こんばんは。

 

まだ6月ですが、東京都心は33℃超え。

どうやら昨年は30日に観測史上最高の36℃台を記録した様で、これだけでは過去のトップ10にも入りませんが、暑いものは暑い💦

 

こういう時は仕事上がりにビールを1杯…と行きたいところですが、体調は大分落ち着いてきたものの、念には念をということで、今日までは我慢。

 

明日まで無事に終え、1週間振りの1杯を飲みたいものです。

 

巷では相当な飲兵衛一家として有名な我が家ですが、確かに父の系譜は早々に肝機能を悪くするので、私自身も20歳から結構な肝脂肪持ちですが、父も祖父も、早々に石で摘出していますが、私はしっかり有りますし、何なら、r-GTPを筆頭に、血液検査の結果は全て正常値です。

 

尿酸値も最新の数値は6.5と正常、まだまだ飲み放題のお年頃です(笑)

 

とは言え、飲酒自体、医者からは勧められていませんし、そもそも、自宅では、オンラインをやる時以外、平日は特に最近は飲みませんね。

時々外食写真を挙げますが、在宅勤務メインということもあり、自宅での食事が殆ど、仕事中は自宅でも間食一切なしですし、ジムでのリハビリが出来れば、週最低3回は1万歩以上歩いていますから、40代前半としては、まずまずの部類でしょうか。

 

内臓脂肪だけはどうしようもない(燃やす気もない)のが玉に瑕ですが、飲めなくなり、食べられなくなったら生きている価値はゼロという気質なので、出来るこの正常値を続けて行きたいものです。

 

それでは、本題。

 

パン屋こと東サラの2023年度先行募集も終了。

 

今日は出資確定馬2頭の内、本来なら最優先の行使を検討(実質的に本命)馬だった、ボインビューティーの22の紹介。

 

まずは写真と検討記事の抜粋を。

 

ボインビューティーの22 牝 父エピファネイア 母父Giant's Causeway 友道厩舎 募集価格5000万円

 

 

2023.06.09
募集時測尺

現所在地/ノーザンファームYearling
育成牧場/ノーザンファーム

体重:404kg  体高:148cm  胸囲:172cm  管囲:19.0cm

衝撃的な母の名前で話題となった昨年。
その仔は、そのセンスの高さでPOG期間中に更に話題になり、来月頭にデビューを果たしますが、個人的にその当時から気になっていたのは、この2番仔。

母ボインビューティーは、名馬にして名種牡馬のアロゲートの半妹。
半姉ルージュスタニングは父Into Mischiefで、競走馬として以上に、繁殖としての魅力が多く詰まっていますが、同馬は、父がエピファネイアに替わり、競走馬としての魅力に溢れています。

スタニングはストームキャットのクロスのとおり、仕上がり早いスピード馬という印象ですが、シンボリクリスエスが非NDの緩衝材となる配合バランスの良い馬となりました。

エピファ産駒は母系を出しやすいだけに、本馬もマイルを中心に活躍と思っていましたが、実馬を見ると、胴が長く、これなら距離延長にも十分対応出来そう。

しかも、ストームキャット持ちのエピファ牝馬は、サークルオブライフを筆頭にコンスタントに走っています。

ロベルトクロスも気にならないどころか、走る馬を出すようになっていますし、配合的にも評判馬の半姉以上の期待が出来るのではないでしょうか。

半姉に続き友道厩舎ということで、クラブとしてもその期待度の高さは伺い知れますし、半姉デビュー後は尚更人気を博すこと必至ですから、少々値が張るものの、先物買いをしておいて損はない馬だと思います。

特に繁殖牝馬としては、サンデー、サドラー、デピュティミニスター、ロベルトが5代前、ストームキャットが4代前と、社台SSの種牡馬の殆どがつけらるというのも、次に紹介する馬(ラストグルーヴの22)以上の魅力であると思います。

 

東サラの今年の目玉は何と言っても、レイデオロ産駒のラストグルーヴ。

 

牝馬で6000万円と高額ですが、セレクトに出たら億越えは間違いなし、実馬も、この時期の募集としては出来が良さそうでしたし、選定基準がかなり緩い東サラでは、無事でさえあれば、競走成績関係なく産駒は母馬優先対象になるということを考えれば、個人的には6000万円でも安いくらいという印象ですらありました。

 

従来の抽選方法であれば、同馬を最優先にし、大抽選会に外れた際のリスクヘッジとして同馬を、そう考えた人も多かったのではないでしょうか。

 

結果的に、先着順から最優先なしの抽選へ。

抽選販売時の売れ行きはこの一口バブル下では相当芳しくなく、それは、一般販売が開始した後も変わらず、同馬は未だに残口の有る状態です。

 

半姉のルージュスタニングが今週末デビューするので、その結果次第で即完売でしょうが、ラスグルを除けば、東サラ所有の目玉繁殖牝馬の仔ですから、ここまで残口で残るとは…本当に予想外でした。

 

血統表を見ましょう。

 

 

