こんばんは。

 

気が付けば6月も半ばとなりました。

1年の半分がもう過ぎようとしていますし、現役の方々の多くは、ボーナス時期でもありますね。

 

子供の成長と共に、教育費等々で右から左へ無くなってしまう様になった昨今では、あまり感慨は無いどころか、母には最初のボーナスでは何も買ってくれなかったと、今でも酒席で管を巻かれますが(苦笑)

 

1年目で結婚した身、しかも一人暮らし初年度でもあったので、引っ越し代の前仮分の返済(そういう意味では借金は返しました)と当然ボーナスは全て式場代に消えた訳で…振り返ると、ボーナスにまつわる思い出で、楽しい想い出は何もないですね(^^;

 

今回は、少しだけでも形に残したいと考え、物欲のあまりない自分ですが、コーヒーメーカーでも買おうかと漠然と考えています。

 

元々、アルコールもですが、カフェインも制限されており、実際に2年近く断っていたのですが、長く続いていた胃酸逆流の症状が大分改善したので、1箇月前くらいから少し飲み始め、在宅勤務中心でもあるので、あっという間に1日1,2杯飲む感じに。

 

せっかく飲むなら美味しい物をというのもありますし、インスタントも作るのが面倒なのと、家の近くに豆屋さんも幾つかあるので、ちょっと考えてみようかと。

 

人生でコーヒーに興味を持ったことが無く、メーカーの種類とか、そもそも豆からだとどう煎れるのかすら分かっていませんが、電気屋さん覗くついでにでも、見てみようと思っています。

 

ちなみに、妻は重度のカフェイン中毒なので、共用したら大変なことになるので、最初は自分のデスクからスタート予定です(笑)

 

それでは、一昨日、昨日に続き、東サラの検討記事を書きたいと思います。

 

今日は最終日、9頭中、7頭~9頭目です。

 

レッドパラスの22 牡 父ルヴァンスレーヴ 母父クロフネ 田中博厩舎
 

 

今年の新種牡馬は本当にバラエティに富んでおり、この仔は、ダートチャンピオンのルヴァンスレーヴの産駒です。

スタッドイン直後から種付け申込が殺到したのは、彼自身の競走結果は勿論のこと、シンボリクリスエス×ネオユニヴァース×ティンバーカントリー×リアルシャダイ×ノーザンテースト…という代々日本で育まれた血である理由も大きいでしょう。

レッドパラスは1勝馬ですが、その血統は、父に負けない位豪華なもので、クロフネ×キンカメ×サンデー×ノーザンテーストの社台グループの名血がズラリ、そして牝系はスカーレット一族というおまけ付き。

パラス自身は祖母レッドソンブレロの初仔という部分もありましたが、その上の、ブロンクス、ソルダード、コーパスクリスティと、競走馬になれば馬は全て2勝以上しています。

その両者を掛け合わせることで、4代血統表内だけを見てもお腹一杯になるような感じですが、初仔ながら脚の長く、見栄えのする馬体は、その血統に負けない位の可能性を感じさせてくれます。

そして魅力は、管理予定の田中博厩舎。
今年の2歳世代で2頭私自身も愛馬を預託していますが、関東の若手随一の伸びシロの有る厩舎ですし、初重賞、そして初G1を制したレモンポップを管理するとなると、特にダート路線での期待値は非常に高いです。

開放されるダート3冠路線の道は険しいですが、既に結果を出しているダート種牡馬の人気は非常に高く、持ち込み馬は当たり外れが大き過ぎることを考えると、本気でダートで勝ちたい馬としての選択肢としては、十分有りな1頭だと思います。

 

ちなみに、SNS等を見ても、価格と馬体の出来、プロフィール的なものを含め、この馬がどうやら1番人気の様ですね。

母馬優先馬でもあるので、この馬狙いで初日を見送る…というのは危険過ぎるだけに、実際の選択肢に入れるかどうかは慎重な検討を要しますが、キャロのタスティエーラやスキルヴィングもそうでしたが、「丁度良い」感満載の馬だと思います。

ボインビューティーの22 牝 父エピファネイア 母父Giant's Causeway 友道厩舎
 

 

衝撃的な母の名前で話題となった昨年。
その仔は、そのセンスの高さでPOG期間中に更に話題になり、来月頭にデビューを果たしますが、個人的にその当時から気になっていたのは、この2番仔。

母ボインビューティーは、名馬にして名種牡馬のアロゲートの半妹。
半姉ルージュスタニングは父Into Mischiefで、競走馬として以上に、繁殖としての魅力が多く詰まっていますが、同馬は、父がエピファネイアに替わり、競走馬としての魅力に溢れています。

