宮城大会
日程 7/9~7/26
参加チーム数 77チーム
球場 Kスタ宮城、仙台市民、柴田、南郷、東北福祉大、利府
特別な夏、高まる闘志 高校野球宮城大会、対戦決まる
2011年6月28日0時45分
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真剣な表情で組み合わせ抽選を見つめる選手ら=仙台市泉区、飯塚晋一撮影
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被災地の学校同士の対戦が決まり、握手する石巻の日野裕貴主将(左)と気仙沼西の金野博之主将=仙台市泉区、飯塚晋一撮影
宮城大会組み合わせ
 第93回全国高校野球選手権宮城大会の組み合わせ抽選会が27日、仙台市の東北生文大高校であり、出場77校の対戦相手が決まった。7月9日に開幕し、優勝校は8月6日から阪神甲子園球場で始まる全国高校野球選手権大会に出場する。東日本大震災後の厳しい環境に置かれた県内の球児たちの「夏」が始まる。 多くの野球部が被災し、春季大会は中止された。こうした中、県高野連は「様々な支援への感謝の気持ちを伝え、全国に元気な球児の姿を伝える大会」(遠藤和秀会長)を目指す。
 Aブロックでは、今年の選抜大会に出場した東北が中心になる。昨夏準優勝の気仙沼向洋は、津波で校舎が壊滅。他校のグラウンドで練習し、念願の優勝を目指す。宮城農、志津川も、震災の影響で公営球場などで練習している。
 Bブロックは、秋季県大会4強の古川工、速球派のエースが引っ張る古川学園、投手力が安定する仙台三、昨夏に延長15回引き分け試合を投げ切ったエースが残る東北学院などがひしめく激戦区。石巻好文館は、校舎浸水の被害を受けたが、夏の大会初勝利を目指す。宮城水産も、震災の影響で練習時間が減った中での出場になる。
 Cブロックには、秋季県大会3位の東陵を中心に、昨夏4強の利府、投手層が厚い聖和学園などが集まる。石巻工はグラウンドが冠水。他校野球部にも片付けを手伝ってもらい、練習できるようになった。
 Dブロックでは、昨夏優勝の仙台育英が軸になりそうだ。昨夏の投手が残る仙台商、秋季県大会8強の東北工大が追う。1回戦の石巻―気仙沼西は、大きな被害を受けた地域同士の対戦。仙台一も、仙台市若林区のグラウンドが壊滅するという厳しい環境で大会に臨む。
 上沼、米山は人数不足で出場しない。(木下こゆる)
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【宮城・見どころ】東北・仙台育英 投手に安定感
2011年6月15日10時47分

 東日本大震災で多くの学校が4月中旬まで練習できず、春の県大会も中止された。実戦練習が十分でないまま「夏」を迎える。 中心は、秋の東北大会で優勝した東北と昨夏代表の仙台育英。東北の投打の柱で主将の上村は、選抜大会以降フォームを修正し、球威が増した。仙台育英は、長身からの速球に力がある吉田慶など投手層が厚い。 秋の県大会4強の東陵や古川工、延長15回引き分け再試合を演じた利府と仙台三、東北工大などが2強を追う。昨夏活躍した投手が残る東北学院、仙台商も上位を狙う。 津波でグラウンドを失った昨夏準優勝の気仙沼向洋の戦いぶりも注目される。(木下こゆる)
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