徳島大会
日程 7/9~7/25
参加チーム数 32チーム
球場 オロナミンC夏へ、32校対戦決まる 高校野球徳島大会
2011年6月28日0時33分
対戦校を決める抽選会。主将たちは緊張の面持ちでくじを引いた=徳島市北田宮1丁目の県教育会館
徳島大会の組み合わせ抽選会が27日、徳島市北田宮1丁目の県教育会館であり、出場32校の対戦相手が決まった。開幕カードは鳴門第一―阿波。7月9日、鳴門市のオロナミンC球場で、午前10時からの開会式の後、午後0時10分から14日間の熱戦の火ぶたが切られる。 この日、午後3時に始まった抽選会には32校の主将、監督らが出席。昨秋以降の公式戦の成績をもとに城南、徳島商、城東、鳴門の4校をシードに振り分けた後、28校の主将が抽選に臨んだ。各校主将は緊張した表情で机に並んだ封筒からカードを取り出し、書かれた番号を読み上げた。会場が沸いたのは鳴門工主将がカードを読み上げた時。Cゾーンの城東との対戦を引き、両校は昨夏1回戦と同じ組み合わせとなった。 開会式の選手宣誓は、海部の坂東辰弥主将(3年)。「予想していなかったので、うれしいというより驚いた。32校を代表する気持ちを持って宣誓する」と意気込みを語った。 始球式は、来春の学校統合で現校名では最後の出場となる鳴門工OBで、1973年に甲子園に春夏連続出場したチームの主将だった加藤一さん(55、旧姓西岡)が務める。入場行進の先導役に生光学園の森祐貴君(3年)が決まった。(山下周平)
徳島大会 見どころ
城南・城東、伝統の徳島商が軸
今春の選抜大会に初出場し、1勝した城南、春の県大会を制した城東、夏の甲子園出場22回の徳島商の3校が軸になる。 城南は、エースで4番の竹内を中心に昨秋の県大会5試合で53点を挙げた強打が光る。城東は、制球がいい右腕幸浦と長打力のある4番石田の出来が鍵。両校とも初優勝を目指す。徳島商は、140キロ超の速球が武器の右腕龍田祐と主砲佐藤を中心に切れ目のない打線が自慢だ。 2年生右腕美間の成長が著しい鳴門工は、ここ10年で4度優勝の意地を見せるか。左右の投手がそろう生光学園や好投手のいる鳴門も上位を狙う。打撃を磨く小松島の躍進や池田の復調も見逃せない。(山下周平)


