阪神・真弓明信監督(57)が31日、少数精鋭で臨む秋季安芸キャンプに向けて「伸ばせる所は何でも伸ばして欲しい。(短所も)修正できるのは今しかないから」と、若手選手の飛躍的な成長を求めた。高知への移動を前に甲子園球場で行われた秋季練習では自らノックバットを握るなど、若虎の底上げに指揮官も心静かに燃えている。
小雨降る中で約20分間、黙々と坂、大和らにノックを打ち込んだ。「(キャンプは)もう始まっている」。台風14号の影響で高知入りが予定より1日遅れたが、真弓監督の心は既にキャンプモードに切り替わっていた。
投手12人、野手11人。故障から復活を目指す岩田らを除き、参加メンバーの大半に成長過程の若手を選んだ。来季Vにはレギュラー陣を脅かし、抜き去るような新戦力の台頭が不可欠だ。長所を伸ばしつつ短所も直す。それが過酷な17日間の最大テーマである。
期間中の選手入れ替えの可能性を問われると、「ない!!」と声色を強めた。選(よ)りすぐった23人。その可能性を引き出すために指揮官も「鬼」になる。

小雨降る中で約20分間、黙々と坂、大和らにノックを打ち込んだ。「(キャンプは)もう始まっている」。台風14号の影響で高知入りが予定より1日遅れたが、真弓監督の心は既にキャンプモードに切り替わっていた。
投手12人、野手11人。故障から復活を目指す岩田らを除き、参加メンバーの大半に成長過程の若手を選んだ。来季Vにはレギュラー陣を脅かし、抜き去るような新戦力の台頭が不可欠だ。長所を伸ばしつつ短所も直す。それが過酷な17日間の最大テーマである。
期間中の選手入れ替えの可能性を問われると、「ない!!」と声色を強めた。選(よ)りすぐった23人。その可能性を引き出すために指揮官も「鬼」になる。
