長崎大会
日程 7/9~7/24
参加チーム数 58チーム
球場 長崎県営、佐世保
58校、夏の対戦決まる 高校野球長崎大会
2011年6月25日0時32分
くじを引き、割り振られた番号を発表する監督=長崎市松山町
第93回全国高校野球選手権長崎大会の組み合わせ抽選会が24日、長崎市の県営野球場であり、出場58校の対戦相手が決まった。開会式は7月9日午前10時15分から同球場である。続いて同日午後0時15分から、開幕試合として佐世保北―五島が対戦する。日程が順調に進めば決勝は24日に同球場である。 シード校は第1シードから順に、波佐見、佐世保工、清峰、鎮西学院、海星、創成館、長崎南山、大村工の8校。昨秋と今春の県大会、5、6月にあったNHK杯の結果などをもとに決まった。 抽選会には、各校の監督や部長らが集まり、長崎・中・佐世保の各地区ごとに1校ずつ、くじを引いた。公式戦で上位に入りながらシードを逃した壱岐、瓊浦、西陵などの対戦相手が決まると、会場からはどよめきが起こっていた。 宇久は部員不足により、この夏いっぱいで活動を停止し、今年度末の廃部が決まった。田中秀和監督は抽選会前日の練習で選手たちに明かした。「島民やOBの思いをすべて背負って戦ってほしい」と話すと、選手たちは涙を流していたという。(河合達郎)
【長崎・見どころ】波佐見と佐世保工 投が充実
2011年6月16日11時43分
昨秋と今春の県大会で決勝に進んだ波佐見、創成館、佐世保工、大村工の4校が6月のNHK杯は4強にも入れなかった。夏は本命不在となりそうだ。 選抜出場の波佐見は、最速148キロの松田を中心に投手陣の層が厚い。佐世保工も豊村が直球と変化球で緩急をつけた投球を見せ、安定感がある。海星は昨夏マウンドに立った永江が本来の遊撃に戻り内野陣が安定、打撃も中軸の古賀、射場らに長打力がある。清峰は江川将を中心に打線につながりが出て大量得点が狙える。 壱岐、長崎南山、長崎日大、瓊浦も好投手を擁して上位を狙う。長崎商は二遊間を中心に内野の守りが堅い。(河合達郎)


