若者に「選挙へ行こう」 橋下氏、投票呼びかけ
2011.11.12 21:49
$とっちゃんのブログ
 大阪市長選の告示前日の12日、立候補を表明をしている前府知事の橋下徹氏(42)は大阪・梅田の商業施設前で、府知事選で後継指名した候補者の応援演説に立ち、若者らに「選挙に行こう」と訴えた。
 午前6時すぎ、選挙カー上に登場した橋下氏。若者が多いことを意識してか、大阪都構想の説明などをほぼ“封印”。約10分の演説のうち、ほとんどを投票への呼びかけに費やした。
 「みなさん投票になんか行かないでしょ?」と切り出し、「今の日本のままでは、働き口がなくなり、給料は下がる一方だ」と危機感をあおり、「税金を市民、府民に取り戻すため、徹底的に戦う」と声を張り上げた。

※当日11/27用事のある方は期日前投票しましょう。下記を参考にしてくださいね。
大阪市 http://www.city.osaka.lg.jp/senkyo/page/0000001297.html
大阪府 http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=8617


首長割れる態度 支援断る中立強調派の市長も
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大阪府知事選の候補者応援をめぐり、府内の首長の対応が割れている。前大阪府池田市長の倉田薫氏(63)が首長有志に説得されて立候補を決めたのに対し、大阪維新の会幹事長の松井一郎氏(47)の陣営は応援する文言を書いた「ため書き」を寄せるよう要請。応援先を明らかにする人もいるが、中立の姿勢を保つ人も少なくない。
 「倉田さんを先頭に真の地方自治を築こう」「維新の、維新による、維新のための政治を終わらせる」10日朝、大阪市北区の選挙事務所前であった倉田氏の出発式。「市町村長」と大きく書かれたタスキ姿の首長18人が横一列に並び、倉田氏の支援と「反維新」を口々に訴えた。
 倉田氏は先月26日、池田市を除く42市町村長のうち30人の賛同が得られたとして出馬を決意した。賛同の呼びかけに奔走した吉田友好・大阪狭山市長は、うち21人の名前を公表。18人が倉田氏の出発式に駆けつけた。告示直前には、倉田氏は首長らと「市町村長連合と府民の会」を設立。世話人代表に就いた。これに対し、松井氏側は倉田氏出馬に賛同した首長らの動きを牽制(けんせい)しようと、市町村長にため書きを寄せるよう要請。維新の会によると、10日までに22人の市町村長から届き、事務所に張り出した。なかには、辻宏康・和泉市長のように倉田氏にもため書きを送った人もいた。8月の守口市長選で維新の推薦を受けて当選した西端勝樹市長は「松井氏の全面的な支援で当選した。今回はこちらが応援する」と意気込む。
 一方、竹山修身・堺市長は「今回の選挙で堺市の行政のあり方は具体的な議論になっていない。(誰が当選しても)府、大阪市と連携したい」。松井氏側にため書きは寄せたものの「中立」を強調する人もいる。藤原龍男・貝塚市長は「首長は公正中立であるべき。どちらの応援要請も断っている」と話した。倉田氏を支援しながら松井氏側へのため書きを贈った人もいる。中和博・能勢町長は「地元の維新府議に頼まれたので松井氏に贈った。『応援せん』と断るのも大人げないし、儀礼的なもの。私は倉田応援団の一員だ」と話す。
 倉田、松井両陣営の動きに、共産推薦の梅田章二氏(61)の陣営関係者は「自治体に責任を持つ首長に支持候補を聞くのは失礼。『踏み絵』をさせても意味はない。我々は政策を訴えて勝負する」と話した。


