旭川工、守り抜き頂点 北北海道大会
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北北海道大会 優勝し喜ぶ旭川工の選手たち=帯広の森
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6回裏、マウンドで声を掛け合う投手・官野(左)と捕手・生田=帯広の森
(旭川工2―1遠軽)
 左腕のエースを中心に守り勝ち、旭川工が北北海道で7年ぶり5回目の頂点に立った。1991年以降、決勝に進む度に甲子園への切符を手にしてきた勝負強さをこの日も発揮、強打の遠軽を振り切った。遠軽の決勝進出は2年連続4回目。王手をかけた「悲願」に、またも届かなかった。
■タフに成長、崩れなかった左腕
 歓喜の輪のなか、旭川工のエース官野は一番最後まで仲間と抱き合った。山場は散発3安打無失点で迎えた9回。2安打と犠打、犠飛で1点を返される。それでも表情一つ変えずに集中した。「焦らず一つ一つ」。2死三塁で準決勝まで打率8割6分7厘の左打者を迎えたが、直球で内角を突き、最後は得意のスライダーで遊ゴロに抑えた。佐藤監督も「年々、精神的に強くなった」と、1年秋から投げてきた左腕をほめた。


2012年7月21日 07:08 (日刊スポーツ)
デルピエロJに来て 大東チェアマン
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デルピエロがやってきた! 今日21日の「東日本大震災復興支援Jスペシャルマッチ」に出場するため、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デルピエロ(37)が20日に来日した。カシマスタジアムでの前日練習に、JリーグTEAM AS ONE(J被災地選抜)の一員として参加した。募金活動も行い「忘れてはいけない震災があった。オファーをうれしく思い『はい』と答えるのは簡単だった」と話し、復興支援に一役買う。Jリーグを代表する選手の中でも、人気ぶりは際だっていた。遅れてピッチに登場すると、見学客のいるスタンドからは一番の大歓声。選手全員と握手を交わし、ミニゲームではデルピエロが得意とするゴール左斜め45度の「デルピエロゾーン」からシュートを放った。「試合を見に来てくれる人も、テレビで見る人も楽しんでもらいたい」。デルピエロの出場が表面化してから、入場券は約5000枚伸びるなど、効果は抜群だった。早くから話を進め、デルピエロ人気を目の当たりにしたJリーグからは、さらなるラブコールの声が上がっている。セリエA・ユベントスを退団し移籍先は未定の現状に、大東チェアマンは「今季残り半年で(仮に年俸が)3億かかるなら、Jリーグが半分の1億5000万もってもいい。そうすればアウェーでもファンがスタンドに足を運んでくれる。その分をJに戻してもらえればいいだけだ」と、Jが日本移籍をバックアップするアイデアを明かした。デルピエロ自身は、「日本でやる気は?」と聞かれると、間髪入れずに「明日は(日本で)やるけどね」と、にっこり。「(今後のことは)まだ分からない。まずはここでしっかりやりたい」と、冗談交じりに話し、デルピエロスマイルを見せた。【栗田成芳】
◆デルピエロと日本 96年トヨタ杯で来日し、アルゼンチン・リバープレート戦で、デルピエロゾーンといわれる左斜め45度からのシュートで決勝点を挙げ、MVPを獲得。02年W杯日韓大会ではイタリア代表として来日し、大会前に仙台でのキャンプでは地元の子供たちと交流した。この日練習したカシマは、02年W杯でクロアチアと対戦した思い出の地。日本アニメ・ルパン三世のファンで、今でも遠征先では任天堂スーパーマリオゲームでリラックスする。プロレスの新日本ファンとしても有名だ。


