阪神・メッセンジャー、3回無失点で開幕万全
デイリースポーツ 4月9日(土)18時25分配信
「ウエスタン、ソフトバンク3-3阪神」(9日、雁の巣」
阪神のランディ・メッセンジャー投手が先発し、3回2安打無失点と好投。開幕前ラスト登板で結果を残し、先発が予想される開幕2カード目の16日・中日戦(ナゴヤドーム)へ向けて万全をアピールした。ストレートの最速は150キロ。メッセンジャーは「ストレートのコントロールがきょうは良かった。(開幕へ向けて)準備はしっかりできているよ」と手応えを感じていた。
最終更新:4月9日(土)18時25分
阪神・久保、中12日不安なし「問題ない」
サンケイスポーツ 4月9日(土)10時48分配信
オリックスとの合同練習に先発予定だった阪神・久保は8日、最後の調整登板を行わずに本番を迎えることになった。「投げる日が決まれば、1週間後でも2週間後でも問題ないです」。中止決定後に、ブルペンで投球練習を行った。山口投手コーチは「久保は合わせてくれる」と信頼は揺るぎない。開幕2カード目となる15日の中日戦(ナゴヤD)を任される右腕。5回6失点だった2日の横浜戦(横浜)から中12日となるが、まったく不安はない。
阪神・秋山、2年目開幕1軍外れる
サンケイスポーツ 4月9日(土)10時48分配信
阪神・開幕28人に漏れたのは、3年連続で開幕戦勝利中の安藤。右肩痛の影響で8日現在2軍調整中だ。また昨年、中継ぎエースとして活躍した西村は疲労の蓄積が取れないまま、キャンプから2軍暮らし。両投手は、9日にも、2軍ソフトバンク戦(雁の巣)に登板する予定だ。
昨シーズン終盤にブレークして高卒新人で4勝を上げた秋山も、開幕1軍から外れた。こちらもキャンプ2軍スタートから、なかなか結果を出せないまま。2年目のジンクスを打ち破り、再び“救世主”の活躍が期待される。
下柳、メッセンジャーは開幕1軍メンバーから外れるが、2人は先発予定の開幕2カード目となる15日からの中日3連戦(ナゴヤD)で昇格する。
阪神・金本、60メートル投げ返球大丈夫
2011.4.9 05:02
右肩痛からの復活を期す阪神・金本知憲外野手(43)は8日、オリックスとの合同実戦練習(甲子園)の雨天中止決定後に、室内練習場で最長60メートルのキャッチボールやノックで汗を流した。
これまで4度の実戦守備で、約40メートルの返球をこなして課題もクリア。遊撃の鳥谷は「去年は『距離をつめて』といわれていたけど、今年は『しっかりステップして投げるから』といわれている。金本さんのステップに合わせて、後ろに下がって距離を合わせる。自分から距離をつめることはない」と中継時の2人の“距離感”を説明。送球面の不安を周囲がカバーする“金本シフト”を取らないことを明かした。
9日に今季初のシートノックに入る。プロ20年目の開幕に向けて出陣準備は着々だ。 (川端 亮平)
阪神・マートン、粘ってマエケン撃ちや! 2011.4.9 05:03
胸に「神様は私の力です」。背中には「神力」-。スタンリッジから拝借したというM砲仕様の? Tシャツを着て、一心不乱にバットを振った。最後の実戦練習は雨で中止。これで気持ちは『4・12』だ。マートンは居残り練習後、マエケン対策を明かした。
「打つのは難しい。だけど、チームの勝利に貢献しないとね。開幕戦では、できるだけ相手に球数を投げさせたい。先発を降ろせば、勝てるチャンスが出てくるから」
昨年の対決を思いだす。『5・10』の聖地。虎打線は序盤からファウルで粘ったことがボディーブローのように効き、マエケンを七回に攻略。勝ち越し2点二塁打を放ったのがM砲だった。通算成績も7打数4安打(打率・429)、2打点とカモにしている。
「1球で勝負が決まると思うし、1打席、1スイングで試合が決まることもある。全員が集中していかないといけない」
昨季、チームは前田健に対し、2試合で1勝1敗。チーム打率・244だっただけに、序盤でスタミナを消耗させることが必須。1番の役割として、粘りまくる算段だ。
「体調がすごくいいし、開幕が待ち遠しい。興奮しているよ!」
9日に行われる夜間練習(甲子園)ではブラゼルとともに特別シート打撃を組んでもらう予定。虎の安打製造機が開幕ダッシュを呼ぶ。 (阿部 祐亮)