テニス=全仏最多優勝を狙うナダル、立ちはだかるジョコビッチ
(ロイター - 05月20日 12:16)

5月19日、男子テニスのラファエル・ナダルが、全仏オープンで大会最多タイ記録となる6回目の優勝を狙う。写真は昨年の全仏オープンで優勝し、トロフィーを持つナダル。2010年6月撮影(2011年 ロイター/Bogdan Cristel)
[パリ 19日 ロイター] 男子テニスのラファエル・ナダル(スペイン)が、全仏オープンで大会最多タイ記録となる6回目の優勝を狙う。 ナダルは全仏オープンを得意としており、これまで5回の大会制覇を成し遂げている。同大会で敗れたのは2009年の1回のみと無類の強さを発揮し、今回優勝するとビョルン・ボルグ(スウェーデン)の持つ優勝6回の最多記録に並ぶことになる。
ただ、今大会ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)という強力なライバルがたちはだかる。ジョコビッチはここまで出色の出来を見せて勝ち続けており、今季の連勝記録を37に伸ばしている。ナダルと対戦した他大会の決勝では4連勝中。全仏オープンの結果次第ではナダルを抜いて世界ランク1位に躍り出る可能性がある。
ナダルは報道陣に対して「偉大なチャンピオンというのは毎週勝てるだけでなく、自分の時間が来るまで待つことができる。私は勝つ時が来るのを待たなければならないし、そのことを理解している」と語った。
一方のジョコビッチは「ラファは依然としてトップに立っていると思う。私はローランギャロス(全仏オープン)で勝ったことがない。おそらく今の自分は過去最高の状態にあるし、ベストのテニスができているので本命の1人ではあるが、ラファはあそこで過去に1回しか負けていない」と話していた。
錦織「チャンス生かしたい」 全仏テニスへ現地で初練習
2011年5月20日10時1分

全仏に向け練習に励む錦織=19日、藤島写す
テニスの4大大会今季第2戦、全仏オープン(22日開幕)に出場する錦織圭が19日、現地で初練習。心配された体調面も「大丈夫」と、元気な姿を見せた。
この日午後、試合会場のローランギャロス近くの練習場で約1時間、実戦形式のミニゲームなどで汗を流した錦織は「胃を壊して出られないと思っていた。元気に戻って来られてラッキーというか、このチャンスを生かしたい」と語った。
今月上旬のローマで予選を勝ち上がりながら、胃の不調を訴え、本戦を棄権。緊急帰国するなど約1週間、練習さえできなかったという。「精神的にもショックは大きかったけれど、今も感覚はすごくいい」
今季目標に掲げていたトップ50入りは、4月に米・ヒューストンで準優勝を遂げるなど早々にクリア。5月2日付の世界ランクでは、松岡修造が持つ日本男子最高位の46位に並んだ。「目標だったのでうれしいですけど、これから順調に戦っていけばランクは上がっていく。40位、30位と上がっていけば、またうれしさは増すと思う」
現在は60位。アクシデントはあったが、上を目指す意欲は全く衰えない。日本のエースが「赤土のコート」で巻き返しを狙う。(パリ=藤島真人)
伊達は世界ランク1位と対戦 テニス全仏オープン
2011年5月20日21時50分
22日に開幕する全仏オープンの本戦の組み合わせ抽選が20日あり、女子シングルスで世界ランク60位のクルム伊達公子は、1回戦で同1位の第1シード、キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)と対戦することになった。森田あゆみは推薦出場の同251位のクリスティナ・マダナビッチ(フランス)との顔合わせ。波形純理(なみがた・じゅんり)は予選を勝ち上がったアレクサンドラ・ウォズニアク(カナダ)と対戦する。
男子の日本勢は同60位の錦織圭が1回戦で同56位の盧彦勲(台湾)と対戦。添田豪は同13位の第12シード、ミハイル・ユージニー(ロシア)に挑む。
奈良と土居は予選敗退 全仏テニス
2011年5月20日9時56分
テニスの4大大会今季第2戦、全仏オープンは19日、女子シングルスの予選2回戦があり、昨年そろって本戦に初出場した奈良くるみと土居美咲は、奈良がニュージーランド選手に0―6、0―6で、土居がスイス選手に6―4、1―6、3―6でともに敗れた。日本勢は男女計5人が予選に臨んだが、本戦出場はならなかった。(パリ)
柔道2段の女傑・中嶋地元戦に気合
(デイリースポーツ - 05月20日 09:40)

地元開催に燃える柔道出身の女傑・中嶋 Copyright(C) 2010 デイリースポーツ/神戸新聞社 All Rights Reserved.
「デイリー後援・DHCレディースツアー2011第2戦」(20日開幕、ストライカーズ西船ボウル)
創立2年目の女子プロボウリング組織、一般社団法人日本女子ボウリング機構(LBO=鏑木恒雄会長)主催、デイリースポーツ後援の「DHCレディースツアー2011」第2戦(賞金総額800万円、優勝240万円)が20日、千葉県船橋市のストライカーズ西船ボウルで開幕する。19日は同所でシード外プロ13人とアマ5人が予選8Gを投球し、プロ上位7人、アマ上位2人が本戦出場権を獲得した。
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発足初年度はアマ時代に全日本メンバーとして活躍した高坂、清水、鷲塚の“3強”が上位を占めたLBOだが、4月の今季第1戦では柔道2段の女傑・中嶋由美(ストライカーズ西船ボウル所属)が大旋風を巻き起こした。ステップラダー決勝に4位で進出すると、4位決定戦で鷲塚、3位決定戦で清水を連破。優勝決定戦では高坂に11ピン差で惜敗して初優勝は逃したが、急成長ぶりをアピールした。
「このオフはボウリングより、ジムに通っての下半身強化に力を入れました。今回は地元開催ですし、第1戦が『たまたま』と言われないよう頑張ります」と中嶋。パワーボウリングで主役に躍り出るか‐。
大会詳細などはLBOホームページhttp://www.lbo.or.jp/参照。試合の模様は最終日までインターネットのユーストリームでライブ配信される。