2011年2月11日
雨のため午後から休養
日本ハムのドラフト1位斎藤佑樹投手(22=早大)の沖縄・名護キャンプは11日、第3クール2日目にして初の雨。朝に「どうなるんですかね」と、心配した通り、ウオーミングアップは室内打撃練習場に変更。キャッチボールをした後、ウエートトレーニングを約1時間行い、この日のメニューは終了。予定されていた特守は中止となり、午後0時半に宿舎へ戻った。午後からの予定は「休みます」と、休養に充てる。
雨の中、傘を差して球場入りする日本ハム斎藤(撮影・宮川勝也)
2011年2月12日
世界王者の井岡に「すごい」
日本ハムのドラフト1位斎藤佑樹投手(22=早大)が12日、同世代の活躍を喜んだ。前日11日にボクシングで井岡一翔(21=井岡)がプロ7戦目で世界王者になったことに対し「新聞で見ました。すごいです。世界ですからね。同じ年齢も活躍していますね」と刺激を受けたようだ。
寝起きの顔で球場入りする日本ハム斎藤(撮影・宮川勝也)
練習ではブルペン入り。変化球を交えながら44球を投げ込んだ。この日チームは広島との練習試合。出場選手は午前中に移動したが、残留組の斎藤はブルペン後に体幹トレーニングを行い、午後0時ごろ宿舎へ戻った。明日13日はいよいよ対外試合デビューを控え「すごい楽しみです。わくわくします」と、久しぶりの実戦を前に、笑顔で話した。
2011年2月13日
デビュー戦は1回無安打無失点
韓国サムスン戦(名護)で実戦デビューを果たす。試合で登板するため、いつもより1時間以上も遅い午前10時ころに球場入り。前夜はバッテリーを組む鶴岡慎也捕手(29)とミーティングを行った。「直球を多めに投げたいと話しました。(1イニングの登板予定だが)球数も投げられるようにしたいですね」と話していた。
大勢のファンに囲まれて球場入りする斎藤(撮影・宮川勝也)
日本ハムのドラフト1位斎藤佑樹投手(22=早大)が13日、練習試合の韓国サムスン戦(名護)で実戦デビューした。
1-0で迎えた4回表、2番手で登板。先頭打者の2番パクに対しフルカウントからスライダーで空振り三振に仕留めた。初球は公約通りストレートを外角に決めストライクを取った。
続く3番打者もフルカウントから直球で遊ゴロ。4番はカウント1ボールから直球で二ゴロに仕留め3者凡退に抑えた。
4回表、デビュー初球は直球でストライクを取る斎藤(撮影・宮川勝也)
2011年2月14日
児童養護施設を訪問して交流
日本ハムのドラフト1位斎藤佑樹投手(22=早大)ら選手5人が14日、沖縄・名護市内の児童養護施設を訪問した。キャンプ休日だったこの日、斎藤らは子供たちと一緒に卓球やバレーボールのトス回しなどで触れ合いリフレッシュ。外はあいにくの雨で室内での交流となったが、ピースサインで記念写真に収まるなど楽しんだ様子だった。「貴重な経験ができました。今後もどんどんやっていきたい」とファンサービスに意気込んでいた。
子どもたちとボール遊びをして笑顔を見せる斎藤(撮影・松本俊)