って、チームに貢献したいね」と高らかに予告した。(坂井朝彦)

【Jリーグ】
神戸4連勝で暫定首位 徳島は開幕8連敗
2014.4.19 20:22

4連勝で暫定首位に立ち、喜ぶ小川(中央)ら神戸イレブン=カシマ
 J1第8節第1日は19日、カシマスタジアムなどで8試合を行い、神戸が鹿島に3-2で逆転勝ちし、連勝を4に伸ばした。勝ち点を17とし、20日に新潟と対戦する広島を上回って暫定首位に立った。浦和は川崎を1-0で退け同16。前節5位の鳥栖は仙台に3-0で快勝し、勝ち点15。清水はノバコビッチの2ゴールなどで徳島に4-0で大勝し、3連勝で同13とした。徳島は開幕8連敗となった。

【なでしこリーグ】
INAC神戸は引き分け
2014.4.19 18:32
 サッカー女子のプレナスなでしこリーグ・レギュラーシリーズ第4節第1日は19日、岡山・kankoスタジアムなどで2試合が行われ、4連覇を狙うINAC神戸は岡山湯郷と1-1で引き分けた。勝ち点はINAC神戸が4で岡山湯郷は7。新潟は千葉を2-1で下し、勝ち点を7に伸ばした。千葉は同6。

【自転車】
男子ケイリンは渡辺が連覇 全日本選手権
2014.4.19 19:45
 自転車の全日本選手権トラック種目第1日は19日、福島県泉崎国際サイクルスタジアムで行われ、ケイリンは男子でロンドン五輪代表の渡辺一成(JPCA)が2年連続2度目の優勝を果たした。女子は中川諒子(JPCA)が初制覇した。男子1000メートルタイムトライアルは脇本雄太(JPCA)が1分5秒644で初優勝。同4000メートル個人追い抜きは橋本英也(鹿屋体大)が4分46秒604で4連覇を果たし、女子3000メートル個人追い抜きは塚越さくら(鹿屋体大)が2連覇した。