今回の妊娠は2024年4月末の出産を予定していましたが、実は妹も同時期に妊娠しており、私の2ヶ月後、6月末が予定日でした。

 

 

しかし、予定より2ヶ月早く出産。

息子とは2ヶ月違いのお誕生日のはずが、2週間違いで生まれてきました。

 

生まれたときは1,500gを切っていたものの、とっても頑張って成長してくれ、当初の予定よりも早く退院。

妹は現在、急に始まった新生児との生活に奮闘中です。

 

 

娘の子が2人とも入院、特に妹の方はかなりの早産で母は相当参っていたようですが…。

幸いにも、2人とも大きな疾患を持つことなく、息子は数日、甥っ子はひと月半ほどで退院することができました。

 

 

自分の経験と妹を見ていて思うことは…

 

 

産褥期のママは無理せずに休んでほしい。

 

 

 

自身の入院中こそ小児科の看護師さんたちはママのフォローもしてくれますが、退院したら自己責任です。

自分が入院中はどれだけGCUに滞在して疲れても、同じフロアを数分移動すれば自分の病室に帰れるし、あたりまえにご飯は3食でてくるし、上げ膳据え膳で休みたいときに休めました。

 

でも、退院するとどんなに無理をしても「頑張ってるね」「無理せずちゃんと休んで!」なんて言ってママをフォローしてくれる人はいません。

 

正直言って、退院直後の3日間くらいの面会が一番つらかったです。

身体中が痛いし、お股は壊れているし、骨盤グラグラで歩くのに時間がかかるし、約ひと月の入院で体力は落ちてるし、とにかく全てがしんどい。

白い顔してバスや電車に乗っていたら、妊婦に間違えられて(まだお腹も出ていた)何度席を譲られそうになったことか。

 

 

面会に行くと小児科の看護師さんに「明日は何時に来られますか?」と明日の面会予約について必ず聞かれるのですが、ここで「明日は来られないです」と言える勇気が私にはありませんでした。

 

来ないと言ったら冷たい母親だと思われるのではないだろうかとか。

赤さんに会えなくて平気だなんて思われたらどうしようとか。

 

 

そんなことを考えて、毎日無理して痛む体を引きずるように病院に通いました。

妹も全く同じことをこぼしていて、看護師さんは事務的に聞いているだけなのに、勝手に圧だと感じてしまったそう。

 

 

産後すぐのNICU入院によるストレスと、自身の退院直後に無理をしたせいで、私は母乳育児のスタートをうまく切れなかったと感じています。

母乳に関しては本当に後悔しかありません。

 

 

友だちにもらった言葉ですが、長い長い家族の歴史を振り返ったらほんの少しの時間だから。

 

毎日面会に行くことはもちろん愛情や責任かもしれないけれど、毎日行かないからといって愛情や責任がないわけじゃない。

 

 

あの時は、毎日行かないときっと後悔するって思っていました。

でも今は、あのとき休まなかったことを後悔しています。

 

 

 

全てタラレバで、どちらをとっても結局後悔があったと思いますが、目先のことじゃなくてこれからずっと続く育児を考えて選択すればよかった…。

 

 

これから先も、ついつい自分さえ我慢すればって同じような選択をしそうになる場面が出てくると思います。

でも、自分の体あっての育児だから。

赤さんのために、家族のために、自分の体を労る選択をできるようになりたいです。

 

 

ママへってタイトルをつけながら、自分への戒めです。