MLB=マリナーズのハルマン外野手、オランダで刺殺
2011年 11月 22日 06:51

[ロッテルダム 21日 ロイター] 米大リーグ(MLB)マリナーズのグレッグ・ハルマン外野手(24)が21日、オランダのロッテルダムで刺殺された。警察は、事件に関与した疑いで同選手の弟(22)を逮捕した。
ハルマン外野手はオランダ生まれで、2004年にフリーエージェント(FA)としてマリナーズに入団、昨年メジャーに昇格していた。マリナーズの球団首脳は「グレッグは16歳から組織の一員であり、情熱ある青年、才能ある野球選手に育つのを見てきた」とし、「グレッグの家族にわれわれの思いと祈りが届くように」との声明を発表した。また、MNBのセリグ・コミッショナーは「グレッグのような才能ある24歳を失うのは、われわれ全員にとって苦痛だ」との談話を出している。グレッグ外野手は、2007年の欧州選手権でオランダ代表の優勝に貢献。2009年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場した。今シーズンはイチロー選手の同僚として35試合に出場し、打率2割3分0厘だった。
MLB=バーランダーがMVPを受賞、先発投手では25年ぶり
2011年 11月 22日 10:21
[ニューヨーク 21日 ロイター] 米大リーグ(MLB)、アメリカン・リーグ(ア・リーグ)の今年の最優秀選手(MVP)が21日発表され、タイガースのジャスティン・バーランダー投手(28)が選ばれた。
バーランダー投手は24勝5敗、防御率2.40、250奪三振をマークし、投手3冠を達成。ノーヒット・ノーランを達成したほか、投球イニング数251もリーグ最多で、チームの中地区制覇に貢献した。先発投手がMVPを受賞したのは1986年のロジャー・クレメンス(レッドソックス)以来、25年ぶり。バーランダー投手はクレメンスに憧れていたと語り、MVP受賞を「夢にも思わなかった」と喜びを爆発させた。全米野球記者協会の投票で、2位はジャコビー・エルズベリー外野手(レッドソックス)、3位にはホセ・バティスタ外野手(ブルージェイズ)が入った。
F1=デラロサがHRTと2年契約、来季復帰へ
2011年 11月 22日 14:04
[ロンドン 21日 ロイター] 自動車レースF1のHRTコスワースは21日、来年2月に41歳になるペドロ・デラロサ(スペイン)と2年契約を結んだと発表した。
今年はマクラーレン・メルセデスのリザーブドライバーを務めたデラロサは「成熟という点では、非常にいい段階にいるし、この挑戦を受ける準備はできている」と声明で意気込みを語った。来年1月に43歳になるミヒャエル・シューマッハー(ドイツ、メルセデス)に次ぐ2番目の高齢ドライバーとなる。HRT代表は「ペドロ・デラロサの加入はわれわれの成長の基盤となる」とコメント。地元スペイン出身のドライバーと契約したことは、来季のスポンサー獲得の追い風にもなると見られる。HRTは2010年のF1参戦以来、いまだポイントを獲得したことがない。
テニス=ツアー・ファイナルズ、第3シードのマリーが初戦で黒星
2011年 11月 22日 12:10
[ロンドン 21日 ロイター] 男子テニスの今季最終戦、ATPワールドツアー・ファイナルズは21日、当地で予選グループA組の試合を行い、第3シードのアンディ・マリー(英国)は第5シードのダビド・フェレール(スペイン)に4─6、5─7で敗れた。
マリーは第1セット終了後に治療を受けるなど、コンディションの不安を露呈。試合後、「股関節に問題があった。明日また様子を見る」と話した。
世界ランク1位で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は第7シードのトマーシュ・ベルディハ(チェコ)に3─6、6─3、7─6と、接戦の末に勝利。ジョコビッチは「全米オープン以降では、最もタフな試合だった。内容には満足していないが、勝ちは勝ち」とコメントした。
NFL、ペイトリオッツ快勝
2011年 11月 22日 18:38
【ニューヨーク共同】米プロフットボールのNFL第11週最終日は21日、マサチューセッツ州フォックスボロで1試合を行い、地元ペイトリオッツがチーフスに34―3で快勝し、7勝3敗でアメリカン・カンファレンス(AFC)東地区の首位を守った。チーフスは4勝6敗。先行を許したペイトリオッツは第2クオーターにQBブレイディのTDパスで逆転し、後半は一方的に攻め続けた。
サッカー=アルゼンチンリーグ、照明弾が投げ込まれ試合中止に
2011年 11月 22日 15:22
[ブエノスアイレス 21日 ロイター] サッカーのアルゼンチンリーグでは21日、エストゥディアンテス─バンフィエルド戦で観客から照明弾が投げ込まれ、試合が中止になった。
照明弾は地元エストゥディアンテスのサポーターにより、7分置きに2発投げ込まれ、バンフィエルドのGKが耳を抑えて倒錯。主審は試合続行が不可能と判断し、前半13分に中止を宣言した。
バンフィエルドのチームドクターによれば、同GKは聴覚に障害を起こしたものの、後遺症の心配はないという。
エストゥディアンテスの主将フアン・セバスティアン・ベロンは、サポーターに対して猛烈に抗議。同クラブのエンリケ・ロンバルディ会長は「われわれは(フーリガンと)戦っているが、その結果このような報復も受ける」とコメント。「それでも、暴力行為に立ち向かい続ける」と主張した。



