日本、ブラジルに完敗し3位
2013年 11月 17日
バレーボールのワールドグランドチャンピオンズカップ女子大会最終日は17日、東京体育館で行われ、ロンドン五輪銅メダルの日本は五輪女王ブラジルに0―3で完敗して初優勝を逃し、3勝2敗の勝ち点9で過去最高に並ぶ3位となった。ブラジルが5戦全勝の同15で2大会ぶり2度目の優勝を決めた。日本は第1セットを石井らの活躍でリードしたが、追い付かれて27―29で奪われた。その後は調子を取り戻したブラジルに14―25、18―25と圧倒された。世界ランキング2位の米国がドミニカ共和国を3―1で下し、2位。
【バレー】
主将木村が牽引、納得の銅
2013.11.17 23:35
バレーボール女子 グラチャン2013 日本対ブラジル 第3セット ブラジルの高さに苦戦した日本=17日、東京体育館(鈴木健児撮影)
金メダル争いの大一番。日本は世界女王のブラジルを相手に第1セット最大5点のリードを奪いながら、逆転され完敗を喫した。結果は3位。それでも木村は「若い選手が入ってもロンドン五輪より順位を下げなかった。自信を持って来季につなげたい」と下を向かなかった。高校生代表として注目された10年前。エースに成長し意識と役割も大きく変わった。ロンドンでメダルを獲得し今季限りで引退するつもりが、真鍋監督に「リオで金を取るにはお前しかいない」と頭を下げられ、小学2年からのバレー人生で初めて主将になった。チーム一丸の雰囲気づくりを大事にし、ミスをしてもワンプレーごとに円陣を組み目を合わせ声をかけ合う。「(木村)沙織さんについていきたい」という迫田は、今大会のベストスパイカー賞に選ばれた。総得点ランキングでは、初代表の石井が日本最上位の4位に入った。主将は仲間の力も最大限に引き出した。世界の大陸王者と顔を合わせた今大会。アタッカー陣を増やした新戦術は、連携が崩れると連続失点する場面が少なくなかった。木村は「良い面と悪い面で課題が見えた」とうなずき、真鍋監督は「今後どうするか、まずはしっかり検証したい」と力を込める。世界一を目指す1年目としては合格点だった。(青山綾里)
フィギュア羽生、4回転を披露
2013年 11月 18日 00:33
【パリ共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、フランス杯で2位に入った男子の羽生結弦が17日、パリで行われた上位選手らによるエキシビションに出演し、4回転トーループと2度のトリプルアクセルを決める圧巻の演技で観客を魅了した。進出を決めたGPファイナル(12月・福岡)で日本人最上位メダリストになれば、ソチ冬季五輪代表入りに前進する。「とにかく表彰台に上りたい。久しぶりに金色(のメダル)も見たい。(選考の)条件をクリアして気楽に全日本選手権に行けたらいい」と意欲を語った。
アルペン第1戦、湯浅は19位
2013年 11月 17日
【レビ(フィンランド)共同】アルペンスキーのワールドカップ(W杯)男子回転第1戦は17日、フィンランドのレビで行われ、日本のエース湯浅直樹(スポーツアルペンク)は1回目の30位から2回目に順位を上げ、合計タイム1分48秒13で19位となった。昨季総合覇者で種目別も制したマルセル・ヒルシャー(オーストリア)が1回目の首位を守り、合計タイム1分45秒42で今季初勝利、通算19勝目を挙げた。マリオ・マット(オーストリア)が0秒62差の2位、ヘンリク・クリストファーシェン(ノルウェー)が3位だった。
亜大、明大が4強に進出
2013年 11月 17日
明治神宮野球大会第2日は17日、神宮球場で準々決勝が行われ、大学の部で亜大(東都)と明大(東京六大学)が勝ち上がってベスト4に進んだ。高校の部は今治西(四国)と岩国(中国)が準決勝に進出した。亜大は九里が7回無失点と好投し、打線も11安打で7点を挙げて八戸学院大(東北)を7―0の八回コールドゲームで退けた。明大は2本の2点本塁打と4人の継投が決まり、道都大(北海道)を4―1で下した。




