toccha note -32ページ目

toccha note

地味で気楽、ときどき自律神経失調な毎日。テキトーに綴ります。


年末、だんなとだんなの故郷へ



いつもより長い里帰り。



おとうさんは変わらない。なにも、どこも、元気、元気。



食事を改善してみようと本を持参する。おかあさんがんばっている。

緊張とストレスで身体がこわばってしまってる。


私に体調不良訴える。


すぐ、全身マッサージ施す。2時間ほど二人きりにしてもらい、じっくりとほぐす。

話に耳を傾け、不安で冷え切った身体を手のひらで温め続ける。



私だって妻だから。



おかあさんの気持ち 手に取れるようだ。



おとうさん 遠くから心配する。

自分のせいだと思っているに違いない。


おとうさん、そうじゃないのよ


夫を愛しているから 辛いのよ。

自分の愛が、そうさせるのだから



妻は夫を

恨んだりしない。



そばにいさせてやりたい、この支えあう夫婦を。

片ほうだけになってしまっては、とても歩めないであろう 二人を。




それからすぐに、建売は諦めて、

膵臓がんについて調べまくった。医学書ひっくりかえし、ネットつなぎまくって。



だんなのお父さんだけど、私のおとうさんでもある。



ほっとけない!少しでも長く、家族と過ごす時間を作ってやりたい。

冷静に動けるのは、現実を一番シビアに受け止められるのは、私だけだ。



毎晩、だんなが眠った後

調べては泣き、調べては泣いた。


多くの大切な人に先立たれてきた私


病気がちで、何度も死にかけて親より先立ちかけてきた私


言葉じゃない、わかるんだ。


時間がないってことだけは。



おとうさんのいまは、用意された いのちのときだ。


だんなのお父さん。私のおとうさんでもある人が。


昨年12月、膵臓がんと宣告された。

すでに、僅かではあるが、肝臓に転移していた。手術は不可能だった。



その頃、私は、そろそろ賃貸生活を抜け出して、持ち家を考え出していた。

今のマンションの近くに、建売ができると聞いて、いいなあ、とか思っていた。



だんなから携帯に電話があって、

「よくない話だよ。」と言われて  そのことを知った。


膵臓がん、ときいて、すぐに、「長くない・・・」と思った。


どこかで仕入れた知識だったのか、直感だったのかわからない。



だけど、長くない、とすぐにわかった。



そのことは、だんなには 言えなかった。