NBA=ファイナル開幕、デュラント36得点のサンダーが先勝
2012年 06月 13日 14:03

[オクラホマシティー 12日 ロイター] 米プロバスケットボール協会(NBA)は12日、当地でファイナル第1戦を行い、西カンファレンス王者サンダーが東カンファレンス覇者のヒートに105─94で先勝した。サンダーは前半を7点ビハインドで終えたが、ケビン・デュラントの36得点の活躍などで第3クオーターに逆転した。ラッセル・ウエストブルックは27得点、11アシスト、ベンチスタートのニック・コリソンは8得点、10リバウンドで貢献した。ヒートはレブロン・ジェームズが30得点を記録。しかし前半に最大13点あったリードを守り切れなかった。
五輪=女子棒高跳びのイシンバエワ、ロンドンで新たな高みへ
2012年 06月 13日 14:28

[ロンドン 12日 ロイター] 陸上の女子棒高跳びで、ロンドン五輪では女子陸上選手として初の3大会連続金メダルを狙うエレーナ・イシンバエワ(30、ロシア)は、休養十分で新たな高みを目指す。2010年から11年にかけて競技から11カ月離れていたイシンバエワ。今年になって、「自分が跳べる高さは、ライバルたちにはほとんど不可能な高さ。だから、ロンドンでは自分自身がライバル」と語っていた。コーチからは5メートル10以上跳べる可能性があると言われているという。イシンバエワは2月に5メートル01の室内記録を樹立。2位の選手を29センチも上回った。なお女子棒高跳びの世界記録はイシンバエワが2009年にチューリヒでマークした5メートル06。イシンバエワはこれまで世界記録を28回更新。セルゲイ・ブブカ(ウクライナ)による世界記録更新35回という数字を超えるのを目標に掲げている。過去五輪2大会では、いずれも世界新記録で金メダルを獲得したイシンバエワ。来年の引退も示唆している女王の3連覇を大舞台で阻止できる選手は、果たして存在するのだろうか。
サッカー=オーストラリア主将、「日豪が最終予選を突破する」
2012年 06月 13日 15:25

[シドニー 13日 ロイター] サッカーのオーストラリア代表主将、ルーカス・ニールは、2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選をオーストラリアが突破するのは確実と述べた。オーストラリアは12日、ブリスベーンに同じB組の日本を迎え、1─1で引き分け。8日に行われたオマーン戦はスコアレスドローに終わり、ここまで2戦2分けの勝ち点2にとどまっている。ニールはオーストラリアが日本戦で後半10分に退場者を出しながらも引き分けに持ち込んだことを喜び、B組を勝ち抜くのは日本とオーストラリアだと予想した。報道陣に対してニールは、「チームの持ち味を発揮することができた。これからはいくつも勝ちにいくし、ホームでは絶対に負けないようにする」とコメント。「われわれは本大会に進む」と宣言した。ホルガー・オジェック監督も、劣勢をはね返しての引き分けを高く評価。「日本は勝ち点7としたが、われわれも勝ち点1を加えたことで、他のチームに対して我々の気持ちの強さを見せつけることができた」と述べた。W杯アジア最終予選でオーストラリアは9月11日にアウェーでヨルダンと対戦。日本は同じ日にホームでイラクと戦う。
競泳=ダーレオーエンの死因、遺伝性の心疾患と判明
2012年 06月 13日 13:05

[フェニックス 12日 ロイター] 競泳の男子100メートル平泳ぎの世界王者だったアレクサンドル・ダーレオーエン(ノルウェー)が4月に急死した原因は、遺伝性の心疾患にあったことが判明した。米アリゾナ州の監察医が12日に明らかにした。ダーレオーエンは4月30日、米アリゾナ州北部にあるフラッグスタッフで合宿中に26歳で亡くなった。5月上旬に行われた検視では死因が判明せず、2回目の解剖でアテローム性動脈硬化症による動脈閉塞(へいそく)があったことが分かった。監察医の報告書によると、ダーレオーエンの祖父は42歳のときに心臓病で急死していたという。
五輪=800m世界記録保持者ルディシャ、マサイ族初の金に意欲
2012年 06月 13日 12:39

[ロンドン 12日 ロイター] 陸上男子800メートルの世界記録保持者、デービッド・ルディシャ(23、ケニア)は、ロンドン五輪でマサイ族初の金メダル獲得に意欲を燃やしている。ルディシャは「自分の部族を愛している。マサイはとても謙虚でよい人たちだ」とコメント。マサイ族初の五輪金メダル獲得という形で「彼らが自分たちを誇らしく思えるようにしたい」と意欲の高さを示した。マサイ族初の五輪出場を果たしたダニエルを父に持つルディシャは、2008年北京五輪はけがにより不出場。2009年の世界選手権では集団に囲まれ、決勝進出を逃すなど、一時は不遇な時期を過ごした。しかし2010年には1997年にウィルソン・キプケテル(デンマーク)がマークした当時の世界記録、1分41秒11を13年ぶりに更新。翌週にはそのタイムをさらに縮める現世界記録の1分41秒01をマークし、国際陸連(IAAF)の年間最優秀選手に選ばれた。