今週は今日まで仕事。

 

しかも、昨夜は歓送迎会で終電を逃し、深夜バス帰宅からの出勤だったため、帰宅してビール飲んだら意識が飛んで、気付けばこの時間。

 

まだ今日の競馬の結果も観ていないし、天皇賞の馬柱もさっき初めて観た状態で、まだ頭の中で予想を組み立てる段階にはなっていません。

凄くワクワクする馬柱、日本競馬で最もレベルの高い馬が集まる条件ですから当然ですが、このレースだけは、良馬場か、せめて西日が眩しい、夕方のもやが掛かる、あの独特の空気感を味わいながら観たかったです。

 

本命予定は、ソウルにするか、ヤマカツにするか、それとも…

明日、余裕があったら、エントリしたいと思います。

 

早速本題。

新馬戦の出走馬のレベルがピークを迎える中、少しだけ蚊帳の外感があった昨今ですが、レッドサクヤのデビュー戦が急遽決定。明日のレースに出走することになりました。

 

2017.09.27
(グリーンウッドトレーニング→藤原英厩舎)
本日の検疫で栗東トレセン・藤原英厩舎に入厩しました。

 

2017.10.11
(藤原英厩舎)
Eコース→ゲート練習
栗E ゲート 12.3-11.6-12.6 
助手「朝一番でゲート試験を受けて合格しました。先週の練習の通りで、2回とも全く問題なく出てくれました。先日、坂路で少し速めのところをやってみましたが、いい動きをしていました。この後については、状態を見てからになると思います」

 

2017.10.1
(藤原英厩舎)
角馬場→坂路
10/15(日)坂路 55.1-39.9-26.1-13.0 馬なり
10/18(水)坂路 65.3-47.1-31.2-15.9 馬なり
助手「先週末、坂路で時計を出しました。馬の後ろにつけてラストだけ併せるという内容でしたが、だいぶ馬に前向きさがでてきた感じがします。その後の体調も問題なく、変わりなく順調にきています。明日は追い切りをかける予定です」

 

2017.10.19
(藤原英厩舎)
角馬場→芝コース
 芝 北村友 64.2-49.8-36.8-12.6 馬なり
中メジェールスー馬なりを5Fで1.2秒追走2F併入
外フィニフティ一杯を5Fで0.8秒追走2F併せで0.1秒先着
北村友騎手「初めての芝コースでキャンターのおろしがけは物見をして促さないと進んでいきませんでしたが、トップスピードにいくと問題ありませんでした。自分としてはもっとやりたかったのですが、相手が動かなかったので最後はペースを合わせる形になりました。馬場が悪かったので評価しづらいのですが、思っていたより軽い走りをしますし、後ろから追走して一番いい動きだったので、上々だと思います」

 

2017.10.25
(藤原英厩舎)
角馬場→芝コース
 芝 岩田 66.6-51.3-37.3-12.6 仕掛け
中インヴィジブルワン仕掛けを5Fで1.2秒追走2F 併入
外アッフィラート馬なりを5Fで2秒追走2F 併入
助手「今週も本馬場での追い切り。追い切りに騎乗した岩田騎手からは、まだまだ余力があったが、馬場状態も悪かったので無理はせず相手に合わせたとのことでした。先週今週の動きが良かったので、今週デビューさせることになりました。鞍上は浜中騎手を予定しています」
※今週29日(日)京都5R・2歳新馬・芝1600m(内)に浜中騎手でデビューを予定しています。想定からは除外があります。

 

2017.10.26
(藤原英厩舎)
引き運動。
助手「今朝は厩舎周りの引き運動での調整。引き続き落ち着いていますし、順調にきています。一瞬の切れというよりは長く脚を使う印象。お姉ちゃんはパワーがあるタイプでしたが、この馬はディープ色が出ていると思います。まだ一杯に追ったことがないので、レースに行ってどうかですが、最近は抜かれるとハミをグッと取るようになってきていますし、どんな競馬をしてくれるか楽しみです」
※今週29日(日)京都5R・2歳新馬・芝1600m(内)に浜中騎手でデビューします。

 

脱北直後に飼葉を食べないアクシデントがあったものの、それ以外は、育成段階からここまで、何の不安も無く、ここまで来られました。馬自身の頑健さと、育成時代から携わって下さった方々に、心から感謝いたします。

 

そのような過程の中で、もう春の段階で入厩できる状態にありましたが、そこは天下の藤原厩舎。

有力オーナー所有の良血馬が目白押しで、その中ではサクヤは埋もれて当然。晩夏移動も、入厩後の待機も想定内でしたが、ゲート試験合格後は、デビュー戦が11月のどの週になるのかと、正直ヤキモキしていましたが、その最中での急遽のデビュー決定、これをどう捉えるか。

 

個人的には非常に好意的に捉えています。

 

勿論、しっかりと追っていないので仕上がり切っているかというと疑問符はつきますが、これから先、競馬もそうですが、厩舎内のライバルたちと闘っていく為には、如何に厩舎内序列を上げて行けるかが最重要課題。

 

そんな環境下で、この2週間の併せ馬で動きかった相手は、アッフィラートを除く3頭はいずれも同い年の牝馬で、

 

メジェールス(母エイジアンウインズの近親馬で父カナロア。2戦連続1番人気で、今日の競馬は5着)

フィニフティ(ディープ×ココシュニック、ステファノス全妹でキャロお馴染みの人気馬)

インヴィジブルワン(ディープ×ワールドリープレジャーでこちらもサンデーRお馴染みの良血馬。今日の未勝利戦で2着)

アッフィラート(ディープ×レディオブヴェニス、社台RH馬で、4歳1000万下)

 

特に、キャロのフィニフティに先着できたことで、本来なら同馬がデビューする可能性が濃厚だったところを、急遽サクヤに順番が回ってきたことは、個人的には素直に嬉しいです。

 

相手関係は、G1の裏開催ということもあり、他のレースよりも恵まれました。

それでも、先週菊花賞で本命を打ったダンビュライトの全弟のネプチュナイト、クロフネサプライズの半弟モズマーチャンは、手強い相手。

特に前者は、間違いなく重馬場は得意でしょうから、字面通り走られたら仕方ないかなと。

 

サクヤ自身は社台F産でディープ×デインヒルですから、先週のように酷くなってしまうと厳しいですが、少々の重馬場なら、寧ろ得意な分野でしょう。

エイトの誌面だと、馬体重が440㎏想定と、北海道にいたときから大分減った状態での出走となりそうなので、極力減らずに出てきてくれればと。

 

3番人気以内は確定、いずれにせよ、本当に久々に人気を背負った状態で応援する新馬戦になるので、大いに緊張して、その初陣を見守りたいと思います。