スタニングはストームキャットのクロスのとおり、仕上がり早いスピード馬という印象ですが、シンボリクリスエスが非NDの緩衝材となる配合バランスの良い馬となりました。

エピファ産駒は母系を出しやすいだけに、本馬もマイルを中心に活躍と思っていましたが、実馬を見ると、胴が長く、これなら距離延長にも十分対応出来そう。

 

しかも、ストームキャット持ちのエピファ牝馬は、サークルオブライフを筆頭にコンスタントに走っています。

ロベルトクロスも気にならないどころか、走る馬を出すようになっていますし、配合的にも評判馬の半姉以上の期待が出来るのではないでしょうか。

半姉に続き友道厩舎ということで、クラブとしてもその期待度の高さは伺い知れますし、半姉デビュー後は尚更人気を博すこと必至ですから、少々値が張るものの、先物買いをしておいて損はない馬だと思います。

 

特に繁殖牝馬としては、サンデー、サドラー、デピュティミニスター、ロベルトが5代前、ストームキャットが4代前と、社台SSの種牡馬の殆どがつけらるというのも、次に紹介する馬以上の魅力であると思います。

ラストグルーヴの22 牝 父レイデオロ 母父ディープインパクト 新規開業厩舎

 

間違いなく今年の1番人気馬はこの馬。
血統的な背景も、馬の出来も、絶対にあの先生だろうという厩舎も、全てにおいて欠点がない産駒です。

ここまで、ラストグルーヴの産駒自体に興味が湧いたことは有りませんでしたが、クラブ方針として、一瞬でしたが、母馬優先馬は権利者のみの先着というルールになったことを受けても、将来的にそういう方向性に持っていきたいクラブ方針と、キャロに比べ、圧倒的に敷居が低い募集条件にも鑑みると、無事ならまず繁殖入りし、産駒がクラブ募集に掛かることの魅力を考えると、正直、初めて欲しくなりましたね。

 

ただ、血統の字面が豪華過ぎて、特に社台SSの種牡馬だと、この母の血に見合う相手として、誰をつけて良いかという問題は出てきますが…

エアグルーヴ牝系とキンカメ系種牡馬の配合にはまず外れなく、心配していたウインドインハーヘアクロスによる馬体の小化にしても、2/1産まれで409㎏という馬体は、まずまずと言ったところでしょうか。

ノーザンFの育成力の賜物ですが、肌の質感、コンディションの良さは群を抜いていますし、運動神経も見るからに良さそう、顔を含めたルックスも非常に良いですから、従来の抽選では壁が厚かったものの、不平等な先着順になったことで、寧ろチャンスが生まれるという点を重視するのであれば、トライしてみたくなる1頭です。

以上9頭が、現段階での出走候補馬9頭でした。

 

予算制約のあるセカンドクラブ、ノーザンより社台Fに重心を置いた出資方針、仲間と一緒の馬に出資することを重視するクラブという性質上、明日の検討会を経て、候補馬を追加することもあるかもしれませんが、一応はこの9頭の中から、1頭ないし2頭を最終結論とする予定です。

 

それにしても、初日に書きましたが、今年は良い馬が多くて、本当に数年ぶりに、短い時間でしたが、集中して検討が出来ました。ただ、その一方で、先着順の募集ということもありますし、馬の好み、手応えという点では、納得の水準を超えている馬というのは、現段階ではいないというのも現状です。

 

過去には、レッドサクヤ、レッドルゼル、ルージュエクレール辺りは、何の迷いもなく1頭勝負出来ましたが、今年はそこまで自信のある馬がいないというのが正直なところですね。

 

最後のラストグルーヴ1本というのが1番安易では有ると思いますが、それでは面白くないのと、最後に加筆をしましたが、ラストグルーヴの繁殖の質として、他のエアグルーヴの仔に比して、そのポテンシャルが高いとも思いませんし、実際に配合相手を選ぶ際、最適解が現段階では見当たらないというのも事実。

 

その辺りを踏まえ、「こだわりがあまりない」という強み(いつものことですが)を活かし、執着心があまりない状態で、週末の狂騒曲を楽しみたいと思います。

 

あと数日、検討時間を楽しみたいですし、読者の方々に幸運が訪れますように。

そして、混乱が笑えるレベルのもので収まることを心より祈りながら、筆を置きたいと思います。

 

明日からは通常更新に戻します。

ここから、明日の検討会に向けて、40口の検討に大急ぎで取り掛からなければ💦

 

それでは。