周りや自分自信が見えていなかったのかも
本当の辞める理由は以前の記事で書いた通りですが、
兄弟が重大な病気で親族一丸となって実家の自営業を
助けるという流れです。
このストーリーだと、辞めなければいけない理由で
はありません。それがミソで、こんな理由もあって、
家族を助けたいって気持ちから、自主的に辞めたい
んです、と。辞めなきゃならない理由だと完全な
ウソになって無理が生じます。
-2015年7月中旬-
意を決してまず次長に報告。
→次長「んーとりあえず一週間もう一度考えて。
来週話そう。」
私 「はい…」(一週間後)
→私 「変わりません。やはり辞めます。部長に
報告させてください」
次長「外に行って話そう」(もう一人の次長参戦)
私 「はい…」~次長の過去のご経験やご友人のありがたーいお話~
私 「ありがとうございます。でも決めましたので」
次長「わかった。部長に行ったら後戻りできないぞ?」
私 「承知してます」(翌週)
部下A「今日夜大丈夫?部長が話すってさ」
私 「(来たか…)はい…」
(┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ジョジョ風)もう私の中ではボコボコに言われ、何発か殴ら
れるの覚悟ですよ。真面目にボイスレコーダーを
ポケットに入れてましたから。
その日の午後15時に部長から呼ばれ「行くぞ」と。
(┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ジョジョ風)どこに行くとも告げられず、ついたのは都内某所。
サシ飲み開始。
部長「で、なにがあったかもう一度説明しろ。」
私 かくかくしかじか…
部長「ふーん」「どーせお前は…で…だから…」
〈省略〉私 「はい… はい… はい… 」
部長「結局逃げんのか?それでいいなら辞めろ!」
私 「はい」
部長「よし、じゃあもう一軒行くぞ」
海辺のバーへ移動し、部長子飼いの先輩を呼び出し、
なぜか相撲大会開始…
部長「やっぱり辞めんのはダメだ。まず休め。
その間にやることやって、よく考えろ!」私 「え…」
相撲でワイシャツ血だらけです。
読者様も意味不明だと思いますが、真実なので。
で、こんな飲み会が2度ありまして、3週間
お休みいただき、出社後は会社のルールに則り
スケジュールを部長に提出し、「これで進ませて
ください。やはり気持ちは変わりません」と
提唱にお伝えしました。
案の定、「お前はバカだ、アホだ。逃げるんなら
好きにしろ」と言われましたが、その後数日後に
は、なんだかんだ嫌味を言われながらも応援して
くれると言っていただきました。
その後、手続きを部下に指示してくれ、また
いろいろと根回ししてくれ、戻りたく(戻れる
状態)なったら同条件で再雇用してくれること
まで役員を巻き込んで社長決済をもらって
くれました。
結論。
真意はわかりませんし、相撲大会とか意味不明
ですし、でも、なんか、結果として嬉しくて涙が
出ました。
他の先輩や元上司、同期や同僚から叱咤激励を
頂戴しました。
一番心に残っている言葉↓
「お前のことだから、よくよく考えてのことだろう。
でも会社なんて利用するだけしたらいいんだから
辞めるなら自分ができるだけ得するように辞めろ。
規則や規定でなんか引っかかってるんなら、言え!
俺たちが人事に絶対通してやる」
日頃の人間関係がわからない皆様にとっては
わからないと思いますが、本当に嬉しくて、
涙が出ました。
人事に実際に通せるかなんて知りませんし、
どうでもいいんです。
嘘でも勢いの言葉でもいいんです。
気持ちが嬉しいじゃないですか。
一生の宝物になりました。