震災後初!14日オープン戦開催
プロ野球巨人は14日の阪神とのオープン戦(岐阜)を予定通り行うと13日発表した。東日本大震災の発生後、オープン戦開催は初めてとなる。
[2011年3月13日17時12分]
巨人、被災者支援目的にオープン戦開催
産経新聞 3月13日(日)18時11分配信
巨人は13日、東日本大震災の影響で開催が流動的だった14日の阪神とのオープン戦(岐阜)について、被災者支援を目的に予定通り実施することを明らかにした。
桃井恒和球団社長は実施する理由として「地域的にも安全性を確保できると判断した。きちっと試合を見せることも、球団としての使命」と説明した。
14日の試合前には犠牲者を悼んで黙祷(もくとう)が行われ、試合の収益金の一部は被災者支援に充てられる。東京ドームで今後予定されている20日のロッテ戦、21日の楽天戦についても、予定通りオープン戦として開催する方向だという。
また、練習場所の確保が今後不透明な楽天について「可能であれば、協力するのもやぶさかではない」(桃井社長)として、球団として協力する意向を示した。
センバツ開催、18日に再協議
東日本大震災を受けて第83回選抜高校野球大会の臨時運営委員会が13日に開かれ、大会開催については18日に再度協議することになった。組み合わせ抽選会は予定通り15日に行う。
[2011年3月13日17時10分]
高野連、選抜開催へ準備=東北は1回戦最後に組み入れ―高校野球
日本高校野球連盟は13日、東日本大震災を受けて持ち回りの臨時運営委員会を開き、23日開幕の第83回選抜大会を予定通り開催する方向で準備を進めることを確認した。今後も被災地などの情報を集め、18日に臨時運営委員会を開いて開催について最終決定する。
組み合わせ抽選会は予定通り15日に実施するが、甚大な被害を受けた宮城県にある東北は出席しないことになった。高野連は、東日本大震災の影響で抽選会に出席できない出場校は主催者による代理抽選とし、東北に関しては「チームとして大阪に来るめどが立っていない」(山口雅生事務局長)として、初戦を1回戦最後となる第6日の第1試合に組み入れる。
抽選会に先立つ14日の代表者会議とキャプテントークも予定通り行うが、同日夜のキャプテン研修会は中止する。
山口事務局長は「延期は考えていない。やる方向で準備を進めないと開催できない。東北については、大会本部として配慮した」と語った。
大館鳳鳴 都道府県 秋田・県立
センバツ出場回数 初出場
夏の出場回数 0回
創立年/創部年 1898年/1898年
部長(年齢)
/監督(年齢=出身校) 戸沢亮(31)/斉藤広樹(34=中大)
部員数 54人
マネジャー 3人
生徒数(うち女子) 821人(373)
新チーム成績(公式戦) 8勝2敗 打率.308 本0 防御率1・94 盗塁17
短評 創立113年の伝統校で大館市初の甲子園(日刊評価C)
主な卒業生 阿部政文=元早大投手
石戸谷健一=NHKアナウンサー
大間ジロー=元オフコース
「甲子園ではつらつプレーを」大館鳳鳴で激励会
2011年3月5日0時53分
23日開幕の第83回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に出場する大館鳳鳴高校野球部の激励会が4日、秋田県大館市金坂後の学校体育館であった。選抜旗を手に、選手たちと入場した小貫慧太主将は「みなさんの応援は本当に力になる。甲子園でも応援、よろしくお願いします」と力強くあいさつし、活躍を誓った。
激励会には1、2年生合わせて550人と教職員が参加。校歌を歌った後、大館鳳鳴高応援団の岸嘉之団長(2年)が、檀上の選手たちに「みなさんは生徒や学校OB・OG、市民の期待を一身に背負っている。プレッシャーを乗り越えて、甲子園では鳳鳴らしいはつらつとしたプレーを見せて下さい」と激励の言葉を贈った。最後に全員で応援歌「勝利の翼」を大声で歌い、気分を盛り上げた。