天理・中谷、テンポ良く完投 高校野球第8日
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鳥取城北―天理 4回表鳥取城北2死一塁、佐藤は左越えに適時二塁打を放つ。捕手舩曳=細川卓撮影
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鳥取城北―天理 2回裏天理2死満塁、早田の左前安打で三塁走者稲別(3)に続き二塁走者木村が生還。投手平田(1)、次打者東原(8)=白井伸洋撮影
(16日、天理6―2鳥取城北)
 天理の中谷がテンポの良い投球で完投した。序盤は変化球が抜ける場面もあったが、直球で詰まらせ、3回までは完全投球で流れを引き寄せた。打線は2回に4本の単打などで4点を奪った。鳥取城北は四球や失策が失点に結びついたのが悔やまれる。


浦添商、序盤に突き放し快勝 高校野球第8日
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滝川二―浦添商 1回裏浦添商無死三塁、大城利は先制の中犠飛を放つ。捕手大杉=細川卓撮影
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滝川二―浦添商 3回表滝川二2死、松尾は右前に安打を放つ。捕手伊良波=細川卓撮影
(16日、浦添商6―1滝川二)
 投打がかみ合った浦添商が快勝。エース宮里は緩急をつけた丁寧な投球で的を絞らせなかった。打線は2点先行の3回、当真の2点ランニング本塁打などで3点奪い、突き放した。滝川二は佐藤、潮の継投で4回以降はしのいだが、打線がつながらなかった。


作新学院、19安打19得点で圧倒 高校野球第8日
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作新学院―立正大淞南 2回表作新学院無死、高山は右前にチーム初安打を放つ。捕手城本=諫山卓弥撮影
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作新学院―立正大淞南 4回裏立正大淞南1死、城本は中前にチーム初安打を放つ。投手筒井、捕手高山=諫山卓弥撮影
(16日、作新学院19―3立正大淞南)
 作新学院が19安打で圧倒した。4回に篠原、高山の2者連続本塁打で2点を先行。6回にも高山の左前適時打などで2点追加。7回には山下の3点本塁打などで7点を加えて突き放した。立正大淞南は9回1死満塁から宮田の左前適時打などで意地を見せた。
 ○小針監督(作) 「ここまで打つとは予想もしていなかった。目立った選手はいないが、一人一人が集中してやってくれた」
 ○高山(作) 4回、3番篠原に続き、左越えに2者連続となる本塁打。「篠原が打つと打線も元気になるし、僕にも刺激になる」
 ●太田監督(立) 「山下で勝ってきたチーム。初戦の疲労が抜けなかったが、彼が代わると言うまで、何点取られても投げさせてあげたかった」


桐光学園・松井、今度は19K 高校野球第8日
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常総学院―桐光学園 桐光学園先発の松井=竹花徹朗撮影
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常総学院―桐光学園 2回裏桐光学園2死二塁、中野のゴロを二塁手が一塁へ悪送球する間に三塁走者田中が生還。捕手杉本=伊藤進之介撮影
(16日、桐光学園7―5常総学院)
 桐光学園の左腕松井が2試合連続となる毎回の19三振を奪って逃げ切った。立ち上がりから直球、スライダーともに切れがよかった。常総学院は5点を追う8回、3長短打を集めて2点差としたが、序盤の守備の乱れが失点につながったのが響いた。
 ○野呂監督(桐) 「松井は初回を心配していたが、100点の立ち上がりだった。打線では、田中がラッキーボーイになっている」
 ○田中(桐) 1、2年生主体のチームを引っ張る主将が、2安打3打点と活躍。「夢の舞台を楽しめている。暑い中頑張る松井を、次も助けたい」
 ●佐々木監督(常) 「5点を取れたのは上出来だと思う。序盤の失策がなかったら、五分で戦えた。結局、ミスの差です」


夏の高校野球:第9日の見どころ
毎日新聞 2012年08月16日 19時48分(最終更新 08月16日 19時54分)

 ○…2回戦…○(左が一塁側)
 ▽第1試合(8時)
浦和学院(埼玉)-聖光学院(福島)
 浦和学院・佐藤、聖光学院・岡野の好投手対決だが、浦和学院は2番手・山口にも力がある。聖光学院打線は早めの援護で岡野を楽にさせたい。

 ▽第2試合(10時半)
宇部鴻城(山口)-佐世保実(長崎)
 初戦はともに投手の出来が今一つだった。安打数は宇部鴻城が12、佐世保実が9で、点の取り合いになりそう。どちらが確実に好機を生かすか。

 ▽第3試合(13時)
龍谷大平安(京都)-東海大甲府(山梨)
 初戦で17安打を放った龍谷大平安打線と、完封発進した東海大甲府の主戦・神原の対決。東海大甲府打線は勝負強い相原の前に走者をためたい。