トットARTSフェス2020と東京 ソテリアインタビュー
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 東京ソテリアインタビューの目的
1東京ソテリアは、就労継続支援A型事業所を運営 ・就労対象者に精神障害者が多い。イタリアボローニャとの交流
があり、40年かけて精神病院を廃止した国。
2トット文化館は就労継続B型事業所で、ろう者以外に、精神・
高次脳機能障害など複合の対象者がいます。精神障碍者は自 立する過程で、「支援する側とされる側」「患者と医療従事者」の 関係になってしまう。
3障がいのある人もない人も、ともに生きる上で、インクルーシブ (包括社会)の理念のもと、社会参加と自立を目指す。
  
 質問1 トットARTSフェス2020に実行委員会から参加頂き、当日「精神障 害者の声を聞こう~演劇との出会いと回復へのストーリー」と題して、当事 者によるパネルトークを開催しました。 この意義と成果について
意義 精神障がい者当事者がパネリストとして5人参加。
・ 5人の共通項は、演劇活動を通じて自立していること。
・ 氏名と顔を出してもよいとの発言は、自信に溢れていた。 ・ 「治療する人される人」との関係から、ともに語り合う仲間
同士という深い絆が存在していたことです。
成果・ パネルトークはお互いの相乗効果によって、各人の 自立の過程(プロセス)が明確になりました。
・ 役割を演じることで、他者の立場を良く理解できます。 ・ 当日の来館者に強い印象を与え、Eテレで放映して欲し
いとの要望もあり、中身の濃い内容でもありました。
 
 質問2 東京ソテリアの主な事業を紹介して下さい。
• 障害者総合支援法に基づく共同生活援助事業 地域活動支援センターI型事業
就労継続支援A型事業 特定相談支援事業、障害児相談支援事業 地域移行支援、地域定着支援を運営
(江戸川区委託)
• 精神障害者自立生活体験事業
• 高次脳機能障害者支援事業
• 精神障害者退院促進支援事業(平成22-24) • 精神障害者居住支援事業(平成22-23)
 
 質問3 東京ソテリアの特徴は?
• 普及啓発活動にも力を入れている→講習会、講演会を企画 • ピアサポート(仲間の支援)に力を入れています。 東京ソテリアの現在給与払い人数52名のうち、障害者は23名
人数カウント障害者雇用率44%
私たちは障害者とともに働き、ともに過ごすことが当たり前。 だからこそ、障害者が主体で発信できます。
 
 東京ソテリアの特徴2
• 都市交流事業の実施
韓国・ソウル(平成24-)
スイス・チューリッヒ、イタリア・ボローニャ(平成25.27.28.29.30 -)
フィジー共和国(平成26-)等との福祉交流
《重要にしている視点》
当事者とともに実施 当事者の目で見たことを現場に持ち帰ろう!!
 
 質問4 イタリアと日本は精神保健システムに違いがありますね。教えて 下さい。
 イタリア
• スタッフ(人口10万人に対し) • 精神科医: 7.83
• 看護師: 19.28
• 社会福祉士: 1.93 • 心理士 2.58
• 精神科病床数 (人口10万人 に対し):
• 総合病院: 10.95 • 居住施設: 46.41 • 精神科病院: 0
日本
• スタッフ(人口10万人に対し) • 精神科医: 10.1
• 看護師: 102.55 • 社会福祉士 6.06 • 心理士: 3.99
• 精神科病床数(人口10万人 に対し):
• 総合病院 73.12
• 居住施設: 16.23
• 精神科病院: 204.4
  <引用>「脱施設化の40年 イタリア、ボローニャにおける精神保健サービス 未来への実現と挑戦」2018アンジェロ・フィオリッティ
 
 質問5 この事業をとおして解決したい課題は?
 医療主導型ではなく、
地域の中で障害をもつ当事者が
あたりまえに暮らせる 「当事者主体の社会」をつくることです。
ユーザーがサービスを評価し選択をするのは当たり前。 精神科医療においては???
・日本は世界に類を見ない精神科病床数 ・精神科病院への長期入院
33万人の入院 うち 7万2千人の社会的入院* 厚生労働省「10年で地域へ」 ⇒
地域における精神保健のあり方が問われている!! *社会的入院・・・受け入れ条件が整えば退院可能な患者が入院している状態
 
 質問6 トット文化館と共同で行う事業はどんなことでしょう。
1.トットARTSフェス2020に出演し、皆さまと 交流することです。
2.公演旗づくりワークショップとパネル展示を、 準備しています。文化館2階のスペースを借 りて行います。
 
 参考資料;トットARTSフェス2020プログラム


  
 トットARTSフェス2020東京ソテリアの舞台と展示