続いて6位から。

6位 マルセリーナ (父ディープインパクト、母マルバイユ、母父Marju 松田博資厩舎)

 明日札幌に入厩予定の同馬。
 兄のグランクロワは始動が早すぎたのか、成長力が無いのか、期待ほど走ってきていませんが、個人的には好みの馬でした。
 ディープ産駒は牡馬は色んなタイプを見てみたい気がしますが、サンデー系の牝馬に関しては硬いタイプより父似の柔らかいタイプを選ぶことが基本であると思っていますので、この馬の身のこなしの柔らかさは何よりの強調材料。
 こんなに早くの入厩は想定していませんでしたが、それ程状態が良いのでしょう。札幌2歳でアヴェンチュラのライバルと成り得る存在なので気持ちは微妙ですが(苦笑)、遠くないであろうデビュー戦が今から楽しみです。

7位 リフトザウイングス (父ハーツクライ、母レンドフェリーチェ、母父Cozzene 橋口弘次厩舎)

 一口ではアヴェンチュラ1位指名の代償として諦めつつも、出資したかったハーツクライ産駒のヒールゼアハーツ(母ミスティーミス)。現在既に入厩をしており、今月末のデビューを予定していますが、ハーツ産駒の名を広める役割を果たしてくれると確信しています。
 印象度の高いハーツクライ産駒の中でも、そのヒールを凌ぎ、一目見て惚れたのがこのリフトザウイングス。母のレンドフェリーチェは紫苑Sでお世話になった良い思い出があります(笑)
 プロフィール的には分かりやすい橋口厩舎のハーツクライ産駒、今週入厩済みでおそらく夏の小倉でデビューになるかと思います。500kgを大きく超える大型馬だけに、小回りでのデビューがどうかですが、漆黒の馬体が最後の直線で弾けるのが今から楽しみです。

8位 インパクトゲーム(父ディープインパクト、母グッドゲーム、母父Fly Till Dawn 松田博資厩舎)

 取られる心配が少なかったのでこの順位ですが、アヴェンチュラを除いた中では、この馬が実質牝馬ドラ1です。
 出資自体を最後まで迷っていて、渋々諦めた直後の昨年9月下旬にNF早来を訪れた際、アヴェンチュラを「2匹目のドジョウはいない」と評された後に、この馬を「もう他人の馬だから残念だけど、本当に乗り味が良いよ」と言われたのが、今でも大きく耳に残っています(笑)
 本当に皮膚が薄くて綺麗な馬です。関西馬ですが、絶対に自分の目で成長した姿を見たい1頭です。アヴェンチュラの桜花賞最大のライバルはこの馬だと思っています。

9位 マギストラ(父ディープインパクト、母マンファス、母父Last Tycoon 平田修厩舎)

 来週の函館芝1200mデビュー予定の同馬。
 マンファスの仔がまさかの1200mデビューということで、本当に驚いています(^^;
 マンファスの仔でサンデー系はフローラS2着のレースパイロットとジャングルバードのみ、そう言えばいずれも過去の指名馬だ…ちなみにキンカメは当然指名していません(笑)
この馬のキャッチフレーズは「今年のマンファスは一味違う!」、キャロットではなくサンデーレーシングでの募集と言うことで、牧場での期待も高いでしょう。
どう違うかは…すぐに答えが出ますね。

10位 エアジョイント (父ディープインパクト、母エアデジャヴー、母父ノーザンテースト 伊藤正徳厩舎)

 エアデジャヴーも今年で15歳なんですね、それにまずビックリ(^^;
 エアメサイア、兄のエアシェイディはまだ現役で頑張っていて、サンデー×NTの象徴みたいな存在になっていますね。
 ここまでもそうなんですが、ディープ産駒って、最近不調に陥っている名牝を、復活させてくれそうな予感を持たせる仔が多いんですよね、この馬がまさにその象徴の様で。
 この馬も既に入厩済み、晩成傾向にあったシェイディとは違い、早目から動けそうというのも強調材料です。

取り敢えず今日はここまでかな、続きはまとめて時間が取れる時にm(__)m