サッカー＝インテル勝利、途中出場の長友はＰＫ獲得
2012年 04月 12日 09:23
［１１日 ロイター］ サッカーのイタリア・セリエＡは１１日、各地で試合を行い、長友佑都が所属するインテルはシエナに２─１で競り勝った。前半途中からピッチに立った長友は決勝点となったＰＫを獲得するなど勝利に貢献した。インテルは試合開始早々に失点したものの、前半４２分にディエゴ・ミリトが同点ゴール。そして試合終盤、前半途中から交代出場していた長友がドリブル突破を仕掛けてＰＫを獲得し、これをミリトが決めて逆転勝利を収めた。また、ユベントスはラツィオを２─１で下し、ＡＣミランを抜いて首位に返り咲いた。前半３０分に先制点を奪ったユベントスはその後同点に追いつかれたが、後半３７分にこの一戦で同クラブでの通算７００試合出場を記録したアレッサンドロ・デルピエロがＦＫで決勝点を決めた。貴重なゴールを決めたデルピエロは「優勝争いは最終段階に入っている。われわれはあきらめていないし、彼ら（ＡＣミラン）もそうだろう。心身とも自分の調子はいいし、次の試合のことだけを考えている」と語った。森本貴幸を擁するノバラはパルマに０─２で完敗。森本はフル出場したが、得点を挙げることはできなかった。
サッカー＝ドルトムントがバイエルン撃破、香川は後半までプレー
2012年 04月 12日 10:42
［ベルリン １１日 ロイター］ サッカーのドイツ１部、ブンデスリーガは１１日、各地で試合を行い、香川真司の首位ドルトムントは宇佐美貴史が所属する２位バイエルン・ミュンヘンとの頂上決戦を１─０で制し、連覇に大きく近づいた。先発出場した香川は後半２９分までプレー、宇佐美はベンチ外だった。試合は全体的にドルトムント優勢で進みながら互いにゴールを割れない展開が続いたが、後半３２分にチーム得点王のロベルト・レワンドフスキがバックヒールでネットを揺らし、ドルトムントが均衡を破った。バイエルンも同４０分、アリエン・ロッベンがペナルティエリア内で倒されてＰＫを獲得したが、ロッベンはＧＫにシュートを止められ、その後の決定機でもミス。この結果、ドルトムントが上位対決を制し、無敗記録を２４試合に伸ばした。逃げ切ったドルトムントのユルゲン・クロップ監督は「最後の数分は信じられないような展開だった。勝利に値する内容だったと思うし、あれ以上のプレーをするのは難しい」と喜んだ。内田篤人が所属するシャルケは１─４でニュルンベルクに大敗。内田はベンチ入りしたものの、出番はなかった。長谷部誠が所属するウォルフスブルクはハノーバーに０─２で敗れた。長谷部はフル出場した。
サッカー＝プレミアでマンＵ黒星、マンＣは勝利
2012年 04月 12日 11:04
［ロンドン １１日 ロイター］ サッカーのイングランド・プレミアリーグは１１日、各地で試合を行い、２位マンチェスター・シティー（マンＣ）はウエストブロムウィッチに４─０で快勝した。首位マンチェスター・ユナイテッド（マンＵ）は敗れ、勝ち点差が５に縮まった。マンＣはセルヒオ・アグエロが最初の２得点を記録。後半１６分には、昨年９月以来の先発メンバー入りを果たしたカルロス・テベスが追加点を挙げた。マンＵはウィガンに０─１で敗戦。後半５分に失点し、逃げ切られた。３位アーセナルはウルバーハンプトンに３─０で快勝。勝ち点を６４とし、４位トットナムとの差を５に広げた。
サッカー＝レアルがダービーで快勝、ロナルドがハットトリック
2012年 04月 12日 12:07
［マドリード １１日 ロイター］ サッカーのスペイン１部は１１日、各地で試合を行い、首位レアル・マドリードはクリスティアノ・ロナルドのハットトリックなどでアトレチコ・マドリードとのダービーを４─１で制し、２位バルセロナとの勝ち点差を４とした。レアルは前半２５分、ロナルドがＦＫで先制弾。アトレチコも後半に同点とするが、レアルは同２３分にロナルドがロングシュートをゴールに突き刺すと、ロナルドは試合終盤にもゴンサロ・イグアインが得たＰＫを沈めてハットトリック達成。この得点でロナルドは今季リーグ戦４０ゴールとし、自らが昨季記録したリーグ１シーズン最多得点記録に並んだ。そしてレアルはロナルドのアシストでさらに１点を加え、地元のライバルチームを撃破。前日の試合で勝利を収めたバルセロナとの勝ち点差を再び４とし、４年ぶりのリーグタイトルに一歩近づいた。欧州４大リーグで初の２年連続４０得点を記録したロナルドはテレビ局のインタビューで「チームが勝って、自分もゴールとアシストができてとてもうれしい。これからも同じように戦っていかないといけない。リーグ戦はもう少し続くが、われわれはタイトルにより近いところにいる」と語った。
サッカー＝仏代表アビダル、肝移植手術に成功
2012年 04月 12日 15:12 JST
［マドリード １１日 ロイター］ サッカーのスペイン１部バルセロナに所属するフランス代表ＤＦエリック・アビダルが１０日に肝臓の移植手術を受け、術後の経過は良好であることが分かった。同選手の夫人が１１日、フェイスブック上で明らかにした。昨年３月に肝腫瘍の摘出手術を受けたアビダルは、驚異的な回復で昨季のうちにプレーに復帰。しかし、クラブは前月に同選手が肝移植手術を受ける必要性があることを発表し、長時間に及ぶ手術を行なった。アビダル夫人は１１日、同選手のフェイスブック上で「エリックと（ドナーである）従兄弟のジェラールは昨日、バルセロナで手術を受けた。今のところはすべてが順調」とコメント。「みなさんのメッセージとサポートに本当に感謝している。ありがとう」と謝意をつづった。バルセロナのチームメートであるＭＦセルヒオ・ブスケツは「手術は終わった。これからが非常に重要だ。今後２、３日で様子が分かるだろう。皆と同じように彼に最大限のエールを送った」と仲間に励ましのメッセージを送ったことを明かした。