愛馬紹介最後の11頭目は、ディープ牝馬のサクラサクⅡの15です。

 

 

16.12.26
 (社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重475キロ
担当スタッフ「この中間から週3回程度、直線走路でのキャンター調整をはじめ、合間に周回ウッドでのキャンターとトレッドミルを消化しています。少し毛が伸びてきましたが、脚元等含めコンディションは良好です。走らせた時に後肢の入りがまっすぐで、体躯を滑らかに前方に推進できています。以前はややぎこちない動きでしたが、走りのイロハを教えながら少しずつ四肢の動きに伸びも出てきたように感じています。この調子で全体の底上げを図りたいですね」
 
毎月更新をしているので、取り立てて真新しいことはないですが(苦笑)
これだけ乗り込んでも馬体重は減らないのは良いことですが、ディープ牝馬らしくない、ボッテリとした腹回りは、そろそろ少しシャープさを求めたいところです。
 
所属厩舎の藤原厩舎は、牝馬の…との枕付きで有名ですが、古馬ではストレイトガールの活躍があったものの、若い世代の活躍馬は、フラワーCを勝ったエンジェルフェイス程度。
牡馬は、故障してしまいましたがシルバーステート、クリプトグラム、トーセンバジル、明け6歳世代は、ステファノス、ガリバルディ、サクセスグローリー等々、活躍馬がズラリと、完全に一流厩舎としての佇まいを深めています。
 
生き残りが大変な分、厩舎の中での序列が下がると、それだけでアウトなだけに、丈夫さを武器に、このまま順調にデビューまで進んで行って欲しいものです。
 
以上、駆け足になりましたが、11頭の紹介と今年の抱負でした。
 
昨年は、リアファルを故障で先が見えず、レッドブリエも骨折、イグニスはボーンシストの影響が分からずで、展望をする気にもなりませんでしたが、今年は、既デビュー組は、大きい夢から等身大の夢まで、具体的なイメージを持つことができる馬が多く、未出走馬も、特に明け2歳馬が、頭数は少ないものの、血統馬がズラリと並んでいるので、一口を始めて以来、最高の状態で1年をスタートできます。
 
それが結果に繋がらないのがこの世界の常ですが、少しでも妄想が現実となるよう、それぞれが無事に1年を踏破するとともに、1つでも多くの課題を、クリアして行って欲しいと思います。
 
そんな彼等、彼女等を、時間と体力の許す限り、精一杯応援する。
それが私に課す、唯一にして最大の目標としたいと思います。
 
関東圏の重賞、愛馬出走G1、そして、アヴェ仔のデビュー戦は現地で観たいですね。
 
それでは、尋常じゃなく長くなりましたが、本年も宜しくお願いします。