【プロ野球】
阪神西岡が特打 バテていても広角打法健在
2013.2.5 19:54
プロ野球阪神宜野座キャンプ 打撃練習する西岡剛＝５日、沖縄県宜野座村（撮影・鳥越瑞絵）
阪神に新加入した西岡が鳥谷とともに、今キャンプ初のランチ特打を実施。５４スイングで柵越えこそなかったものの、左打席から軽いスイングで、ライナー性の打球を広角に打ち分けた。６勤１休の５日目だけに、さしものスピードスターも「今日の特打は少しバテていた。切れが悪くなってきている」と話す。ただ、「（疲れは）想定内のこと。第２クールはもっと量を増やして打ち込んでいこうと考えている」と頼もしかった。（宜野座）
【プロ野球】
「一塁・鳥谷」も？
2013.2.6 00:15
守備練習に取り組む阪神の鳥谷＝宜野座村営野球場（岡田亮二撮影）
本職は遊撃手だがＷＢＣに備えて二塁と三塁での守備練習にも取り組んでいる阪神の鳥谷が、一塁手として起用される構想もあるようだ。視察に訪れたＷＢＣ日本代表の緒方コーチが鳥谷の一塁手としての適性を確認。和田監督は「十分可能でしょう」と答えた。（宜野座）
【プロ野球】
球児の後継者、阪神久保がイメチェン目指す
2013.2.5 19:56
ブルペン投球 久保康友 ＝宜野座村営野球場(中川春佳撮影)
阪神で新しい役割に取り組んでいる一人が、今季、先発からストッパーに転向する久保。米大リーグ・カブスに移籍した藤川の後を継ぐ形で配転となり「大事なポジションになってくる。責任感を持ってやっていく」と、キャンプでの調整方法も大きく変えている。昨年までは投球練習を行わない日も多かったが、今キャンプはほぼ毎日ブルペン入り。５日も、キャンプ最多の７２球を意欲的に投げ込んだ。だが「まだ今は（出来が）ばらける。少ない球数を毎日投げ続けるのが苦手だが、体を慣らしていきたい。毎日同じようなパフォーマンスを出せるようにしないと」と、抑え投手の調整法には若干、戸惑いもみせる。そんな新米ストッパーの成功のカギを握るのが、正捕手の藤井。この日、ブルペンで久保の球を受け「彼らしい、丁寧な球が来た」と評した一方、「配球面では、先発と抑えで組み立て方が違う。僕も打者の打ちとり方のシミュレーションなど、オフにしてきたし、話しあっていく」と、投球スタイルの“イメチェン”を促すという。これまで技巧派のイメージが強かった久保も「遊び球がなくなるし、いいボールをどんどん投げないといけない」と変身の必要性を自覚しているが、藤川のように打者を力でねじ伏せる投球スタイルへのモデルチェンジがうまくいくのか、注目だ。（上阪正人）
【プロ野球】
１８歳阪神・松田が猛アピール マートン、コンラッド斬り
2013.2.4 21:52
阪神宜野座キャンプ 打撃投手を務めたコンラッドと握手する松田遼馬＝４日、沖縄県宜野座村（撮影・鳥越瑞絵）
阪神２年目の松田が打撃投手を務め、猛アピール。威力十分の直球でマートンを２５スイングで柵越え１本、コンラッドも１７スイングで柵越え１本に抑えた。ほとんどが差し込まれた打球で、マートンからは直球で空振りも奪い、松田は「いい感じで投げられた。（主力級と）対戦できたのは勉強になった」と納得の表情。マートンは「ナイスな真っすぐ。１４８キロは出ていたかもね」と、１８歳の若武者に感心しきりだった。（宜野座）
【プロ野球】
阪神の藤浪を巨人が警戒
2013.2.4 18:38
ブルペン投球で帽子を直す藤浪晋太郎＝４日、宜野座村営野球場(中川春佳撮影)
２日ぶりにブルペン入りしたドラフト１位新人の藤浪（大阪桐蔭高）は、これまで通り捕手を立たせて直球のみで、５０球を投げ込んだ。視察した巨人の三井編成本部統括ディレクターは「打者の手元でスピンが効いている。先発陣の５、６人目に入ってくるだろう」と警戒を強めた。首脳陣の球数制限いっぱいまで投げた藤浪は「（５０球以下であれば）好きにしていいと言われたので。良くも悪くもなかった」と振り返り、視察については「まだ見られてどうこう言われる球ではない」と控えめだった。（宜野座）
【プロ野球】
阪神・筒井が宜野座キャンプを離脱 「左肩関節周囲炎」で
2013.2.4 11:33
阪神の筒井が４日、「左肩関節周囲炎」のため沖縄・宜野座でのキャンプを離脱した。杉本チーフトレーナーによると、発症は１月中で「２日間ノースローで様子を見たが、状態が上がらなかった」と説明。同日から２軍キャンプ地の高知県安芸市で調整する。