そういえば書いていなかったと、また遡って出産直後のことを。

 

 

 

12月頭に性別がわかってから何となく名前を考えるようになりました。

 

夫がスポーツ全般好きなので、いつしかスポーツ中継をみながら名前をチェックするのがお決まりににっこり

 

 

この名前いいなぁとか、こういう系統の名前は素敵だなぁとか、この響きがいいなぁとか話しながら何となく候補を挙げていきました。

 

 

箱根駅伝を見ているときは名前チェックが忙しかったです笑

そうそう、東京マラソンを走っていた山下一貴(いちたか)選手の名前がカッコ良いなぁとなり、一時期「一◯」とも呼んでいました。

◯は夫の名前から漢字一文字拝借。

例えば夫の名前が「智也」なら「一智」(いちとも)…といった感じです爆笑

ミニ夫みたいで本人や共通の友だちに不評でした爆笑

私だけが気に入って呼んでいて、生まれる前に購入した国内線の航空券もその名前で取っていました。

結局違う名前になったので、初飛行機は謎の名前で搭乗した息子爆笑爆笑爆笑

 

 

 

候補を挙げる際は同時に避けたい名前もあげました。

家族、親戚、友人の子どもの名前。

地元の政治家の名前(街に貼られているポスターが目につくので…)。

芸能人、スポーツ選手、アナウンサーなどよく見聞きする方でよくない話やスキャンダルがあった人の名前。

そうそう、歴代の元彼と名前はもちろんあだ名がかぶらないように「◯◯のつく名前は避けたい」と申告しました笑

 

 

 

 

そんな感じで5つほど候補を挙げました。

音の響き先行で、この時点で漢字は考えておらず…というか、生まれてもない子の名前を考えるのはどうしてもかしっくりこなくて…。

 

 

 

顔を見ないとわからないから顔を見てから考える凝視

 

 

 

と決め打ちしないで出産を迎えました。

 

 

 

生まれたあと数日は名前を考えるどころではなく、GCUに移動して少し落ち着いてから「さて、どうしましょう」と夫と膝を突き合わせて話し合いがスタート。

 

 

 

 

事前に挙げていた名前は全部ちがうと私が却下。

 

母音を「い」で結ぶ名前はこの子の雰囲気ではないと夫。

強い音の名前ではなくやわらかい音がいい、母音は「あ」や「う」がいいと難しいことを提言してきました。

 

 

 

人の名前って本当に難しいです。

そしてもう胎児ネームで呼べなくなることに泣けてくる妊婦メンタル…。

トツキトウカの赤ちゃんのイラストを「私の赤ちゃん」と思いずっと過ごしてきたので、目の前の赤さんに私の赤ちゃんを奪われるような気持ちもありました。

意味がわからないと思うのですが妊婦メンタルゆえ…。

 

 

 

・苗字が長いので名前は3文字以内

・創作せず昔からある名前

・すんなり読んでもらえる漢字と名前

・できれば訓読みの名前

(重箱読みや湯桶読みは避けたい)

 

が私のゆずれないポイント。

 

 

 

 最終的に私が「あ、これいいかも」と思った名前を夫も気に入り命名しました。

 

偶然にも私の譲れない条件もオットの母音問題もクリア🙆‍♀️

 

名前の意味もとてもよくて、この入院騒動も含めた意味。

 

同じ名前の俳優さんはとても硬派でお仕事に真摯な人。

 

苗字と合わせてもとてもしっくりきて響も良し。

 

 

なぜ妊娠中に候補に挙がらなかったの…?と思うくらいぴったりの名前で着地することができました。

 

夫も私もわだかまりなく不思議なくらいスッと決まったのでよかったです。

「素敵な名前だけど本当に私の思いつきでいいの?!」と何度も夫に聞いて確認しちゃいました笑

「え、ダメなの?!驚き 笑」と夫

簡単決めたわけじゃないけどあまりにもすんなり決まったので3日くらい寝かせました爆笑

 

 

 

生まれた一週間後に出生届を出し、その足で医療証、児童手当の手続きまですませてしまいました。

区の窓口の方に出生届の記念撮影を勧められて、一応写真をパシャリ。

 

その後、自宅に息子宛の書類が届いた時は

 

 

 

「あぁ、本当にこの名前なんだ」

「公的に存在する命なんだ」

 

 

 

としばらく慣れず、フルネームを見るたびにソワソワしました爆笑

 

 

 

名前を考えている時は名付けのプレッシャーで頭がグルグル。

人生で何度も経験することではないので、とてもパワーをつかった名付けでした。