2012年7月14日 00:03 (ALBA.Net)
石川遼、確かな自信を胸に2度目の海外5連戦へ!

「米ツアーメンバーになりたい気持ちは強い」と意気込みを語る石川(撮影:ALBA) (ALBA.Net)
石川遼がメジャー第3戦「全英オープン」から始まる海外5連戦に臨むため、13日深夜出国前に羽田空港で会見を行った。石川は19日(木)からのメジャー第3戦「全英オープン」に出場後、カナダに渡り「RBCカナディアンオープン」に出場。その後、昨年優勝争いを演じた「WGC-ブリヂストン招待」、メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」、「ウィンダム選手権」と5連戦に挑む。 ここまで過密スケジュールをこなしてきた石川はこのオープンウィークは下半身のトレーニングなどは行ったものの、主に休養に充てリフレッシュ。万全の状態で2度目の海外5連戦に挑む。石川は今の心境を「なぜかはわからないけど楽しみ」とコメント。しかし、それは根拠のないものではなく、確かな自信に裏打ちされた正直な気持ちだった。先週の「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」では初日こそ出遅れたものの、2日目以降は連日60台中盤を並べ3位タイフィニッシュ。前回の海外5連戦で得たコースマネジメントの重要性や、メンタルのコントロール、ショットの安定感を体現して見せ、「今までの石川遼とはまったく違うプレーだった」と自分でも驚くパフォーマンスを披露した。それだけに昨年大会「歯が立たなかった」と振り返る連戦の初戦となる「全英オープン」にも不安はない。「良いゴルフができる気配がある」と初めての挑戦となるロイヤルリザム&セントアンズに期待を膨らませた。 「米ツアーメンバーになりたい気持ちは強い」とこの5連戦の大きなテーマは米ツアーの賞金シード獲得だが、このスケジューリングには昨年優勝争いを演じた「WGC-ブリヂストン招待」へ万全の状態で臨むという意図も含まれている。「BS招待はチャンスだと思っています。ティから見える情報とか、グリーンを狙っていくセカンドの背景、芝、グリーンのスピードがすごくフィットしていた」。相性の良さを自覚しているトーナメントで好結果を残すために、優勝経験もある「サン・クロレラ クラシック」をキャンセルしても米国連戦に臨む決断をくだした。 また、今回の遠征ではエースの加藤大幸氏がキャディに復帰。ゴルフ日韓対抗戦「ミリオンヤードカップ」以来のタッグで、2つのメジャーを含む過酷な米遠征を戦っていく。
2012年7月13日 18:14 (ALBA.Net)
有村智恵、バーディ発進も1ホール消化でサスペンデッド

1番を終えたところでサスペンデッドとなった有村(撮影:ALBA) (ALBA.Net)
<スタンレーレディス 初日◇13日◇東名カントリークラブ(6,520ヤード・パー72)>
静岡県にある東名カントリークラブを舞台に開幕した、国内女子ツアー「スタンレーレディス」の初日は、濃霧のため10時25分に競技が中断。26分後に再開したが、12時25分に再び濃霧がコース内を覆い中断。そのまま再開されることなくサスペンデッドとなった。 ディフェンディングチャンピオンの有村智恵は「朝からこの天気。霧が出やすいので覚悟はできていた」と1番ティからスタート。残り約135ヤードのセカンドショットを8メートルにつけると、この長いパットを沈めいきなりバーディを奪う。しかし、2番ホールに近づくとさらに霧が強くなり、前の組も詰まっていたため近くの小屋で待機。その後、クラブハウスに引き上げ、長時間待ったが再開されることはなかった。「休み明けで先週は(ゴルフ全体について)いろいろ考えていた。フィーリングも良かったし、朝イチのパットも上手く打てた」という有村。最高の立ち上がりだったが、思わぬかたちでプレーに水を差されてしまった。しかし「いいラウンドができる感触はあります」と気合は十分。明日も今日のような天気が予想されるが「天候で変わることはないです。オンにするところと、オフにするとことを切り替えながらやっていきたい」と自信を見せた。
2012年7月13日 18:17 (ALBA.Net)
横峯さくら「まだ回りたかったという気持ちは強かった」

スタートホールバーディを奪ったところで中断(撮影:ALBA) (ALBA.Net)
<スタンレーレディス 初日◇13日◇東名カントリークラブ(6,520ヤード・パー72)>
静岡県にある東名カントリークラブを舞台に開幕した、国内女子ツアー「スタンレーレディス」の初日は、濃霧のため2度目の中断のあとサスペンデッドとなった。横峯さくらは1番で幸先よくバーディを奪ったが、1ホールを終えたところで競技が中断。長時間待ったが再開されることはなかった。「仕方がないですね」と割り切っていたが「明日は6時30分から(再開)ですけど、天気もどうなるかわからないですね」と回復が見込めない天候を懸念。「バーディ発進だったので、まだ回りたかったという気持ちは強かったですね。明日の天候しだいですね」と言葉少なに会場を後にした。
2012年7月13日 08:00 (サンケイスポーツ)
和毅、世界挑戦へ!佐藤食ったる/BOX

ケーキ仕立ての「サトウのごはん」をメキシコ料理のトルティーヤに包んでかぶりつく和毅。12月にメキシコで世界王者の佐藤に挑戦する可能性が出てきた (サンケイスポーツ)
プロボクシング「亀田3兄弟」の三男で、WBC世界バンタム級4位の亀田和毅=亀田が12日、21歳の誕生日を迎えて会見し、同Sフライ級王者・佐藤洋太(28)=協栄=への挑戦に向け、日本人初となるビッグオファーを出したことを示唆した。今年12月にメキシコ・カンクンで行われるWBC50周年年次総会での御前試合。世界のボクシング関係者が一堂に会する舞台で、日本人対決が実現する可能性が出てきた。パフォーマンスなんかじゃない。本気の挑戦状だ。今月3日に和毅が佐藤への挑戦を表明して以来、陣営間で丁々発止の“場外舌戦”を繰り広げてきた日本人対決プランが、新局面に突入した。21歳の目標として世界王座の年内奪取を掲げた和毅は「これで断ったらおかしいと思う好条件でオファーしている」と、標的に定めた佐藤との対戦実現に自信を見せた。わざわざ日本人対決をメキシコ開催で持ちかけている理由として、「12月頭にすごい舞台がある」「WBC会長から頼まれた」「勝った方は世界に名前が知れ渡る」などと、ボクサー垂涎(すいぜん)の背景があることをほのめかした。ベルトを管理するWBCは今年12月初めに50周年記念の年次総会を、メキシコ・カンクンで盛大に開催することを予定している。関係者によると、「その会場で2~3試合の世界戦が行われる予定」といい、和毅の示唆した条件はこれにピタリと適合する。和毅はすでに、その前哨戦(8月19日、高松・サンメッセ)の相手として「佐藤に似たタイプの世界ランカー」を物色。13日からは、次兄・大毅(23)とともにフィリピン・マニラに渡り、合宿で牙を磨く。