<プロ野球球宴>稲葉がMVP 全パが零封リレー
(毎日新聞 - 07月24日 18:45)

【全パ・全セ】三回裏全パ2死三塁、稲葉が右前適時打を放つ=クリネックススタジアム宮城で2011年7月24日、丸山博撮影
○全パ5-0全セ●(第3戦、24日・Kスタ宮城)
プロ野球の「マツダオールスターゲーム2011」第3戦は24日、仙台市の日本製紙クリネックススタジアム宮城で行われ、田中(楽天)、ダルビッシュ(日本ハム)、和田(ソフトバンク)らエースでつないだ全パが5-0で全セに快勝し、今年の対戦成績を2勝1敗とした。全パが勝ち越したのは2戦2勝の04年以来。通算成績は全パの77勝71敗9分け。最優秀選手(MVP)には先制2ランなど3安打3打点の稲葉篤紀外野手(日本ハム)が選ばれ、賞金300万円を手にした。3試合を通じてファンに夢や希望を与えた選手を選ぶスカイアクティブテクノロジー賞は、2試合に登板した斎藤佑樹投手(日本ハム)が獲得し、マツダから自動車が贈られた。
第3戦は東日本大震災の復興支援試合として、当初予定の東京ドームから被災地・仙台に球場を変更して開催され、日本野球機構(NPB)が招いた岩手、宮城、福島の小中高生の球児ら約3000人、日本プロ野球選手会が招待した復興に尽力した自衛隊員と関係者約1000人も、スタンドからスター選手の競演を見守った。試合前のセレモニーでは、楽天の選手会長である嶋基宏捕手が、出場選手を代表し、「ヒトの力を信じて、一緒に前を向いて歩いていきましょう」とあいさつした。
来年のオールスターは神宮球場と愛媛・松山の坊っちゃんスタジアムで計2試合が行われる予定。
○全パ5-0全セ●
全パは一回、稲葉が由規の速球をとらえて、右越えに先制2ランを放ち、三回2死三塁でも稲葉が適時打。その後もT-岡田のソロ、代打・内川の適時打で突き放した。
全セは序盤、1回ずつ継投した全パの田中、ダルビッシュ、和田に対して連打で好機を作ったが、最後は力のある球に封じられ、本塁を踏めなかった。
◇表彰選手◇
【最優秀選手】 稲葉篤紀(日本ハム)
【敢闘選手】 渡辺直人(横浜)、T-岡田(オリックス)
【スカイアクティブテクノロジー賞】 斎藤佑樹(日本ハム)
<世界水泳>北島、全体の3位で準決勝進出 男子百平泳ぎ
(毎日新聞 - 07月24日 13:25)
【上海・芳賀竜也】水泳の世界選手権は第9日の24日、当地のオリエンタル・スポーツセンターで競泳が始まり、男子百メートル平泳ぎ予選は、五輪2大会連続2冠の北島康介(日本コカ・コーラ)が59秒96をマークし、全体の3位で準決勝に進出した。立石諒(NECグリーン)も1分0秒37の8位で予選通過。ロンドン五輪の出場権(12位以内)が懸かった男女の四百メートルリレー予選は、日本の男子が3分16秒63で10位、女子は3分39秒28の7位で、ともに出場権を獲得した。今大会で日本勢が、同五輪の国・地域別出場権を獲得したのは全種目で初めて。女子百メートルバタフライ予選は、加藤ゆか(東京SC)が58秒70の13位で準決勝進出。星奈津美(スウィン大教)は25位で予選落ちした。男子四百メートル自由形予選は、内田翔(群馬ヤクルト)が17位で決勝に進めなかった。
世界選手権第9日、男子100メートル平泳ぎ準決勝で力泳する北島康介。59秒77の全体2位で25日の決勝に進んだ=24日、上海(時事通信) 2011年7月24日 21時13分
北島、2位で決勝へ…世界水泳男子100平
(読売新聞 - 07月24日 20:25)
【上海=田中潤】水泳の世界選手権第9日は24日、競泳が始まり、女子400メートルリレー決勝の日本は3分39秒55の7位だった。男子は予選10位で敗退したが、ともに12位以内に入り、来年のロンドン五輪出場枠を獲得した。男子100メートル平泳ぎ準決勝では、北島康介(日本コカ・コーラ)が59秒77の全体2位で25日の決勝に進出。立石諒(NECグリーン)は1分0秒36の9位となり、決勝に進めなかった。女子100メートルバタフライ準決勝は、加藤ゆか(東京SC)が58秒71の14位で敗退。水球男子では、初の決勝トーナメント1回戦に臨んだ日本が、6―8でドイツに惜敗した。

【阪神】秋山「1軍で投げたい」
(日刊スポーツ - 07月24日 20:00)
阪神秋山拓巳投手(20)が24日、甲子園で行われた1軍練習に参加し、シート打撃に登板した。クレイグ・ブラゼル内野手(31)や鳥谷敬内野手(30)、新井貴浩内野手(34)ら主力打者8人に対して32球を投げ、藤井彰人捕手(35)に許した左前打1安打のみに抑えた。期待の2年目右腕は「やっていることは思った以上にできた。1軍で投げたいなと感じました」と話した。
