【備忘録】 入院病棟 | ぱいれーつかあさん☆彡羅針盤はマヤ暦!

【備忘録】 入院病棟

おかげさまで息子は土曜日に退院。


クリスマスを自宅で過ごすことができ

望み通りのレゴのプレゼントに大喜び。



『退院したら クリスマス! イナズマイレブンの映画!!』


これを合い言葉に頑張ってきた私達。


今日 約束のイナズマイレブンの映画を見に行くことになっている。



少しずつだが いつもの日常が帰ってきた。




でもふとした瞬間に思う。

一週間前の今頃は・・・・と。


ほんのわずかだけど 病室で一緒に過ごした仲間のことを。





ここの子ども達のところにも

サンタさんは来てくれたのだろうか・・・


あの柵に囲まれたベットの中で眠る子ども達の元に

サンタさんは来てくれたのだろうか・・・




一週間の入院


長いようで短くて

短いようで ずっしり重い一週間



下界に帰ってきた息子と 普通に暮らす日々が戻ってきた。




忘れちゃいけない

忘れちゃいけない



あの場所で見たこと 感じたこと



今日は 息子と過ごした入院病棟について記したい。



ぱいれーつかあさん 今日もざっぱーでいこう




壁に大きなトトロ


この絵がどこに描かれているか想像してほしい









答えは 『手術室前』だ


大きなトトロの脇に バス停


バス停は『しゅじゅつしつまえ』

時刻表

そして ネコバスの終点は『びょうしつ』だ


一体 何人の子ども達が このトトロをみて手術室にむかっていっただろうか・・・
ぱいれーつかあさん 今日もざっぱーでいこう













 
















手術室前

トトロは入り口のこの位置に・・・


手術室に入る子ども達の不安な気持ちを少しでも和らげようと

たくさんのキャラクターの絵が描かれている。


一歩 中に入ると 右脇に これでもかとぬいぐるみ達が並び

闘う子ども達を応援する


親は この入り口でさよなら


この病院のオペ室は全部で5カ所

それぞれの場所で闘いが始まる。


ぱいれーつかあさん 今日もざっぱーでいこう






















ここは待合室

手術中の子ども達を待つ部屋というか 小スペース。


エレベーターホールわきで 今日もたくさんの家族が手術の無事を待っている


手術を終えると

看護士から声がかかり 3階の手術室に我が子を迎えに行く



うちの場合 3時間

ほとんど同時に手術室に入った同室の3歳のRくんの家族は

5,6時間はこの場所で待っていたように思う


また手術担当の看護士さんの話では

長い手術は 朝に入り 翌日の明け方まで続くこともあるという


ただのエレベーター前小スペースは

それぞれの家族の祈りのブースだ


ぱいれーつかあさん 今日もざっぱーでいこう



息子を迎えに手術室


移動ベッドで眠る我が息子










ぱいれーつかあさん 今日もざっぱーでいこう





















病室に戻り 息子の麻酔が醒めるのを待つ



ベッドの上で過ごすたくさんの子ども達

ガラスごしに いろいろな病室の子ども達の姿 家族の姿がみえる



管でつながれていない片手で

上手に遊ぶ子


「ぼくのまま いつくるのぉ~」

ナースコールボタンをやたらと押しては 

何の都合か 何日も訪ねてこない母親を一人待ち続ける3歳児



目があいたままの娘さんの脇で

声をかけ続ける両親



たくさんの管につながれ

機械音の中 ただただ眠り続ける子






そしてこの病室に長くいると

あっちの部屋が賑やかになり こっちの部屋が賑やかになり・・・


看護士や家族が集まり

これから手術室にむかう子ども達を送る場面を何度も何度もみた


そして

「よくがんばったね・・・」と戻ってくる場面も 何度も何度もみた。




ぱいれーつかあさん 今日もざっぱーでいこう




息子が麻酔からさめ

痛がってはいたが 

夫と交替で部屋を離れた









2時半過ぎ・・・


遅めの昼食


入院道具で揃え忘れたものも買いに病院近くのショッピングモールへ・・・・





車でほんの少し飛ばしただけなのに 別世界


クリスマス一色の平和でまぶしすぎる世界だった





なんだか自分だけが 

ぽつんと違う世界からやってきたような重く悲しい気持ちでいっぱいになった



急いで昼をとる


きゃっきゃと軽く明るすぎるフードコート
ぱいれーつかあさん 今日もざっぱーでいこう



















 


