あなたは普段、どれぐらい睡眠時間を取っていますでしょうか?

日本人の睡眠時間って、海外の人たちに比べて短いんですよ。

ちなみに、日本人の5人に1人は、睡眠時に何らかの障害を抱えているとされてるんです。

睡眠時間が不足しているだけでなく、

内容にも問題があると考えられるという現状なんですよ、やばいですね。


しかも、睡眠不足は、高血圧や糖尿病、動脈硬化といった

生活習慣病の原因になるともいわれているので要注意したいところです。


そもそも、多くの人が勘違いしているのが、

睡眠は時間よりも、質が大切だということです。

睡眠中は、深い眠りの「ノンレム睡眠」と

浅い眠りの「レム睡眠」を繰り返していることを知っていますか?

レム睡眠中には基本的に筋肉は動かないようになっていますが、

脳は活動をしており夢を見ています。

寝ている間にいろんな情報を脳が整理してくれているんですね。


また、寝入ってから2~3時間後に分泌されるのが成長ホルモンです。

成長ホルモンは単に「成長」を促進させるだけでなく、

「細胞の修復」や「疲労回復」に役立っており

「若返りホルモン」と呼ばれるほど様々な効果があります。



睡眠の「質」を高めるためには、

まず、不規則な睡眠を取らず、

「太陽が昇った時間に置き、太陽が沈む時間に寝る」というように

しっかりとあなたの中で規則を決め、1日のリズムを取り戻すことが大事です。

あなたはもしかして普段の睡眠不足を

休日にまとめて睡眠をとろうとしていませんか?

これはまったく意味がありません。

基本的には毎日バランスよく睡眠をとることが最善なんです。


ですからまずは自分の最適な睡眠時間を知ることが大切です。

毎日の睡眠時間が6時間の場合、6時間の睡眠にとどめることが大切なんです。

また不規則な生活をされている方は、

毎日の就寝時間よりも朝の起床時間を一定に保ち

リズムを整えることの方が快眠につながります。

休日の朝寝坊は2時間以内にとどめることがリズムを乱さない限界値です。



あとは、睡眠や入浴、食事を計画的に行うことを考えましょう。

例えば、

睡眠前には40度くらいのぬるめのお湯にゆっくりつかるのも効果的です。

リラックス効果も得られますし、血流の流れをよくすることで寝付きやすくなりますから。

お風呂上がりに手首や足首を伸ばすといった軽いストレッチを行うことも、

質のいい睡眠の後押しになりますよ。