【フィギュア】
高橋「続行には覚悟必要」 浅田らと復興支援演技会
2014.4.2 21:31 [フィギュアスケート]

「東日本大震災チャリティー演技会」で募金活動する浅田真央と高橋大輔(左端)=神戸市立ポートアイランドスポーツセンター(撮影・山下香)
 フィギュアスケート男子の高橋大輔(関大大学院)は2日、注目の進退について「続けるとなれば1年、2年でなく次の五輪を目指してしまう。相当な覚悟がいる。覚悟を持ったら現役を続けたい。やめる(決断を下す)のは一番難しい」と心境を語った。神戸市内で女子の浅田真央(中京大)や引退した織田信成さんらと東日本大震災の復興支援演技会に参加し、演技せずに進行役を務めた。右膝故障の影響でソチ冬季五輪は6位に終わり、世界選手権は欠場したが、完治の見込みはあるという。「(春や夏の)ショーに向けてスケートと向き合う中で、ゆっくり考えていけたらいい」と決断を急がない考えを示した。浅田は進退に触れなかった。希望や願いをテーマに「ジュピター」で滑る演目を披露し「五輪も終わり、気持ちも落ち着いたので何かできることはないかと思って参加した」と話した。

【スノボ】
家根谷優勝、竹内は棄権 全日本選手権
2014.4.2 17:36

女子パラレル大回転で優勝した家根谷依里=ルスツリゾート

女子パラレル大回転で8位の竹内智香=ルスツリゾート
 スノーボードの全日本選手権第3日は2日、北海道ルスツリゾートでパラレル大回転が行われ、女子はバンクーバー冬季五輪代表の家根谷依里(大林組)が優勝し、決勝で韓国選手に敗れた昨年を含め、2年連続5度目の日本一となった。ソチ五輪銀メダルの竹内智香(広島ガス)は予選を通過したが、調整不足を理由に決勝トーナメント1回戦を棄権し、8位だった。男子は吉岡健太郎(上富良野連盟)が池明坤(韓国)に決勝で敗れたものの、3年ぶり2度目の日本タイトル獲得となった。

【スノボ】
平岡、大学生活を心待ち 立命大の入学式に出席
2014.4.2 16:03

入学式に臨む平岡卓選手(前列左)=滋賀県草津市の立命館大びわこ・くさつキャンパス
 ソチ五輪のスノーボード男子ハーフパイプの銅メダリスト、平岡卓(フッド)が2日、滋賀県草津市内で行われた立命大の入学式に出席した。スーツ姿で初々しい表情を見せ「ボードを中心にやっていきたいけど、いろいろ経験できるので楽しみ」と大学生活を心待ちにした。スポーツ健康科学部に入学する18歳。4年後の平昌五輪では金メダルを目指すというが「来られるときに来て、うまくやっていけたら。英語とか、スポーツに関わることを勉強したい」と両立を誓った。

高梨沙羅、日体大進学を保留
2014年 04月 2日 20:24
 ノルディックスキー・ジャンプ女子で17歳の高梨沙羅が、高校卒業前に大学に進める「飛び入学入試」で合格した日体大への進学を保留することを2日、関係者が明らかにした。入学手続きは済ませており、途中から進学するのは可能という。競技と学業を両立できるか引き続き検討して判断する。日体大の飛び入学入試は五輪や国際大会の上位入賞など、スポーツで特に優れた資質を持つことなどが受験条件。ワールドカップ(W杯)個人総合で2連覇した高梨は3月上旬に合格した。2012年8月には文科省が実施する高校卒業程度認定試験(旧大検)をパスしている。現在は通常なら高校3年生に相当する。