藍、逃げ切りV!嬉しい米国ツアー通算8勝目

笑顔の宮里藍(Photo by Jeff Gross Getty Images) (ALBA.Net)
<LPGAロッテ選手権 最終日
◇21日◇コオリナゴルフクラブ(6,421ヤード・パー72)>
ハワイにあるコオリナゴルフクラブで開催された、米国女子ツアー「LPGAロッテ選手権」の最終日。単独首位でスタートした宮里藍が、4バーディ・2ボギーとスコアを2つ伸ばしてトータル12アンダーで今季初優勝。一時はミーナ・リー(韓国)、アサハラ・ムノス(スペイン)に並ばれてしまうが、逃げ切って米国ツアー通算8勝目を挙げた。前半から苦しい試合展開だった。2位に3打差をつけてスタートしながら、前半は1バーディ・1ボギーのイーブン。早々にチャージをかけてきたリー、ムノスが宮里に強烈なプレッシャーを与える。 だが、常に1打1打丁寧なプレーを心がける宮里は、後半の12番でボギーを叩くが直後の13番ですぐにバーディを奪取。落ち着いたプレーで15番もバーディとすると、ムノスは後半で失速。最後まで宮里に詰め寄っていたリーは、最終18番で痛恨のダブルボギーを叩いて後退。17番でダメ押しのバーディを奪った宮里は、上がってみれば2位に4打差をつけグリーン上で満面の笑みを見せた。

【最終結果】
優勝:宮里藍(-12)
2位T:ミーナ・リー(-8)
2位T:アサハラ・ムノス(-8)
4位T:ユ・ソヨン(-7)
4位T:クリスティ・カー(-7)
6位:スーザン・ペターセン(-6)
7位T:マリアージョ・ウリベ(-5)
7位T:ブリタニー・ラング(-5)
7位T:申ジエ(-5)
10位T:ヤニ・ツェン(-4)他1名
12位T:上田桃子(-3)他5名
67位T:金子絢香(+8)他2名
<ゴルフ情報ALBA.Net>
サッカー=レアルがバルサに勝利、勝ち点差7に拡大
2012年 04月 22日 10:28
[バルセロナ 21日 ロイター] サッカーのスペイン1部は21日、各地で試合を行い、首位レアル・マドリードは2位バルセロナとの伝統の一戦「クラシコ」で2─1の勝利を収め、残り4試合で勝ち点差を7に拡大して同リーグの優勝をほぼ手中にした。国内リーグの「クラシコ」でレアルが白星を挙げたのは、ここ8回の対戦で初めて。ジョゼ・モウリーニョ監督にとっては、指揮官としてバルサ本拠地で戦った9回目の試合で初勝利となった。レアルはサミ・ケディラのゴールで先制。後半25分にバルセロナのアレクシス・サンチェスに同点ゴールを許したが、その3分後にクリスティアノ・ロナルドが決勝弾をたたき込んだ。レアルのスペイン代表MFシャビアロンソは試合後、まだ優勝は決まっていないとしながらも、「同点に追いつかれた直後にロナルドが決めたので、相手の勢いを止めることができた」とコメントした。さらに「試合を完全にコントロールして素晴らしい結果が出たのでとてもうれしい。次は水曜に大事な試合がある」と、25日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)との第2戦に向けて気を引き締めた。一方、敗れたバルサのジョゼップ・グアルディオラ監督は、国内リーグ4連覇が絶望的となったことについて「レアルの勝利とタイトルを祝福したい」とコメント。24日に行われるCL準決勝、チェルシー(イングランド)との第2戦で、選手に心理的な影響があるかどうかは言えないとし、「今は休養させて、きょうの試合をなるべく早く忘れさせたい」と述べた。
上原が1回1/3を1失点
2012年 04月 22日 10:31
レンジャーズの上原は21日、デトロイトで行われたタイガース戦に9―2の八回2死一塁から2番手で登板して1回1/3を投げ、1本塁打を含む2安打1失点、2三振。防御率は4・50。勝敗は付かず、チームは10―4で勝った。(共同)
2012年4月22日 08:00 (サンケイスポーツ)
虎・スタン抹消へ、初の投手陣“テコ入れ”

