サラリーマン最後の感動 | ガチで紹介する起業アイデアと本当にリアルな退職→起業日記

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37歳にして社会的な肩書きを一切放棄してみました。大切な家族と自分の人生のためにもがいてみてます。

周りや自分自信が見えていなかったのかも

本当の辞める理由は以前の記事で書いた通りですが、

兄弟が重大な病気で親族一丸となって実家の自営業を

助けるという流れです。


このストーリーだと、辞めなければいけない理由で

はありません。それがミソで、こんな理由もあって、

家族を助けたいって気持ちから、自主的に辞めたい

んです、と。辞めなきゃならない理由だと完全な

ウソになって無理が生じます。


-2015年7月中旬-

意を決してまず次長に報告。

→次長「んーとりあえず一週間もう一度考えて。
来週話そう。」
私 「はい…」

(一週間後)

→私 「変わりません。やはり辞めます。部長に
報告させてください」
次長「外に行って話そう」(もう一人の次長参戦)
私 「はい…」

~次長の過去のご経験やご友人のありがたーいお話~

私 「ありがとうございます。でも決めましたので」
次長「わかった。部長に行ったら後戻りできないぞ?」
私 「承知してます」

(翌週)

部下A「今日夜大丈夫?部長が話すってさ」
私 「(来たか…)はい…」
(┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ジョジョ風)

もう私の中ではボコボコに言われ、何発か殴ら

れるの覚悟ですよ。真面目にボイスレコーダーを

ポケットに入れてましたから。

その日の午後15時に部長から呼ばれ「行くぞ」と。
(┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ジョジョ風)

どこに行くとも告げられず、ついたのは都内某所。

サシ飲み開始。

部長「で、なにがあったかもう一度説明しろ。」

私  かくかくしかじか…

部長「ふーん」「どーせお前は…で…だから…」
〈省略〉

私 「はい… はい… はい… 」

部長「結局逃げんのか?それでいいなら辞めろ!」

私 「はい」

部長「よし、じゃあもう一軒行くぞ」

海辺のバーへ移動し、部長子飼いの先輩を呼び出し、

なぜか相撲大会開始…

部長「やっぱり辞めんのはダメだ。まず休め。
その間にやることやって、よく考えろ!」

私 「え…」

相撲でワイシャツ血だらけです。


読者様も意味不明だと思いますが、真実なので。

で、こんな飲み会が2度ありまして、3週間

お休みいただき、出社後は会社のルールに則り

スケジュールを部長に提出し、「これで進ませて

ください。やはり気持ちは変わりません」と

提唱にお伝えしました。

案の定、「お前はバカだ、アホだ。逃げるんなら

好きにしろ」と言われましたが、その後数日後に

は、なんだかんだ嫌味を言われながらも応援して

くれると言っていただきました。


その後、手続きを部下に指示してくれ、また

いろいろと根回ししてくれ、戻りたく(戻れる

状態)なったら同条件で再雇用してくれること

まで役員を巻き込んで社長決済をもらって

くれました。


結論。

真意はわかりませんし、相撲大会とか意味不明

ですし、でも、なんか、結果として嬉しくて涙が

出ました。

他の先輩や元上司、同期や同僚から叱咤激励を

頂戴しました。


一番心に残っている言葉↓

「お前のことだから、よくよく考えてのことだろう。

でも会社なんて利用するだけしたらいいんだから

辞めるなら自分ができるだけ得するように辞めろ。

規則や規定でなんか引っかかってるんなら、言え!

俺たちが人事に絶対通してやる」

日頃の人間関係がわからない皆様にとっては

わからないと思いますが、本当に嬉しくて、

涙が出ました。

人事に実際に通せるかなんて知りませんし、

どうでもいいんです。

嘘でも勢いの言葉でもいいんです。

気持ちが嬉しいじゃないですか。

一生の宝物になりました。