地震・津波観測にも応用可能なNECの海底ケーブル通信システム- 18 April 2011| Share
■海底ケーブル通信システム
■NEC

■Photonix 2011
NECは、光通信の総合技術展、Photonix 2011において、海底ケーブルシステムを展示紹介しました。

NECは、海底ケーブル通信システム、地震・津波観測システムのリーディングサプライヤで、つい最近も日本と東南アジア諸国を結ぶ大型海底ケーブルプロジェクトを受注しており、2013年の完成を予定しています。これは、既に完成している太平洋横断ケーブルと千倉で接続する予定で、これにより米国と東南アジアを結ぶ総延長18,520kmの大型海底ケーブルシステムが誕生します。
"これは、海底ケーブルに光信号を通す際に、その信号を光のまま増幅する装置です。例えば、太平洋横断だと1万kmあります。その間におよそ70km位の間隔で中継器を入れていくと太平洋を横断するようなシステムを作る事ができます。"
NECは、水深8000mで25年間稼働するシステムを設計から敷設までトータルで行っています。また、地震・津波計測システムにも応用可能で、光海底ケーブルにより常時リアルタイムで海底での地震観測や沖合での津波データの取得が可能です。
"基本的には故障しないシステムが前提で、25年間の保証をしています。ただし、今回のような自然災害や漁船の網をかけられるといった不測の事態もあり得ますので、そういった場合の工事も行っています。"
"現在だと、10Gb/sの信号処理を行うようなシステムですが、それが近年40Gb/sになって、今後100Gb/sになっていくので、そういったシステムに対応した装置を現在開発しています。"


原発「減らす・やめる」41% 朝日新聞世論調査2011年4月18日0時1分
$とっちゃんのブログ

原子力発電は今後…
 朝日新聞社が16、17日に実施した全国定例世論調査(電話)で原子力発電の今後について聞いたところ、「減らす方がよい」と「やめるべきだ」が計41%だった。東日本大震災の復興財源にあてるための増税については「賛成」59%が「反対」31%を上回った。

世論調査―質問と回答〈4月16、17日実施〉
 「原子力発電は今後どうしたらよいか」という質問で四つの選択肢から選んでもらうと、「増やす方がよい」5%、「現状程度にとどめる」51%、「減らす方がよい」30%、「やめるべきだ」11%。日本は電力の3割を原子力発電でまかなっていると紹介したうえで同様の質問をした2007年の調査では、「増やす」13%、「現状程度」53%、「減らす」21%、「やめる」7%で、「減らす」と「やめる」の合計が28%にとどまっていた。

 原子力発電の利用の賛否は「賛成」50%、「反対」32%。「反対」の層でも、原子力発電の今後について20%が「現状程度にとどめる」と答えた。男女別では、男性で「賛成」62%、「反対」27%だったのに対し、女性では38%対37%でほぼ並んだ。
 福島第一原発の事故に対しては、「大いに」56%、「ある程度」33%の合わせて89%が「不安を感じている」と答えた。
 他の原発で大きな事故が起きる不安については、「大いに感じる」が50%、「ある程度感じる」が38%。「大いに感じる」と答えた人のなかでは、原子力発電を今後、「減らす」「やめる」と答えた人の合計が55%と高い。
 復興財源のための増税に賛成する意見は、民主支持層で66%と高かったが、無党派層で59%、自民支持層でも53%に上った。復興の主な財源として増税と国債のどちらがよいか尋ねると、「増税」48%、「国債」25%だった。

原子力委員会が国民の意見募集
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/tyoki/tyoki_oubo.htm