2012年7月20日 17:06 (ZAKZAK/夕刊フジ)
あ~“なでしこ”まで視界不良のピンチ…自信は取り戻せるか
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ボールに絡む時間帯が少なかった沢だが、昨年9月以来のフル出場は収穫か(川口良介撮影) (ZAKZAK/夕刊フジ)
 赤なでしこがフランスに痛恨の完敗を喫した。ロンドン五輪で最も金メダルが期待される、サッカー女子日本代表は19日(日本時間20日)、本大会前最後の強化試合で、準々決勝で当たる可能性のある相手に0-2で敗れた。持ち味のパスサッカーは鳴りを潜め、初めて身にまとった赤い五輪の第2ユニホームも“ツキ”がなかったか。無得点は昨年7月のW杯イングランド戦以来18試合ぶり。1次リーグ初戦のカナダ戦(同26日)までに修正できなければ、男子の関塚ジャパンに続いて視界不良に陥る危機だ。なでしこは立ち直ることができるのか-。 世界ランク3位の日本が同6位のフランスの高さとパワーにねじ伏せられて、いいところなく力負け。持ち味をほとんど出せず、逆に弱点を次々と突かれ、点差以上の完敗。佐々木則夫監督(54)は「身体能力は高いし、フランスはやはり強かった」と素直に認めるしかなかった。 前半24分、サイドチェンジのパスへの対応が遅れ、速い相手の左クロス1本でDF岩清水、熊谷が振り切られ、FWドゥリに決められて先制点を奪われた。後半28分には左CKからの球に対し競り負け、187センチのルナールに頭で決められた。 岩清水は「相手の勢いがすごかった。日本らしい守り方ができなかった」と悔しがる。守備ラインが押し込まれ、中盤も相手のパスの出どころを抑えられず、全体が間延びさせられた。なでしこの特長の連動したプレスもかからなかった。 球際の争いでも劣り、得意の細かいパスワークも出せなかった。佐々木監督は「単純なミスが多かった。ボール保持の質に問題があった」と反省点を挙げた。 決定機を逃したのも敗因のひとつ。前半の失点直後、代表戦5試合連続弾を狙ったFW大儀見のシュートは不発。前半終了間際のゴール正面でのFKはMF宮間にとって絶好の距離だったがGKに弾かれ、右から詰めたMF沢がダイレクトでシュートを放つも左ポストにはね返された。 フランスとは過去2勝2敗で2009年8月1日の国際親善試合では4-0で圧勝していた。「フランス戦を五輪本大会に向けたステップアップにする」のが佐々木監督の構想だっただけに、昨年W杯のイングランド戦以来18試合ぶりの完封負けという結果は想定外。6月のスウェーデン遠征の米国戦と同様、力のある相手に一方的にやられた格好で、大儀見は「相手の実力によってサッカーが変わってしまう」と五輪本番へ危機感を口にした。 ただ、収穫がまったくなかったわけではない。FW岩渕が昨年W杯決勝以来、1年ぶりに代表戦に途中出場。さらに久々に代表復帰したDF岩清水とMF沢が、ともにフル出場した。「岩清水は運動量的には及第点。沢も90分でどれだけできるかにこだわった。2人ともよくやっていた。満足」と佐々木監督。沢は本調子にはまだほど遠いが「久しぶりに90分できて、自信になった」と話した。 五輪本番の初戦カナダも世界ランク7位とフランスとかわらない難敵となる。佐々木監督は昨夏のW杯前の米国との強化試合で0-2と2連敗し、どん底から頂点に駆け上がった“なでしこ力”を信じ、「いつも我々は(世界ランク1位の)アメリカに敗戦して立ち直ってきた。またこういうチャンスをくれたと思って頑張ります」と前向き。「自信を失うことはない。これを機にいい準備をすれば、次にフランスと戦った時に食らい付き、粘りを出せる」と話した。さらに選手も「金メダルを口にしてきて甘くないことはわかっているが、実現できるように頑張りたい」(宮間)と悲願の金メダル獲得へ向け、努めて冷静だった。サッカーは開会式に先立って始まる。なでしこジャパンの戦いが、日本選手団に奮起を促し、メダル量産へのカギを握る。本番まであと5日。残り少ない時間で世界女王の自信を取り戻すことはできるか。

■女子サッカー・ロンドン五輪1次リーグ日本の日程

月・日     対戦相手      場所

7・25 日本(3)-カナダ(7) コベントリー

  28 日本-スウェーデン(4) コベントリー

  31 日本-南アフリカ(61) カーディフ

8・ 3 準々決勝     

   6 準決勝     

   9 決勝&3位決定戦

※日時は日本時間。丸数字は最新のFIFAランクで日本は3位。準々決勝以降は進出した場合