鹿島はドロー、C大阪は白星発進/ACL
2011.3.2 22:55
サンケイスポーツ 3月2日(水)22時51分配信

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグは2日、各地で行われ、H組の鹿島は0-0で上海申花(中国)と引き分けた。G組で大会初出場のC大阪は2-1でアレマ(インドネシア)を下し、初陣を白星発進で飾った。

【写真で見る】上海申花の度重なるラフプレーに苦戦
前半、相手選手と激しく競り合う鹿島・岩政(中央)=上海(共同)
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前半、ヘディングで競り合う鹿島・岩政(上)=上海(共同)
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前半、競り合う鹿島・青木(左)=上海(共同)
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 鹿島は前半、ボールをキープした割には攻めの形を作らせてもらえず、0-0で折り返した。後半はコーナーキックから増田がゴールを狙うなど見せ場を作ったが、一進一退の攻防が続き均衡は破れず。カウンターから攻め込まれる場面も多く見られ、GK曽ヶ端の攻守に救われるシーンもあった。結局最後までゴールを割ることができず、敵地での初戦はスコアレスドローに終わった。



初勝利に沸くC大阪イレブン=2日、長居スタジアム(撮影・山田喜貴)【フォト】
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 アジア・チャンピオンズリーグ1次L第1節(2日、C大阪2-1アレマ、長居)J2大分への期限付き移籍を終えて復帰したC大阪のMFキム・ボギョンは、司令塔としての存在感を放った。前半はパスの出しどころに迷ったが「後半は別の動きにトライしてみた」。
 鋭い飛び出しで相手ゴールを脅かすと、後半20分過ぎには遠めのミドルシュートをクロスバーに当てる場面も。乾らと看板の2列目を形成する21歳は「試合を重ねて、連係も修正していきたい」と次戦を見据えた。

後半、決勝ゴールを決めるC大阪、ホドリゴ・ピンパォン=長居
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C大阪・ホドリゴ・ピンパォン
「2点も決められるとは思わなかった。前半は思うようにいかなかったが、後半は勝利につながる攻撃ができた。セレッソはいいチームでタイトル争いができると思う」

C大阪・茂庭
「初めてづくしで、目に見えない緊張があって、こういう試合になったのかな。PKを取られて攻撃陣に焦りがあったので、落ち着いてやろうと声をかけた」

C大阪・乾
「ボールが(足元に)入ったときのミスが多かった。最初からやり直し。言い訳はできない。これが実力だと思う」

香川の話
「久しぶりにC大阪の試合を観戦し、そして「シンジコール」をサポーターからいただき元気をもらった。新戦力の活躍で勝利できたのはうれしいし、今シーズンは昨年以上の期待をもてそう。リハビリは順調で、シーズン途中の復帰に向けて頑張っている」