九州学院6―0女満別
2012年 03月 22日 11:28
投打のかみ合った九州学院が快勝した。エースの大塚は10奪三振。内角への制球がよく、無四球で散発の6安打完封。打線は12安打を放った。一回に浅川の2点二塁打などで4点。二回にも1点を加えて、序盤で主導権を握った。女満別の二階堂は10三振を奪ったが、高めに浮いた球を狙われた。打線も要所を締められ援護できなかった。
天理3―9健大高崎
2012年 03月 22日 14:11
高崎健康福祉大高崎が7盗塁と機動力で揺さぶりをかけた。2―2の七回、秋山の二塁打で小林が一塁から一気に生還。さらに暴投などでこの回に3点を勝ち越した。先発の三木は内角を突いて打たせて取る丁寧な投球で、3失点完投。天理は五回に逆転したが、二回途中から登板した山本竜が粘りきれなかった。守備の乱れも失点につながった。
石巻工5―9神村学園
2012年 03月 22日 17:55
神村学園は4―5の五回2死満塁から中野の押し出し四球で追い付き、ミスに乗じてさらに4点を奪った。六回から救援した柿沢は直球に力があり、4回で6三振を奪い無失点の好投。石巻工は三浦の制球が悪かった。4点差の四回に阿部人の適時打など5長短打を集め、5点を挙げて逆転する粘りを見せたが、中盤以降は継投にかわされた。
石巻工高、初戦突破ならず
2012年 03月 22日 17:39
選抜高校野球大会第2日は22日、甲子園球場で1回戦を行い、東日本大震災で大きな被害を受けた石巻工高(宮城)は5―9で神村学園高(鹿児島)に敗れ、初戦突破はならなかった。石巻工高は、21世紀枠で春夏通じて初の甲子園出場だった。このほか、高崎健康福祉大高崎(群馬)が天理(奈良)を9―3で破り、九州学院(熊本)が女満別(北海道)を6―0で下し、それぞれ2回戦へ進んだ。
【第3日】
洲本(兵庫) vs. 鳴門(徳島)
第1試合は鳴門対洲本の海峡対決が実現した。鳴門は制球力抜群のエース・後藤田 崇作。洲本は190センチ右腕・島垣 涼太の対決に注目だ。
作新学院(栃木) vs. 倉敷商(岡山)
第2試合は関東大会準優勝の作新学院と中国大会準優勝の倉敷商の対決。作新学院は旧チームから主力であったエースの大谷 樹弘、ショートストップ・石井 一成、正捕手・山下 勇斗、スラッガー高山 良介攻守ともに総合力が高いチームで、期待が高まる。倉敷商はピッチングが上手いエース西 隆聖、打線では道下 功太、岡田 聖司、坂田 純一のクリーンナップが大谷 樹弘を打ち崩す。
近江(滋賀) vs. 高崎(群馬)
第3試合の近江対高崎。近江は村田 帝士、広瀬 亮太、山田 將太の三枚看板に注目。4番藤原 隆蒔が打線を牽引する。31年ぶりの選抜出場の高崎。エース島田 智史はスローカーブではなく、キレの良いストレートを投げる本格派右腕。130キロ前後のストレートを速く見せる頭脳的な投球が光る。ポテンシャルの近江か、それとも頭脳的な野球で勝負する高崎か。面白い対決だ。




