【なでしこ】
川澄が米プロリーグ移籍へ なでしこジャパンの主力
2014.1.29 18:07
川澄奈穂美
サッカー女子日本代表MF川澄奈穂美(28)が米プロリーグのNWSLに移籍することが29日、分かった。川澄が所属するINAC神戸の山下恭典ゼネラルマネジャーは「米国に行く方向で動いている」と期限付き移籍の意向を示し、リーグとの契約になるために移籍先は未定と話した。川澄は豊富な運動量と得点力を武器に2011年ワールドカップ・ドイツ大会優勝や12年ロンドン五輪銀メダルに貢献し、INAC神戸では昨季主将として4冠獲得の原動力となった。同じくINAC神戸に所属する日本代表DF近賀ゆかり(29)のアーセナル(イングランド)移籍が確実となっていることも明らかになった。
【スケート国体】
ショート菊池、斎藤が2冠 フィギュア少年は宇野V
2014.1.29 18:44
ショートトラック少年女子500メートルで優勝した菊池純礼=今市青少年SC
国民体育大会冬季大会スケート、アイスホッケー競技会第2日は29日、栃木県日光市の今市青少年スポーツセンターなどで行われ、スピードスケート・ショートトラック少年女子500メートルで菊池純礼(長野・小海高)が優勝、1000メートルと合わせて3年連続の2種目制覇を達成した。成年女子500メートルは斎藤仁美(神奈川・オーエンス)が制し、1000メートルとの2冠に輝いた。フィギュアの少年男子は全国高校選手権優勝の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)がショートプログラムに続いてフリーも1位となり、合計210・78点で勝った。
美大生にイナバウアー披露 荒川静香さん、秋田で速写モデル
2014.1.29 20:07
秋田公立美術大の学生を前に見事なイナバウアーを披露する荒川静香さん=29日、秋田市新屋町の秋田県立スケート場(渡辺浩撮影)
フィギュアスケート女子の2006年トリノ冬季五輪金メダリスト、荒川静香さん(32)が29日、客員教授を務める秋田公立美術大(秋田市)の学生に初講義を行い、美や表現力を教えた。秋田県立スケート場で約1時間練習する様子を約130人の学生がクロッキー(速写)。得意技のイナバウアーが1度だけ披露されると、鉛筆を走らせる学生たちから「おー」とどよめきが漏れた。クロッキーを終えた1年生の小山真実さん(19)=仙台市出身=は「動いているものを描くのはやはり難しい。荒川さんのスケーティングを見られるのは人生に1度だと思うので緊張した。テレビで見るよりスタイルがよかった」と話していた。夕方からは秋田市内のホテルで現代芸術家の高嶺格(ただす)准教授との対談形式で特別講義し、五輪競技と現代美術の表現方法について語り合った。ソチ五輪の民放番組でメーンキャスターに決まるなど多忙な荒川さんは、対談が終わると慌ただしく秋田を後にした。秋田公立美術大は秋田公立美術工芸短大が4年制大学に移行して昨年4月に開学。前年に田中真紀子文部科学相(当時)がいったん開学を不認可としたことで話題になった。荒川さんを客員教授にすることでイメージアップを図る意向だが、3月までの荒川さんの任期中、講義はこの日の1回だけ。大学によると、4月以降も委嘱するかどうかは未定という。
【競馬】
1番人気ホッコータルマエが優勝 GI川崎記念
2014.1.29 18:04
第63回川崎記念を制したホッコータルマエ(右)=川崎競馬場
地方競馬の第63回川崎記念(2100メートルダート、統一GI)は29日、川崎市の川崎競馬場で行われ、1番人気で中央所属のホッコータルマエ(幸英明騎乗)が2分13秒8で優勝し、統一GI5勝目を挙げるとともに1着賞金6000万円を獲得した。2番手を進んだホッコータルマエは最後の直線で早めに抜け出し、3番人気のムスカテールの追撃を1/2馬身抑えた。さらに、5馬身差の3着には逃げた2番人気のトウショウフリークが粘り、中央勢が上位を独占した。払戻金は単勝が110円、枠複は〔4〕〔5〕で520円、枠単は〔5〕〔4〕で560円、馬複は(4)(5)で540円、馬単は(5)(4)で580円、3連複は(3)(4)(5)で280円、3連単は(5)(4)(3)で880円、ワイドは(4)(5)が190円、(3)(5)が110円、(3)(4)が260円。



