
キム・ヨナ、世界選手権出場へ 真央と1年ぶりの対決
2011年3月4日20時51分
世界選手権大会の準備を着実に進めている‘フィギュアクイーン’キム・ヨナ(21、高麗大
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国際スケート連盟は3日、フィギュア世界選手権(21日開幕・国立代々木競技場)の出場選手を発表し、女子でバンクーバー冬季五輪金メダルの金妍児(キム・ヨナ)(韓国)が正式にエントリーした。金妍児は浅田真央(中京大)に敗れて2位だった昨年3月の世界選手権以来の試合出場で、2連覇が懸かる浅田と1年ぶりに対決する。
今大会から本戦の選手削減のために予選が導入され、昨年の世界選手権の成績や直近の世界ランキングにより、日本選手は男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)のみが予選から出場する。女子の浅田や金妍児、安藤美姫(トヨタ自動車)、村上佳菜子(愛知・中京大中京高)、男子で前回王者の高橋大輔(関大大学院)や織田信成(関大)は本戦から登場する。
海外の有力選手は男子でグランプリ(GP)ファイナル覇者のパトリック・チャン(カナダ)らがエントリーした。(共同)
距離男子リレーで過去最高6位/スキー
.<スキー:ノルディック世界選手権>
◇10日目◇4日◇オスロ
距離男子の40キロリレーで清水康平(日大)吉田圭伸(自衛隊)木村正哉、成瀬野生(ともに岐阜日野自動車)で臨んだ日本が、6位に入賞した。五輪、世界選手権を通じて同種目の最高位。1走の清水が一時は4位に上がるなどの快走を見せ、2走の吉田までに入賞圏内の6位を確保。3、4走でも順位を守った。アンカーの成瀬は「1、2走の若手が勢いをつけてくれた。価値ある結果だと思う」と力を込めた。
[2011年3月4日23時29分]
.サッカー 「若手に台頭してほしい」…ザッケローニ監督
毎日新聞 3月4日(金)19時35分配信
サッカー日本代表のザッケローニ監督は4日、東京都内で取材に応じ、5日のJリーグ開幕に向けて「若手に台頭してほしい。各クラブで出場機会を勝ち取り、経験を積んでほしい。今出ている選手も満足せず向上心を持ち、毎試合が成長のチャンスと思ってほしい」と期待を込めた。

【おめでとうザック監督】アジア大会優勝祝賀会 人生初の「三本締め」
昨季のJリーグで印象に残ったクラブとして、良い悪いの評価は避けながらもセ大阪と広島を挙げ、「他と違っていた」と指摘。セ大阪は1トップとその背後の3人が目まぐるしくポジションを変えて流動的な攻撃を展開し、広島は守備時は3バック、攻撃時は4バックとシステム変更に特徴があり、いずれも外国人監督が率いた。「同じサッカーをするのではなく違った特徴を出せば、(日本サッカー)全体の引き出しが増える」と述べたザッケローニ監督は、「海外組は日本でできない経験をしている。彼らが代表チームに戻った時、外での経験を還元してくれればいい」「日本サッカーのプレースピードをさらに速くし、相手が読みにくい意外性のあるプレーを向上させたい」と語った。
2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の「アジア枠」が昨年の南アフリカ大会と同じ「4・5枠」となったことには「アジアはとても広く、アジアのサッカーは世界のどこにもないくらい成長を見せている。もう少し(枠が)あっても良かった」と話した。【江連能弘】
C大阪倉田、古巣相手に初ゴール誓う
. G大阪から期限付きで移籍したC大阪MF倉田秋(22)が3日、古巣相手に今季初ゴールを誓った。「チャンスは少ないと思うが、次の試合はしっかり決めたい」。前日2日のACLアレマ戦では相手DFに何度もシュートを止められて得点できなかった。チームは2-1で辛勝も、個人的には満足していない。「ガンバ相手に自分がどれだけ通用するか楽しみ」と燃えていた。
[2011年3月4日11時32分 紙面から]
G大阪西野監督が挑発「C大阪殴り続ける」
. Jリーグは明日5日に各地で開幕する。G大阪はC大阪とのダービー(万博)で、6年ぶりの優勝へ向けたシーズンに突入する。G大阪西野朗監督(55)は3日、宿敵を完全KO宣言。ボクシング世界王者の長谷川穂積のように、「(C大阪を)殴り続けて、きれいな顔のまま帰りたい」と挑発した。C大阪とのリーグ戦は03年10月以降9試合負けなし。ACL初戦でともに勝利を収めた両雄が、激しい火花を散らす。
6年ぶりのリーグ優勝へ指揮官の並々ならぬ決意の表れだった。開幕を目前に控えた西野監督がボクシングWBC世界フェザー級王者で、前日2日の公開練習で「今回(4月の初防衛戦)は、きれいな顔で終わりたい」と話した長谷川穂積のコメントを引き合いに開幕戦のKO勝ちを宣言した。
「点の取り合いになる展開もあり得るが、失点は限りなくゼロにしたい。殴られたら殴り返すのではなく、殴り続けたい。きれいな顔で帰れたらいいね」。
G大阪は昨年、スタートダッシュにつまずき、開幕6試合目でようやく初勝利。序盤に出遅れたことが結果的にV逸の要因になっただけに、今年は序盤から着実に勝ち点を積み上げたい。西野監督は「開幕は34分の1ではなく、重みのある重要な試合。しかも去年トップ3に入ったチーム同士のダービーだから」と話し、高いモチベーションで開幕戦に挑む。
幸いにも、ACLメルボルン戦で左膝を痛めたDF加地は出場できる見通しが立った。フル出場が期待されるMF遠藤も「ダービーでは負けないようにしたい。勝ち点3を取れればいい」と必勝を誓った。
G大阪は03年7月13日(万博)の負けを最後に、リーグ戦の大阪ダービーでは1分をはさみ8連勝中。通算でも17勝1分8敗と相性がいい。互いに攻撃的なチームで激しい試合展開が予想されるが、04年6月16日(長居)以来8試合ぶりとなるダービー完封勝ちも視野に入れる。1日のACL初戦は5発大勝発進。Jリーグでも、相手を殴り続ける快勝でシーズンを突っ走る。【福岡吉央】
[2011年3月4日11時37分 紙面から]