自分では正直行きたくなかったのですが、息子の後押しを受け、朝から府中参戦してきました。
日中の気温は13度前後、体感はもっと寒かったですが、口取り権利の御蔭で正装だったので、凌げる範囲ではありました。

さて、まずは菊花賞、盛大に外しました(苦笑)
バンデについては人気的にちょっと意固地になり過ぎましたね…道中はネコ頑張れとずっと念じていましたが役者不足…それが無くても十分見せ場は作りました、ステイヤーズはこの馬でしょう。

そして、エピファネイア。
スタートから悲鳴が上がっていましたが、1周目下り切った時点で勝利確定でしたね。
同馬は好位競馬出来れば現役最強クラスだと常々思っていましたが、ようやくその素質の片鱗が見れたレースだったと思います。

祐一騎手がリーディング争いを捨ててアメリカに行ったのは、まさにこういう競馬をしたかったから。
時間は掛かりましたが、失敗の許されない舞台で、よく結果を出したいと思います。
この舞台以上に悪条件は恐らく無いと思うので、秋、そして来年以降の主役は同馬でしょう。
何かやりたそうな目を馬自身がしているのは若干気になりますが(苦笑)、騎手のコメント通り、どんどんタイトルを奪取してくれればと思います。
疲労は気になりますが、手薄になってしまったJCで観たいですね。

因みにレース直後に、ツイッターで口取り写真等を掲載されていた競馬ブックさんには感謝。
出資者でなくても、この心遣いには胸が熱くなりました。

期待していたマジェスティとヤマイチは、このタフな展開をひっくり返す程のタフさが無かった点では見込み違い。
マジェスティは来年後半以降に期待、ヤマイチは先行できない時点で体調的な問題があったのでしょう、しっかり立て直して欲しいと思います。

さて、本題。
今日のお目当てだった東京7Rダ1600m戦に出走したクラウドチェンバー。
やはり休み明けは走りました。

10/20 萩原厩舎
20日の東京競馬では五分のスタートから中団を進む。直線もジョッキーの追い出しにしっかり応える伸びを見せて2着。「いい位置取りで進められましたし、素晴らしい脚で最後も伸びてくれました。勝つことはできませんでしたが、格好はつけてくれましたね。今日のような渋った馬場も良かったとは思いますが、道中もこの馬なりにいいフォームで走れました。もう少し体の使い方が良くなってくれば言うことはありませんが、今は良くなっている途中でしょう」(大野騎手)「勝ち切ることはできませんでしたが、ジョッキーはよく乗ってくれたと思いますし、いい脚を使ってくれました。よく見たところ、レース中に左前脚の落鉄もあったので、その中でよく頑張ってくれました。この後は状態をよく見た上で決めていきたいと思います。しっかり次に繋げていきたいですね」(萩原師)休み明けの一戦に加えて雨の降りしきる悪条件のレースとなりましたが、好走してくれました。合う馬場状態だったとはいえダート2戦目で内容のある競馬をしてくれた点は次に繋がることでしょう。今後については脚元を含めた状態面をしっかり見た上で検討していきます。

パドックの感想は正直あまり芳しくはありませんでした。
デビュー以来最低体重でしたがまだ絞れる感じ、去勢明け云々の影響は無さそう…そんな感じでしたが、返し馬に入り、空回りせず走っている姿を観て、今日はやれるなと思い、急いでB指定からゴール前へ移動。

レースはスタートも芝の切れ目も問題なく、外の好位を楽に追走。
コーナーリングも久々に良い感じで回って来ましたが、追い出してからは首が高くなったものの、追うごとにフォームもましになり、最後はハイペースで苦しくなった先行馬を交わし2着確保。
勝ったダンディーレイはそこまで強い馬ではないので3馬身の着差は不満もありますが、4歳秋にして競馬を覚えている段階の同馬にとっては、芝より速い馬場、大外枠というサンデー系産駒にとって最高の条件が揃っていたことを差し引いても、合格点を挙げられます。

素質は誰が観ても明らか、一時は3歳のG1戦線参加まで夢見させていた馬にこれでもかという位裏切られ続けてきましたが、今日の好走で、想い続けたことに少しだけ応えてくれたことが今日は何より嬉しかったですね。

同馬にとっては、2年前の百日草特別以来の連対、個人的にも愛馬の連対は1年前のクリティカルの勝利以来、いよいよ出口が見えてきたかなという感じです。
次走は同条件ならエリ女の日か東スポ杯の日でしょう、楽しみに待ちたいと思います。