2011年9月2日 08:00 (サンケイスポーツ)
ザック日本、泥んこピッチOK!制空権握る
負傷離脱の本田に代わり、代表に初選出されたハーフナー・マイク(右)
(サンケイスポーツ)
サッカー・日本代表合宿(1日、埼玉スタジアム)アルベルト・ザッケローニ監督(58)は、2日のブラジルW杯アジア3次予選・北朝鮮戦(埼玉)へ向けて、「これまで通りの戦いをすれば問題ない」と強い自信を示した。豪雨のピッチ、FW本田圭佑(25)=CSKAモスクワ=の離脱という“二重苦”を前にも、手応えは十分だ。
雨ニモ負ケズ、けがニモ負ケズ。ついに開幕するW杯3次予選へ、ザッケローニ監督は相次ぐ不安要素にも、自信と余裕の笑みを浮かべた。「強化や選手の見極めは終わった。待ちわびた予選だ。相手は団結力のあるいいチームだが、われわれがこれまで通り戦えば問題ない」本田が右膝半月板損傷でチームを離脱。圧倒的なキープ力で攻撃を支えてきたエースを失った。それでも指揮官は、「優れたグループなので、代わる選手がやってくれる」と言い切った。
台風12号の直撃は免れたが、気象庁発表の試合時間帯の降水確率は90%。豪雨は避けられそうにない。持ち前のパス・サッカーが封じられ、北朝鮮が得意とするロングボール主体の勝負になる可能性も高い。
しかし、これにもパワープレーに強い長身FWハーフナーを招集して対応。「このチームは複数の戦い方ができる。ピッチが悪くてもやれる」と胸を張った。自身初のW杯予選を「入念な準備をして迎える欧州CLの開幕戦に近い」と表現し、眼光鋭く断言した。「(予選突破を)確信している」アジア杯では、負傷離脱者が相次ぎながら頂点に立った。就任から1年で11戦無敗。無敵のザック・ジャパンに、台風&エース離脱の“二重苦”は関係ない。
2011年9月2日 08:00 (サンケイスポーツ)
ノリさん誤算…宮間&大野「使いたくなかった」

厳しい表情で戦況を見守る佐々木監督 (サンケイスポーツ)
サッカー・2012年ロンドン五輪アジア最終予選(1日、日本女子3-0タイ女子、中国・済南)これほど渋いノリさんの顔は見たことがない。格下のタイに0-0のまま、後半15分が経過。佐々木監督は眉間に深いしわを寄せ、隣のコーチ陣に愚痴をこぼす。我慢が限界に達した矢先、FW川澄の先制弾に救われた。
「初戦でタイも頑張っていて、なかなかゴールを奪えなかった。勝ち点3を取れて、3点差をつけたのは最低限の結果でしょう」11日間で5試合を戦う過密日程を考慮し、MF沢ら中盤4人とGK海堀を温存した。FIFAランクが6カ国中最高4位の日本、最低28位のタイでは実力差は明らか。しかし、10人で守る相手が予想外に粘る。途中から左サイドの上尾野辺、ボランチの宇津木のポジションを入れ替えたが、ゴールを奪えない。後半からMF宮間を投入した。
「もう少し(宮間は)使いたくなかったが、いいパスでうまく起点となってくれた」後半20分にはMF大野もつぎ込んだ。今回は勝ち点で並んだ場合、得失点差で順位が決まるルール。W杯出場2枠を目指す各国は、格下タイから大量点を奪う算段だ。佐々木監督も主力組の完全休養より、追加点を優先せざるを得なかった。「とにかく勝ち点3を取れたので、今後も厳しい試合が続くが、頑張っていきたい」“青写真”はもろくも崩れたものの、8月末の合宿で左すねを打撲した沢はベンチに残した。3日から韓国、豪州、北朝鮮と強敵が続く。休養十分のエースが、日本の命運を握っている。
サッカー=不調のカカ、「モウリーニョ監督は信じてくれている」
2011年 09月 2日 10:17
[マドリード 1日 ロイター] サッカーのスペイン1部、レアル・マドリードに所属するMFカカ(29)は1日、不調が続き放出が噂される現状にも、ジョゼ・モウリーニョ監督への信頼を口にした。
カカは2009年にACミラン(イタリア)から移籍金7000万ユーロ(約77億円)でレアルに加入。しかし、その後は度重なる故障に泣かされ、国際サッカー連盟(FIFA)年間最優秀選手に輝いた2007年当時のようなパフォーマンスを見せられないでいる。不調が長く続いていることで、最近はメディアから放出や期限付き移籍の話題が報じられるようになっているが、カカは「モウリーニョ監督は私が調子を上げ、チームを助けることができると信じてくれている」と語り、指揮官への信頼を語った。先月28日に行われたサラゴサ戦では、途中出場でゴールを決めたカカ。「この夏はレアル退団をずっと言われてきたから、希望を与えてくれるゴールだ。そういった報道もなくなるだろう」と話し、移籍騒動が鎮静化することを願っていた。
フェデラーが歴代2位の225勝
2011年 09月 2日 10:02
【ニューヨーク共同】テニスの全米オープン第4日は1日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターでシングルス2回戦などを行い、男子は過去に5連覇した第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)がドゥディ・セラ(イスラエル)に勝ち、アンドレ・アガシ(米国)を抜いて68年のオープン化以降で歴代単独2位の四大大会225勝目を挙げた。女子ダブルス1回戦で青山修子組は敗退した。


