【ジャンプ】
高梨が逆転V、今季9勝目 シーズン最多に並ぶ W杯女子第12戦
2014.2.2 01:04
高梨沙羅の1回目のジャンプ=1日、ヒンツェンバッハ(共同)
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は1日、オーストリアのヒンツェンバッハで個人第12戦(HS94メートル、K点85メートル)が行われ、ソチ五輪の金メダル候補で17歳の高梨沙羅(クラレ)は合計231・7点で優勝し、今季9勝目、通算18勝目をマークした。女子シーズン9勝は2011~12年のサラ・ヘンドリクソン(米国)に並ぶ最多記録。高梨は1回目を87メートルで2位につけ、2回目は90メートルで逆転した。2位はダニエラ・イラシュコ(オーストリア)。1回目トップのマヤ・ブティッチ(スロベニア)は3位だった。五輪代表の伊藤有希(土屋ホーム)は83メートル、83・5メートルの213・8点で5位に入った。岩渕香里(松本大)は16位、茂野美咲(CHINTAI)は22位、渡瀬あゆみ(アインファーマシーズ)は27位。五輪代表の山田優梨菜(長野・白馬高)は1回目で37位に終わり、2回目に進めなかった。
◆高梨沙羅「1回目は自分の中で納得がいかないジャンプが出たので、2回目に巻き返せてよかった。2回目までに、もう一度助走を再確認して集中した」(共同)
【ジャンプ】
葛西4位、ストッホ優勝 W杯男子第19戦
2014.2.2 09:09
4位となった葛西紀明=ビリンゲン(AP=共同)
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は1日、ドイツのビリンゲンで個人第19戦(HS145メートル、K点130メートル)が行われ、ソチ冬季五輪でメダル獲得を目指す41歳の葛西紀明(土屋ホーム)は142メートル、140メートルの253・9点で4位だった。1回目に3位だったが、2回目で順位を落とした。カミル・ストッホ(ポーランド)が139・5メートル、145・5メートルの263・2点で今季3勝目、通算10勝目を挙げた。伊東大貴(雪印メグミルク)は134・5メートル、146メートルの241・7点で9位に入った。清水礼留飛(雪印メグミルク)は24位、渡瀬雄太(雪印メグミルク)は28位だった。(共同)
■葛西紀明の話 (2回目は)失敗した。勝てるという気持ちになって力が入った。自分の飛び出しではなかった。
■伊東大貴の話 今は最低限のことはできている。これを続けることを心掛ける。調子を崩した(年末年始の)ジャンプ週間のときよりも、ずっといい。
■清水礼留飛の話 2回目は気持ちが入り過ぎて失敗した。(助走路の)滑りで重心が前に行き過ぎたのが失敗の原因。(いずれも共同)
スノボ竹内、決勝で敗れ2位
2014年 02月 2日 01:04
【スーデルフェルト(ドイツ)共同】スノーボードのワールドカップ(W杯)は1日、ドイツのスーデルフェルトでパラレル大回転最終戦が行われ、女子でソチ冬季五輪代表の竹内智香(広島ガス)が2位となった。竹内は予選10位で上位16人による決勝トーナメントに進み、決勝はパトリツィア・クマー(スイス)に敗れた。今季のパラレル大回転は3戦全て2位。男子の吉岡健太郎(上富良野連盟)は予選で25位に終わり、決勝進出を逃した。
上村ら選手団本隊、ソチに到着
2014年 02月 1日
【ソチ共同】7日開幕のソチ冬季五輪に出場する日本選手団の本隊が1日、空路でロシア南部のソチに到着し、橋本聖子団長は「いよいよ始まったなという感じ。選手は今までやってきたことを思い切って出してほしい」と大舞台での奮闘に期待した。5度目の五輪となるフリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子(北野建設)は、空港で出迎えた約40人の報道陣を前に「たくさんの人が興味を持っていると感じる」と話した。右膝靱帯損傷を押して出場を目指す伊藤みき(北野建設)は「五輪の大きさを感じる。代表としてソチ入りしたことを光栄に思う」と笑顔で語った。
IH女子代表、ソチ到着
2014年 02月 2日 11:20
【ソチ共同】ソチ冬季五輪に出場するアイスホッケー女子の日本代表が1日、合宿先のチェコからソチに到着し、主将の大沢ちほは「ロシアに入って、いよいよ五輪だなと思った。チームはすごくいい状態になってきた」と胸の高鳴りを抑えるように意気込みを語った。開催国枠で出場した長野五輪以来、4大会ぶりの舞台。1月29、30日のチェコ代表との強化試合に2連勝し、エースの久保英恵は「全員が同じ方向に向いて日本のアイスホッケーができている。五輪本番で100パーセントのスマイルを見せられるように頑張りたい」とチームの愛称「スマイルジャパン」にちなんで手応えを口にした。





