Wキャストが多いので（グスタフ君役はトリプルだし）、いろいろなキャスト組み合わせも楽しみな今作。
美の真実
君にわっかるかー、あこがれないかー
私は、本日今回の組み合わせ最高に好きです。
ファントム 石丸幹二
クリスティーヌ 平原綾香
ラウル 小野田龍之介
グスタフ 大前優樹
あ、これ貼るか。
非の打ち所がない。。
そんな歌唱力のファントム&ラウルファミリーだからです。
平原さんはブログによると、
同日深夜までレコーディング？があったようで。
しきりにご自身のお喉や体調を心配されていました。
それでもあのマチネの発声
よく頑張りなさった！
私は、初日で大前くんのグスタフを観て聴いてからと言うもの、ずっと石丸幹ちゃんとの組み合わせを待っていたので。
やっと今日今回都合がバッチリで、しかもチケットもおけ◯で譲っていただけて。
期待に顔がにやけてしまいながら行ってきたのですよ。
ちょっと今回は語ります。
語らせて下さい。
好きなトコだけなんですけど！笑
そして案の定凄かったわけです。
もう3週目に入るというのに、
市村さんと交互にファントムとして連日テノールを発揮しているはずなのに、喉あんなに大丈夫なんて。びっくり！
幹二さん、お声も艶があって高音部も伸びがあって。。
なによりこれで石丸ファントムは3回目なんですが、ファントムらしさが板についてます。
板につくとはこのことか、と。
本日はわたくし2階下手側最前。
遠慮なくオペラグラスでガン見しました。
表情から立ち方、歩き方、ラウルとの対峙。
クリスティーヌとの熱い再会。。
そしてクリスに似て生き生きとしたグスタフを眩しく思い、目を細めて眺めているところから一転、彼の音楽に対するセンサー、感覚が異常に自分に似ていること、グスタフにもまた計り知れない才能が見えることなどからふと、思い至るわけです。もしや、と。
もしやこの子は、と。
わたし、1幕で凄く好きなシーン、楽曲なんですよ。この辺り。
ファントムが約束したとおりにグスタフを、自分のコレクションルームに案内するんです。
そもそもコニー・アイランドを案内するはずなんですけどね。
ファントムはファンタズマという見世物小屋的なミステリーワールドを持っているの。
ファントムのテリトリーに来たグスタフは、
「とってもきれい」Beautiful
を歌います。
これがまた！
大前グスタフのハイトーンクリアボイスが素晴らしく。ビブラートも完璧でα波出てます。。笑
で。ファントムのピアノを弾き、自ら聴こえてくる曲を披露して、ファントムを驚かせ気づかせるわけですね。
The Phantom of the Opra のあの Ah〜のメロディラインを「歌え！」とファントム。
「歌え！私のために！」
これはかつてファントムが地下迷宮にクリスティーヌを連れて来た時（オペラ座の怪人のストーリーです）にそう言って最高のソプラノを出させたあの曲です。
グスタフがメロディラインをAh〜で歌うの。
そこからの
ロックナンバー
「美の真実」Beauty Underneath に入ります！
これがあ、、、
カッコイイんですわ。
英語詞でもちょっと韻を踏んだ感じになる繰り返しがあるんですが、
石丸さんが日本語でも凄く韻を踏んだような歌い方で。
本来石丸幹ちゃんてば、クラシカルな発声法なんですから（声楽をやっている方らしさの意味）、それをロックテイスト・・って。
あたし、正直初見では少しだけ違和感あったの。
どうしてもラミンのナンバーが頭にあるので。
ところが。
今回観たら聴いたら、やったらカッコエエ
しびれたね！
自分と同じものをグスタフに見出して、もうワクワク胸躍らせているファントム！
それが伝わるんですよ。
だからコレクションルームに誘った。
ロックナンバーが流れる中、まるで見世物小屋のように限られたスペース、ある意味斬新で耽美とも言えるスペースに囲われている異形の者たち。
それを美しくないか？
惹かれないか？
と歌い誘いかけるファントム。
もう自分は孤独から解放されるのか？
ちょっと日本語歌詞、
私が3回、市村ファントムも入れるとトータル4回聴いた中で記憶した歌詞、書きますね？
10年孤独だった（前作も入れるとずっと孤独だけど）ファントムがグスタフの登場で、自分と似た感性ではないかと睨んでワクワク胸躍らせて、テンアゲしてる歌。
ニュアンス記憶、、、、
美の真実君にわかるか？
憧れないか？
想像超えた この美しさ
奇抜で奇妙、危険に見えて
裏に潜む この素晴らしさ
感じるか
このメロディ抱きしめて
謎の世界知りたいか？
・・・etc.
不思議さのウラ
不気味さのウラ
君は見抜け 人は何かを
君はつかめ 美の正体を
・・・・mm
君が恐れなければ、ついてくるがいい。
くらいな感じです
すごいしょ？
ファントムの喜びかた！
子供をコレクションルームに案内して、
またまんまとグスタフは恐れない！
目を輝かせてる。
ああ、、、これでわかりますよね。。
グスタフは「怖くない」と返すんです。
で。
ファントムは急いでしまった。
嬉しくて。
自分と同じ美の真実がわかるグスタフなら！と、
仮面とウィッグを剥ぎ取るの。自ら。
結果、、、、
そう甘くない。
叫んで逃げ出すグスタフ。。。
嘆くファントム。。
でも疑念は確信に変わる。
グスタフは、
グスタフは誰の子だ
それは！
な場面が大好きなんです。。あたし。
ストーカーでわがままで殺人犯だし
どーにもこーにも不幸な生い立ちだし、
そんなんでクリスティーヌには一途だし、
天才で中二病みたいなファントム。
でも、グスタフの存在を意識するところから変わっていく（ハズw）
いや、ラウルに対しては相変わらず酷いんですけどね？ 笑
一部だけだけど、こんな感動ポイントでした！
あ？
これは日生劇場に入る前にイトシアで食べたベトナム料理でっす。
このカレー、ボリューム凄いんです。見た目より。。
たぶん鶏肉はモモ肉1枚
ジャガイモはインカのめざめがたぶん丸々1個。
美味しかったあ！
帰りに色々買い物して。
ラッピングとか買って。
福引き引いたら好きな紅茶当たり。
帰宅したら家族が鳥から揚げてくれてました。
なんたるシアワセ。。
しかも！
刀ステ、新作発表になりましたね。
楽しみはどんどん加速してやって来る。
明日は刀ステ、悲伝結いの目の不如帰リリイベ。
行ってきますね？
でも今は、、どうしましょ。
ヤンキ〜な私が、あの歌
君にわっかるかー、あこがれないかーをロックに歌ってます。
頭の中で。ww
んでは。。
【追記】
ウエストエンドでの祭り←言い方w
で披露されたラミン・カリムルーの
Beauty Underneath と、
もうひとつはちょい演出舞台美術は違うけどそのシーンを収めた動画を参考までに貼ります。
興味を生じた人がラブネバ観に行ってくれますように！
めちゃかっこいいよ。
グスタフは日本よりしっかり目だね！笑
舞台のは、演じてるのはラミンじゃないからね？
2012年版ですね。