母ボインビューティー…衝撃的な名前で昨年は盛り上がりましたね(笑)

 

2020年のファシグティプトン・ノーベンバーセールにおいて、グローブエクワインマネージメントの多田信尊氏名義で落札され、東サラの関連会社である有限会社ミント名義でノーザンに預託されています。

 

お腹に、ルージュスタニング(牝・父イントゥミスチーフ)を宿した状態での落札価格は70万ドル。

競走成績は有りませんが、半兄にアロゲートがいる超良血馬、東サラによくある、字面だけの良血馬ではなく、ブラッドラインがしっかりした、将来のエース候補として導入された牝馬です。

 

アメリカで1頭産んでいるので、2番仔となるスタニングは、イントゥミスチーフ産駒ながら芝のマイル戦デビュー。

POG時期から話題となっていましたし、実際に走るかどうかは置いておいても、持ち込み馬の好評価馬の下は、必然的にそれ以上の期待値となるのは、競馬の定石。

 

繁殖の質の高さから、狙うならスタニングより22年産と思っていましたが、スタニングがこれだけの評判馬になったことで、募集開始前から、同馬に行くことは、ほぼ決めていました。

 

同馬は、エピファネイア産駒6世代目。

 

初年度産駒からは、3冠牝馬デアリングタクト、2年目の産駒からは年度代表馬エフフォーリアを出し、一気に社台SSのエースとして、今年は1800万円の種付け料に。

 

デアリングの3冠達成、そして、エフフォーリアの活躍の序章の段階でつけられたのがこの世代。

つまり、最も同産駒の評価が高った時につけられた世代が、今年の1歳世代になります。

 

最近は少し持ち直したものの、デアリング、アリストテレスエフフォーリア等々、古馬となってから戦績を落とすことから、「早熟」とレッテルを貼られることも多くなり、実際に今年はクラシック戦線とはほぼ無縁の産駒成績だけに、一口でも人気を落として然りという感じですが、前述のとおり、ビンテージイヤーになる可能性も十分有るとして、今年は1頭行くつもりでいたので、キャロを待たずにここで決められたのは結構大きかったです、キャロはもっと高いので(笑)

 

エピファの配合的には、最初は、牝馬で、デアリングタクトの「エピ×カメ×サンデー」が話題になっていましたが、今はそこまで分かりやすい配合的な特徴は個人的に無いように思えます。

 

その分、例えば、鈍重さ象徴として避けた方が良いと思われた、サドラーやロベルトのクロスも、特に牝馬の場合は気にしないどころか、寧ろ活躍馬も出すようになっているので、血統表の中でしっかりバランスが取れていれば、配合面では問題ないかなと最近は思っています。

 

エピファネイアの最大の特徴、血統的なメリットは、その父シンボリクリスエスがノーザンダンサーの血を持たないこと。

3/4主流血統、1/4傍流血統というのが、血統における「緊張と緩和」の最も分かりやすいところで、1980年代に、世界的にノーザンダンサーブームとなり、今も尚、欧州ではそれがスタンダートであることを考えれば、非ノーザンダンサーの血を持つこと自体が、種牡馬として大きなアドバンテージとなります。

 

ボインビューティー自体も、そのノーザンダンサーの血を引くジャイアンツコーズウェイ×ダンチヒ×ヴァイスリージェントとノーザンダンサーの塊だけに、配合相手としてベストと言って良い存在です。

 

母系にストームキャットが入ること、勿論、母の半兄にアロゲートがいることで、ダートに向く可能性こそ否定できませんが、それこそ、ダート専門と言って良い程のイントゥミスチーフ産駒のスタニングが芝デビューするくらいですから、それも杞憂に終わるでしょう。

 

ちなみに、アロゲート産駒の日本での稼ぎ頭は牝馬のシェイリーンで、芝替わり2連勝でOP入り。

特に前走は、キャロのグランディアを寄せ付けない圧勝でしたから、重賞でも勝ち負け必至でしょう。

 

馬体は、2月末の生まれで馬体重は404㎏。

5月での計測でこの嵩であれば、最低でも450㎏くらいでデビュー出来るでしょう。

 

胸囲も172㎝と、良い心臓を持っていそうですし、追々背が伸び、トモがパンとしてくれば、見栄えも相当良くなりそうなイメージです。

 

預託先の友道厩舎は、個人的には10年振り2頭目。

1頭目はハルーワソングの仔ジェットブラックで未勝利。

本当に良い馬で、未だに未勝利で終わったのが信じられない1頭でしたが、2世代未勝利と暗黒時代を彷徨っていたときの1頭です。

 

矢作厩舎並みに入厩の長い列を覚悟しなければならない厩舎ですが、スタニングの厚遇を見ると、これで縁が出来た印象ですし、同馬もつくりはしっかりしていると思うので、彼女同様、早期のデビューを目指して欲しいところです。

 

マイルは十分守備範囲ですし、3歳春なら2400mも…と思いたくなりますので、カタログコメントどおり、牝馬路線の王道を進んで行って欲しいです。

 

それでは。