平成26年12月29日 曇り
四国霊場88箇所の伊予エリアも残す所・・・
第60番札所横峰寺だけとなった。
この横峰寺は霊峰石鎚山の麓にあり、
運が良ければ、この横峰寺の山から石鎚山を拝めることができる。
明日は天気が良いらしいので朝から登ることにした。
さて、四国温泉88湯で東予地区お勧めの温泉と言えば・・・
”京屋旅館本館”で白く濁った冷泉なんですね。
冷泉ですが今回とっても楽しみにしていた温泉なんです。
ここには西条市から石鎚山登山口方面へ山奥に入っていきます。
↓ 県道12号線西条久万線 極楽寺加茂川沿い
↓ 石鎚山登山口
左へ曲がり駐車場へ・・・すると駐車料金を徴収していました。
私は「おんせんに入りにきました」というと、
なんなく「どうぞ」と通過させてもらえました。
ロープウェイに乗る人の車だけ有料なんですね。
そのロープウェイは↓こんなところでした。
↓ ロープウェイ山麓下谷駅前
↓ 石鎚山ロープウェイ
◇平成26年12月29日 11:45
四国温泉88 第10湯 第73番温泉札所「京屋旅館」
住所:愛媛県愛媛県西条市西之川甲106石鎚山ロープウエー登山口
電話番号: 0897-59-0335
入浴料金:500円
営業時間:10:00-17:00
駐車場:150台以上、温泉に入る場合は無料です
炭酸水素塩冷鉱泉、褐色濁水加熱
入口はここではなかった・・・(;´Д`)ノ
↓ 旅館の入り口?ここかな
入口はここでもなかった。(-"-;A
この食堂で料金を払ってから入るのでした。
↓ ここの食堂の横から入るのでした。
↓ 入口:この↑扉から入りました。
↓ 右に曲がる
↓ 男湯入口
↓ 簡素な脱衣場
どうやら誰も入ってないようですね。
この泡について後で話を聞いたんですが・・・
もともと冷泉は透明で、加熱すると褐色になるそうです。
そのままにしていると析出物が底に溜まってしますので、
湯を攪拌するために空気を入れているそうです。
循環させている訳ではありません・・・・との事でした。
↓ 湯舟の縁の析出物
↓ 拡大画像
↓ 湯口の析出物
長湯温泉のような感じの湯ですね。
これは!!気持ちがいい~~♬♪
まさしく土類系炭酸水素塩泉ですなぁ。
湯温もちょうどいい~~
↓ 窓から谷間の様子が見えます。
温泉の窓際に川が流れていました。
これは勉強になりますなぁ~~
主な成分:
含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉
pH 6.0 源泉温度15.2℃
陰イオン:炭酸水素イオン1665㎎硫酸イオン5㎎塩化物イオン895㎎
陽イオン:ナトリウムイオン697㎎カルシウムイオン332㎎
カリウムイオン65㎎マグネシウム50㎎鉄Ⅱイオン13㎎
遊離ガス成分:遊離炭酸3161㎎
非解離成分:メタケイ酸78㎎
成分総計:7039㎎
泉質:旧称 含二酸化炭素-土類泉 低張性中性冷鉱泉
分析表を見ると・・成分総計7039㎎、炭酸水素イオン1665㎎
遊離炭酸3161㎎など・・やはりすごい数値になっていました。
湯上がりでお腹が空いたので、写真を写す前に・・・
つい・・(^_^;)かき混ぜてしまいました。ネギが散乱・・・
これは・・・つまり掛けうどんでしたね。
↓ ”石鎚山権現”こんなのがありました。
↓ 石鎚山開祖役行者
今から12年前、ここのロープウェイから石鎚山に登ったのですが、
この温泉を知ってればきっと入って帰っただろうなぁと思いました。
・・・「京屋旅館本館」石鎚山温泉・・・
冷泉とはいえ、素晴らしい炭酸水素塩泉でした。
分析表には含炭酸が3000㎎含まれているとありましたが、
冷泉のままで入って見たかったと思います。
”透明な冷泉を加熱すると褐色の色になる”と女将さんより聞きました。
どこかで聞いた話だなぁ・・・そうそうあれは霧島の湯之元温泉でしたね。
ここ「京屋旅館本館」はまさしく秘湯なんですね。
四国の温泉旅で思い出に残る温泉でした。入れて良かった!