4回、スクイズ失敗し悔しがる阪神先発・スタンリッジ (サンケイスポーツ)
(セ・リーグ、DeNA4-3阪神、5回戦、DeNA3勝1敗1分、21日、横浜)ローテ再編へ-。阪神のジェイソン・スタンリッジ投手(33)が22日に登録抹消される方針が21日、わかった。この日、助っ人はDeNA戦(横浜)に先発し、今季2敗目を喫した。これにより先発ローテ再編が決定。和田虎初の“テコ入れ策”となった。同日に横浜市内の選手宿舎入りした鄭凱文投手(23)が昇格する予定だ。空白の1日を有効活用する-。スタンリッジが今季2敗目(2勝)を喫した試合後。横浜市内の選手宿舎で行われたコーチ会議で助っ人右腕を抹消する方針が固まった。これにより、和田虎初の“テコ入れ策”としてローテ再編が決まった。この日、スタンリッジは三回までに6三振を奪う快投をみせた。しかし、打線が2点を先制した直後の四回。先頭の石川に打たれた初安打を皮切りに4連打とマートンの失策が絡んで、3点(自責1)を失い、逆転を許した。「(四回の失策は)それも野球、仕方がない。最初の三回はよかったんだけど。投げたいところにボールがいかなかった」 5回5安打3失点と粘ったが、前回14日の中日戦(甲子園)に続く、デーゲーム2連敗。2010年には白昼の5試合で1勝1敗、防御率7・79と苦戦した過去を持つだけに、流れを変える意味でも、先発ローテの順番を変更することになったようだ。というのも、来週は6連戦ではなく、27日が1日、空くのだ。そのため、28日からの巨人3連戦(東京D)を能見→岩田、そして、24日の広島戦(甲子園)に先発予定のメッセンジャーを中5日で3戦目に回せる。そうすれば、スタンリッジを1軍帯同させながら、再調整する機会を与えられる。最短となる5月2日に登録すれば、中日戦(ナゴヤD)で登板が可能。得意のナイターでリベンジを期すことができる。 背番号「55」の代わりにはファームで主に中継ぎとして、5試合に投げ、1勝0敗、防御率1・38を残す鄭凱文が1軍昇格する予定だ。最善の手は何か-。和田阪神は先を見据え、積極的に動いていく。
2012年4月22日 08:00 (サンケイスポーツ)
一塁からウォ~!虎・ブラ、激走ホームイン

マートンの二塁打で一塁から激走するブラゼル (サンケイスポーツ)
(セ・リーグ、DeNA4-3阪神、5回戦、DeNA3勝1敗1分、21日、横浜)敗戦のなか、前夜のミスを取り返すような、阪神・ブラゼルの激走が光った。四回無死一塁。マートンの放った打球が左中間を抜けると、一走にいたB砲はためらうことなく、三塁も蹴った。外野から返球されたが、豪快なスライディングで間一髪セーフ。息を切らしながら、先制のホームを踏んだ。「必死に走ったよ」
前日20日の試合では好機で二塁走者だった助っ人は中前打の打球判断を誤り、進塁すらできなかった。それが、敗因のひとつになった。山脇守備走塁総合コーチは「走塁で負けたな」と断言していた。それだけに、期するところはあったはず。その気持ちは試合前の行動にあらわれた。打撃練習が行われている最中。山脇コーチと二塁ベースからリードをとって、繰り返し打球判断をチェックした。助言を受けては、何度もうなずき、確認事項を徹底。そんな走塁の意識を高めた作業がすぐさま結果にあらわれた形だ。ただ、バットでは3試合連続安打を放ったものの、3度のチャンスで凡退。1点差に迫った九回二死二塁の同点機では、守護神・山口の前に一ゴロに倒れた。片岡打撃コーチは再三あった決定的を生かせなかった打撃陣に「スコアリングポジションにいると力が入る。取れるときに1点、1点とらないと長いシーズンこういう試合になるときもある。あしたは負けるわけにはいかない」と苦言。ブラゼルも最後の打者になり、思いは同じだ。22日の3戦目こそ、好走と強打で猛虎を勝利に導いてみせる-。帰りのバスへと続く通路を黙々と歩く青い目は決意に満ちていた。