広い広いフードコートに

幼稚園ママと子ども達のグループ



いつもは自分もむこうの世界にいるのに

なんだか 彼らをみるのが苦しくて


遠く離れた場所に背をむけて うどんをすすった




急いで病棟に戻ると
ぱいれーつかあさん 今日もざっぱーでいこう



ホール前では

変わらずに子どもと待つ家族







そして病室には
ぱいれーつかあさん 今日もざっぱーでいこう



病と闘う

柵の中の子ども達・・・












外来時間がすっかり過ぎた夕刻

広い食堂で ぽつんぽつんと 食事をとる母親達の姿・・・




この世界の違いは 何なのだろうか

神様って 本当にいるのだろうか


そんなことを考えてしまう私がいた






この日に心から思った

今じゃ リアルな友人となった あやさいかかさん のことを思った



彼女達家族は 

入院病棟の中で闘ってきた


「ディズニーに泊まること」「嵐に会うこと」を支えに 

辛く苦しい治療に耐え続けた 10歳のあやちゃん


そんなあやちゃんに少しでも楽しく豊かな時間を・・・

と そばで支え続けた かかさん 


家族のこと 友達のこと 学校のこと バレーやフラのことを思いながら

病棟で生き抜いた二人




一方 こちらは たった一週間の それも検査のためだけの入院

手術室に入るとはいえ たかだか針を刺すだけのもの


下界では深刻でも 病棟に入れば平和すぎるレベルの息子のネフローゼ

そんな入院を大きく記事にしてしまっている自分

兄妹のことなんかも書いてしまったけど 彼女が読んだら どんな気持ちになってしまうのだろうか・・・




なんだか 彼女に対して申し訳ない思いでいっぱいになってしまった。



思い切って 彼女にメッセージを送った


すると 彼女から こんな言葉がかえってきた




・・・・あやまんないでよ~♪


病気に

大きいも小さいもない・・・といえば、正直・・・ある!と思ってしまう自分がいます。


命に関わるもの・・・

人生を左右してしまうもの・・・


あやが入院した当初、同室の女の子が盲腸と聞いたとき

「何それ?」と思った自分もいたよ。正直。


でもさ・・・

関わる家族、特に親にとってみれば「入院」なんて異次元のお話で

自分には縁のないお話。って思う人がほとんどだと思う。


でも 病気も入院も

「あすは我が身」と思って生活していれば

何の問題なく健康で過ごせる毎日は ほんとにありがたいことだよね。


小さな幸せは、ほんとは大きな幸せなんだって気づけることで

その人の人生は もっともっと幸せな人生になると思う・・・


・・・・・・・

ほんとに辛かった。

すぐ退院していく子

整形外科的手術で 体は元気で走り回っている子。

どうしてこんなに元気な子たちと あやは同じ病棟にいるの?ってほんとに悔しいこともあったの。



でもさ・・・

その子達の親も 私と同じように 

子ども達のことを心配して 大事に思っているのよね。


その気持ちは親としてかわんない。


だからレベルなんてないよ。


気にしないで。

とってぃは とってぃらしいブログを描き続けてね!

応援してるよ~




ありがとうね

かか・・・





小さな幸せは 大きな幸せなんだ

と 気がついたはずなのに 日常に慣れてきた自分。


今まで通りの日常・・・

今まで通り 子ども達に吠える冬休みですあせる




なんだか うまくまとまりませんが 

日常にうんざりしてきたら この記事を読み直そうと思う私です。



最後まで読みました~のぽちっと一押し よろしくね!ニコニコ

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追伸!!


ぱいれーつベスト2012 選考会  


本日締め切りです!!

いや あなたがこの記事を読んだ 今で構いません。にひひ(30日でもOKよ~♪)



決して 読み返さず

あ~!っと思う記事 10こでも 20こでも私に教えて下さいませ!!



あなたからの票が入っておりません!!叫び

私がおねだりする前に 是非是非!


そして 

ぽつんぽつんと 初めてのお名前をみて 感激している私です。

読んで いつもスルーのあなたからの愛を待ってます!ラブラブ