【ダブル選ライブ】
橋下・平松氏が共闘? 公選法規制に不満
2011.11.12 12:52 [westナビ]
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討論会で激しい舌戦を繰り広げる橋下(左)、平松両氏
 13日に告示される大阪市長選に出馬する前大阪府知事の橋下徹氏(42)と現職の平松邦夫市長(62)が、公職選挙法上の規制に対し、ともに不満を示している。橋下氏は自粛していた短文投稿サイト「ツイッター」の更新再開を宣言。現職市長の平松氏は、10日の知事選告示後、13日の市長選までの政治活動が制限されることについて異議を唱えている。いつもは対立ばかりの2人だが、こと公選法改正の必要性に関しては“共闘”できる部分もあるかも…。
 橋下氏は11日、報道陣に対し、自身に批判的な週刊誌報道に関し、一時自粛していたツイッターの更新を再開すると明言した。投票などへの呼びかけはしないというが、公選法に抵触する可能性があることを踏まえ「いろんな議論が巻き起こり、選挙間近の報道がどこまで許されるか議論になればいい」としている。「僕にとってツイッターは有力なツール。選挙は一定のルールは守らなくてはならないが、反論できない期間に一方的に報道されたとき、反論権を認められないのは違う」というのが理由。「公選法に抵触するのではという話になると思うが、表現の自由の方が上回ると思う。言われっぱなしでは選挙の形をゆがめている」と指摘する。12日午前時点で再開しておらず、告示日の13日以降に更新するかどうかは不明だが、大阪市選挙管理委員会によると、選挙期間中のツイッターの更新は「投稿の意図や内容によっては、違法な文書頒布とみなされる場合がある」という。
 一方、市長選で橋下氏と対決する平松氏も、公選法の規定に悩まされている。
 公選法は、都道府県知事や市長などの選挙期間中に、候補者が支援を受ける政党や政治団体以外の政治活動を制限している。このため、10日告示された大阪府知事選で、松井一郎氏を擁立した「大阪維新の会」代表の橋下氏は政治活動ができるが、12月18日まで1期目の任期を残し、無所属で出馬する平松氏は、市長選告示日まで単独での街頭演説などの政治活動はできないことになる。平松氏は「法律で決まっているから仕方ないが、ネットの社会に対応できていないことも含めて、公選法は早く変えていかないといけない」と指摘。ことごとく主張が衝突する2人だが、公選法改正の必要性については、意見が一致しているようだ。


「反橋下氏結集」をアピール 共産系の知事候補と市長選不出馬の元市議
2011.11.13 18:14 [大阪ダブル選]
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壇上で手を携えて掲げる共産推薦の大阪府知事選候補、梅田章二氏(右)と、元大阪市議の渡司考一氏=13日午後、大阪市平野区(佐藤裕介撮影)
 大阪市長選で、橋下徹氏(42)への批判勢力を現職の平松邦夫氏(62)に一本化しようと、いったん出馬表明しながら取りやめた元共産党市議、渡司(わたし)考一氏(59)が13日、大阪府知事選候補の梅田章二氏(61)=共産推薦=とともに、同市平野区で開かれた会合に出席。支持者らを前に、両氏は壇上で手を携えて掲げ、橋下氏率いる地域政党「大阪維新の会」(維新)への対決姿勢をアピールした。
 市長選に関し、共産は平松氏の自主的な支援を決定。大阪市長選に共産系候補が出馬しなかったのは48年ぶりで、政令市全体でも極めて異例のケースとなった。壇上に立った渡司氏は、市長選に出馬しなかった理由について「橋下氏の独裁的なやり方を全国に広げさせないという決意が一番にある」と説明。「(維新が掲げる)教育基本条例案や大阪都構想に反対の姿勢を示す平松市長の支援を、独自の立場から行うという決断をした」と語った。
 橋下氏については「市民の中には『何かやってくれそうだ』という漠然とした期待がある」「そう簡単に勝てる相手ではない」と分析。「これを打ち破り、草の根の運動で(平松氏への)支持を広げていかないといけない」と呼びかけた。梅田氏も、橋下氏の政治手法について「ファシズムは、猫なで声でやってくる。ペテン師に大阪の政治を任せることはできない」となど激しく批判した。