セ延期を受けて選手らに戸惑いも 星野監督「茶番や」と切り捨て
産経新聞 3月20日(日)21時41分配信
セ・リーグの公式戦開幕が29日となったことについて、選手や監督の反応はさまざまだった。
日本プロ野球選手会の新井会長は札幌市内で、選手会の対応について「まだ協議段階。明日(21日)中に方向性を出していければ」と話した。
横浜の新沼選手会長は横須賀市内で「(日程見直しの)動きがあったのはうれしく思うが、3試合の延期でいいのかと思う。まだ、わからない」と語った。21日にチームの意見をとりまとめる。
楽天の星野監督は名古屋市内で「あんなのは茶番や」と切り捨てた。セが節電のために延期を受け入れたことについて「(東京電力管内の計画)停電だけの問題じゃない。今はまだ勇気を与えるとかそんな状況じゃない」と指摘し、パ・リーグが4月12日に開幕を延期したように、セも開幕を遅らせることは当然、との考えを示した。
プロ野球 日ハム-阪神オープン戦 来場者に募金呼びかけ
毎日新聞 3月20日(日)21時35分配信
20日に札幌ドームであったプロ野球のオープン戦、日本ハム-阪神は、東日本大震災救援活動・復興支援チャリティー試合として行われた。試合前には日本ハムの梨田監督や田中選手会長、阪神の真弓監督、労組日本プロ野球選手会長を務める新井ら約40人が来場者に呼びかけ、日本ハムによると約6500人が募金に応じ、この日だけでドーム内に設置した募金箱分を含め、約1350万円が集まった。
ダルビッシュや田中とともに約15分間、募金箱の前に立った新井選手会長は「感謝しかない。ファンの温かい気持ちを被災者に向けたい」と語った。さらに「選手全員が被災地のことを考えている。勇気を持っていただけるよう頑張りたい」と話した。
また、昭和28(1953)年度生まれの元プロ野球選手で構成され梨田、真弓両監督が副会長を務める「プロ野球28(にっぱち)会」(中畑清会長)は、義援金サイト(http://www.joe72.jp/28ers-bokin)を開設した。梨田監督は「できることをして、被災された方に元気になってもらいたい」と述べた。【武藤佳正】 最終更新:3月20日(日)21時35分
オープン戦初出場の金本が左翼守備こなす
デイリースポーツ 3月20日(日)20時23分配信
右肩故障からの復活を誓う阪神・金本知憲外野手が20日、札幌ドームで行われた日本ハムとのオープン戦に「6番・左翼」で先発出場し、今年初めて外野守備に就いた。
オープン戦初出場ながら、3度の守備機会を無難にこなし、打っては3打数1安打。二回の第1打席は二ゴロ、四回にはブライアン・ウルフ投手から中前打、六回の打席で捕邪飛に倒れると、七回からベンチに退いた。
阪神・城島が初のオープン戦でフル出場
デイリースポーツ 3月20日(日)18時55分配信
「オープン戦、日本ハム2‐2阪神」(20日、札幌ド)
両軍、主力が順調な仕上がりを見せた。阪神は左ひざ手術後城島がオープン戦初出場。「7番・捕手」で先発し、フルイニング出場で軽快な動きを披露した。ロッテから移籍した小林宏も1回無安打無失点。九回から登板した藤川球は1死から二塁打を浴びたが、後続を打ち取った。
日本ハムは一回2死二塁から4番に座った中田が「見極めをしっかりしようと思って打席に立っていた」と左前適時打を放ち先制。糸井も適時打を含む3安打猛打賞の活躍だった。