サッカー=ACLでG大阪が黒星、名古屋はドロー
2012年 04月 19日 09:07
[18日 ロイター] サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は18日、各地で1次リーグ第4戦を行い、E組のG大阪は敵地でブニョドコル(ウズベキスタン)に2─3で敗れ、1勝3敗の勝ち点3で最下位に転落し、決勝トーナメント進出は難しくなった。先制点を許したG大阪は前半18分に倉田秋が同点ゴールを決めるが、同42分に再び勝ち越されると、後半にも失点。試合終了間際に阿部浩之が1点を返すが、反撃が遅かった。G組の名古屋はホームで天津(中国)とスコアレスドローに終わり、1勝3分けの勝ち点6で2位に後退した。
鹿島、磐田が3連勝
2012年 04月 18日 21:43
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ第3日は18日、札幌ドームほかで1次リーグ6試合を行い、2連覇を狙うB組の鹿島とA組の磐田が3連勝。鹿島は後半ロスタイムに岡本が得点を決めて2―1で札幌に逆転勝ちした。磐田は山田の決勝点で広島を1―0で下した。B組は清水が1―0で横浜Mを退けて2勝目。新潟は1―0で神戸に勝ち、2勝1敗となった。A組は川崎が仙台に3―1で、C大阪が浦和に4―1で快勝した。
2012年4月18日 20:56 (サンケイスポーツ)
阪神・久保、3失点…ヤクルトに連勝ならず

汗をぬぐいながらベンチに引きあげる阪神・久保康友=甲子園球場(撮影・森田達也) (サンケイスポーツ)
(セ・リーグ、阪神2-3ヤクルト、4回戦、阪神2勝1敗1分、18日、甲子園)阪神先発の久保は7回を投げ3失点とリードを守ることができず、ヤクルトに連勝とはならなかった。新井が、2打点と援護するも1点リードで迎えた六回一死満塁でヤクルト・畠山の一ゴロの間に失点。続く川端に適時打を浴びて逆転を許した。阪神は初回、一死一、三塁の場面で新井が二ゴロ。その間に三塁ランナーの平野が生還し1点を先制。三回には二死、二塁から新井が適時打を放ち1点を追加した。しかし、その後はヤクルト・館山から得点を奪えず、九回は金本がバーネットから安打を放ち意地を見せるも、1点が遠く連勝を逃した。
2012年4月19日 08:00 (サンケイスポーツ)
阪神・平野、打った走った!目指せ得点王

三回に生還する平野。この日2得点と1番の仕事だ (サンケイスポーツ)
(セ・リーグ、阪神2-3ヤクルト、4回戦、阪神2勝1敗1分、18日、甲子園)リードオフマンとして3度出塁した。2度ホームを踏んだ。2試合連続の複数安打もマークした。だが、いくら仕事をこなしても、逆転負けに平野の表情は険しかった。「勝ちたかったですけど…」 もちろん、惜敗したが、活躍は色あせない。まずは一回に虎の天敵・館山から四球を選んで先制点を演出。1点リードの三回には内角のスライダーを振り抜き、一、二塁間を破った。柴田の投前犠打の間に二進し、新井の中前タイムリーでこの日、2回目のホーム生還。五回にも真ん中に甘く入った143キロ直球を逃さず、鋭いゴロで中前へ。一時は打率・218まで落ち込んだが、前日17日の猛打賞に続く、奮闘ぶりで・277まで急上昇だ。試合前に発奮材料があった。知人を介して、レーシングドライバー・白石勇樹(22)と初対面したのだ。忙しい合間を縫っての顔合わせは10分程度。それでも、小林可夢偉の次にF1に来る男として注目を集める白石氏は「思ったより小柄な方で驚きました。すごく刺激を受けた」と大感激。虎のガッツマンも「命をかけて夢にむかって走り続けている。そういう面では自分も命をかけてプレーしているので、きょうはすごくいい出会いだった」とエネルギーを充電した。すぐに結果で示してみせた。「あしたもいい仕事ができるように気を引き締めて頑張ります」試合後のクラブハウスへの通路は真っすぐ前を向いて、歩いた。得点王というタイトルはないが、鳥谷と並び、チームトップの7得点(リーグ4位)と仕事キッチリ。ここまで全16試合で切り込み隊長を務める平野の姿勢が猛虎を鼓舞している。
2012年4月19日 08:00 (サンケイスポーツ)
虎・新井、また2打点!144打点ペースや

三回二死二塁で新井がこの日2打点目となる中前適時打 (サンケイスポーツ)
(セ・リーグ、阪神2-3ヤクルト、4回戦、阪神2勝1敗1分、18日、甲子園)勝てなかったが、仕事は果たした。ヤクルトの難敵・館山を撃って奪った2点。敗戦の中で新井が、次戦につながる一打を放った。「(三回の適時打は)うまく反応できた。館山は球のキレも、コントロールもよかったね」敗戦の悔しさをかみしめるように言葉を吐き出し、ロッカーへ引き揚げた。4番の活躍で、序盤は虎主導の展開だった。一回一死一、三塁では、一、二塁間深くへゴロをたたきつけた。二ゴロの間に先制点を奪うと、三回二死二塁では貴重な追加点を奪った。ヤクルト先発・館山の投じた内角直球、147キロを力ではじき返した。バットで押し返すように低いライナーで中前へ。「早い回に追加点をとれたのはよかった」と、ツバメのエースから2点を奪取。先発・久保を援護したが、勝利の女神はほほえまなかった。ピンストライプのユニホーム袖を通した先輩の活躍に、刺激を受け、自身のエネルギーにしている。広島時代から親交の厚い黒田博樹投手(37)が、今季から米大リーグ・ヤンキースに所属。その登板日には、報道陣に「どうなった?」と逆取材するなど、常に気にかけている。本拠地初登板となった13日のエンゼルス戦で8回無失点。移籍後初勝利を伝え聞くと、「お~、よしよし。勝ってよかった」と笑顔を浮かべた。故郷を離れ、育ててくれたチームを飛び立ち、夢を追いかける先輩の活躍から、他では得られない活力をもらっている。開幕から16試合が経過し、16打点まで成績を伸ばした。リーグトップを快走する1試合1打点という量産ぶり。このペースを維持すれば、112打点を記録した一昨年のキャリアハイどころか、2005年に今岡(現ロッテ)がマークした147打点の球団記録の更新も夢じゃない。主砲の好発進は頼もしい限りだ。先制点を挙げると、負けないという不敗神話は8試合目で途切れた(6勝1敗1分け)が、敗戦の中で“爪痕”を残した。打点を荒稼ぎする新井の存在感が、ツバメ投手陣に重圧をかける。


